先々週にレコーダーを手に入れたが、2週続けて持ち忘れた。ついでにノートと筆記用具も忘れ、メモをしようと思った矢先にくじかれた。そんな矢先にダビからは復習がてら以前に教えたことを質問され、口ごもる。次回は必ずや。リズムも反復練習したところで覚えているのは半分弱だろう。「忘れる」はもったいないとも言い換えられる。

気づけば半年の間ワークショップに通っている。小手先だけではない叩き方は身についているのだろうか。スティックではなく手で叩くことの意味を考えた。打面のポジションでなく、しならせてヒットするポイントを変えることで音も変化させることができる。まだ足りない。

ジャンベのストラップが切れかけていたので浅草のパーカッションセンターにて購入した。新調したヒロシで隅田川にて叩く。あのショップの系列店が近くにあり、その足で出向く。「それ、ジャンベですか」と声をかけてきた店員もジャンベを持っているそうで、話が弾んだ。彼女も以前はワークショップに通っていたとこのことで、突き詰めると同じところだった。習っていた講師も同じ。先輩にあたる。こんなところでも繋がるなんて。狭かった交友関係が広がっていく。
これは現実ではないと分かったので、その世界では傍若無人の酒池肉林。独裁者で恐怖政治も辞さない自分を知った。地位も名誉もなくて良かった。欲という欲を満たそうとするだろう。他者の存在が道徳観を確立して人間性を保つ。コミュニケーションは体力を消耗し、リラクゼーションを求めて一人になりたがるが、引きこもってばかりでは危うい。それでいて夢と自覚した夢を見たい。バランス感覚は乏しいほうだ。目をつぶって片足で立って10秒と持たない。

ハッピー・バースデイ・トゥー・ユーを歌い終わるや否や本塁打を放つあたり井端は男前。サイクルヒットはもう何度もリーチ棒を出している気がするが、なかなかツモれない。ともあれ無様で不甲斐ない先日の負けを払拭した。一丸となり、研ぎ澄まされた集中力を明日まで持続させて、勝ち越したいところだ。

5失点はしたが中田は良い球を投げた。調整登板が効いたのだろうか。川上にもぜひワンサイドゲームでの中継ぎ登板を。傾きかけた流れは岡本、平井、岩瀬がきちんと締めて断ち切った。投手陣は整いつつある。

近くに老夫婦が住んでいる。70過ぎに見える主人のほうは気難しそうで「何やってんだ全く。どんくさい」と舌打ち交じりで嫁に毒づいている姿を何度か見たことがある。その女房は彼より一回り若く、かんしゃく起こされても眉一つ動かさなかった。亭主関白のようでいてその実、手のひらで転がしているのは夫人のほうなのだろう。

スーパーから帰り道で二人が前を歩いていた。買い物袋を一つずつ持ち、空いた手を繋いでゆっくりとした歩調はおそらく主人に合わせている。常に手持ち無沙汰の僕だが理想像だ。追い抜かず、風景にいそしんだ。

カキランベはジャンサの時と同じくまず歌から、そしてリズムに入る。1stは“中高○低○○”の繰り返しで単純ではあるものの、6拍子でタイミングがとりづらい。“中高○低中中中高○低○○”という、1stの合間に連続した中音を入れる2ndのほうがやりやすかった。似たリズムを合わせるところが面白い。強弱が生まれる。歌もジャンベも躊躇して小さくなるより、開き直って押し通すほうがベター。新しいリズムを教える度にダビはその活用時や込められた意味も説明してくれるがことごとく忘れている。メモを用意しよう。

大勝の翌日は怖い。満遍なく点を取れとは、今まで援護がなかった朝倉も思っていることだろう。ゴールデンウィークは散々だったが、ここから上昇気流に乗りたいところ。

僕が中継を見る試合は大抵、中村紀は高速で追い込まれて凡退する。良いイメージは湧いていなかった。今日の結果で打点と本塁打は10傑に入っただろうか。心象は若干良くなった。福留、ウッズ、森野、中村紀という長打率の高い中軸なんて、本拠地がナゴヤ球場の頃以来のように思う。