キュウリの漬物を買う青年として、その青果店
では顔を覚えられている。歯切れの良いべらんめえ口調が下町育ちを感じさせる主人とその奥方が切り盛りしており、二人とも高齢ながら覇気は衰えを感じさせない。
まけてくれるのは奥方のほう。今日は主人しか店におらず、彼が4本200円のキュウリをビニール袋に入れていると、そこに夫人が中から出てきて「1本おまけしてあげて」と促した。さらに「そっちの古漬けね」と付け足した。彼女は僕の好みまで把握している。「色男は得だねえ」白い歯を見せながら主人は僕に5本のキュウリを渡す。「焼き芋も食べるかい」と言われて表を見ると釜があった。満腹だったのでまた次の機会にごちそうしてもらうことにする。
1荒木(二)
2井端(遊)
3
4ウッズ(一)
5
6アレックス(左or右)
7
8谷繁(捕)
現段階で考えられる中日の打順は以上。この右打ち5人は怪我か大きなスランプでもない限り今季からいじることはないだろう。空いている3、5、7番は左打者になる。センターにコンバートとなった福留がクリーンアップのどちらに入るかは分からない。できれば3番を打たせたいが、そうすると下位打線がひどく弱い。守備力が著しく低下した立浪は、勝負強い打撃がどこまで戻るか。理想は7番に据えて相手投手にプレッシャーをかける。台頭戦力が登場するとなお良い。
中日新入団選手発表と背番号変更
毎度、落合監督は背番号のシャッフルをおこなう。7、8、16、8、31と森野は入団以来10年で5度目の変更となった。今季前半はレギュラーとして活躍するも途中から失速して,268に9本塁打46打点に終わった。僕はキーマンに彼を挙げる。秋季キャンプでは監督から地獄のノックの洗礼を受けた。シーズン通しての活躍、息切れさせないためだとうかがえる。持ち前の打撃センスをいかんなく発揮して森野が5番に定着すれば、優勝に大きく前進する。
以前、ヘルパーをしていただいていた女性と街で偶然再会した。「久しぶりじゃないの」と大きな声で、バシバシと腕を叩かれた。近況を語り合う。彼女は在日コリアンで、いかにもオムニといった雰囲気だ。面倒見が良く、豪快で、エネルギッシュである。
僕に足りていなかったエネルギーを分けてもらい、その維持とさらなる昇華のためにDeee-Lite。テイ・トウワは全然変わらないなと、これを買った高校生の頃は三十路に間違われた僕も今では実年齢より若く見られ、それは責任感がないからであったとしても、理由はさておきグルーヴを全身で受け止める。まだいける。
- Deee-Lite
- World Clique
中島、ジョニー、トシ、豆蔵のロックバンドSPEED WAYは1980年代のアマチュアバンドブームに乗っかってメジャーデビューした。1stシングルがヒットしたものの、その後は低迷する。売れる音楽とやりたい音楽の相違が作詞作曲担当の中島を苦しめた。思い悩む彼の前に現れたのはボブ・ディランに似た男。その姿が見えるのは中島だけだった。ディラン風の男の前で、自分たちのやっている音楽が恥と感じる。
理想論だけでは食えない。どこかで打算や妥協が必要で、中島の苦悶が描かれる。そんな中島の彼女は達観しており、彼の精神を支える。「僕」という彼の葛藤のナレーションと、「君」と指す彼女の哲学じみたセリフが、ストレートだった。「僕は普通という中産階級のコンプレックス、不幸なことに不幸がない」「君は君にふさわしいことをすればいい」と、少し前なら礼賛されそうな言葉が並んだ。
忍者カウンターは初の2日連続300オーバー。拡大公開映画とバトンを考慮に入れても想定外の伸びである。アクセス解析を調べると、リンク先は1つのURLが30%以上のシェアを占めていた。
http://www.ameba.jp/
アメーバのトップページには、僕のブログのリンクはなかった。さっぱり分からない。明日にはがっつりと減っていそうだ。
「Lily Rose Garden
」きょうぢさんから、mixi経由では言葉バトン
以来2本目、ヘアーバトン
から数えて3本目。バトンはもらい出すと止まらない傾向があり、12月1週間足らずで3本も回ってきた。
■自分の血液型は何ですか?
「O型でしょ?」と言われるO型。
■血液型で合う合わないはあると思いますか?
無きにしも非ず。
■自分の血液型は周りにどう評価されていますか?
大ざっぱであるという紋切り型がピタリ当てはまっていると思われていると思われる。
■自分の血液型で得した、あるいは損したことはありますか?
当たり障りがないポジションにいるのではないだろうか。得をしているような気がするが、損得勘定で考えたことはなかった。
■友達で一番多い血液型は何型ですか?
同じO型が多い。次いでA型。AB型もその人口の割合を考慮すると、友人に少なくない。B型は少ない。
■各血液型に持っているイメージを教えて下さい。
A型はまじめで几帳面、B型は奔放で懲りない、O型はマイペースで飽き性、AB型は稀な人で多趣味と、一般的なイメージしか持っていない。
■もし生まれ変わるなら何型になりたいですか?
何でもいい。強いてあげるなら同じ血液型で。
■苦手な血液型はありますか?
苦手な人は血液型を知らないことが多い。A型が多いだろうか。はたまたB型か。
■恋人(好きな人)は何型ですか?
A型だと言い張っている。
■気になる人が自分の苦手な血液型だったらどうしますか?
どうもしない。どうかするわけがない。最軽視事項。
■旅行に4人で行くことになりました! 理想の組み合わせと理由を教えてください!
差し障りがないように、それぞれ1名ずつ。僕なりに気を配る。血液型による性格判断をさほど当てにしていないので。
■次に回す5人
回さない。
追記のごとく
ビジネスでの付き合いなどで、会話に困った時に天気や血液型の話は便利です。しかしその話題はそれ以上でもそれ以下でもありません。野球に例えるなら、1軍登録はされているが敗戦処理といった具合で、他にとってかわるものがあれば、居場所を失うものです。負け試合を最後まで投げきるかのように、このバトンを繋ぎません。調整登板という形で、託されても構わない投手がいらっしゃいましたら、どうか受け取ってください。
普遍的な男と女、夫婦の機微が描かれる。その日常性と、お互いが殺しのエキスパートだという非日常性とのバランスが取れている。押しも押されぬ肉体派ハリウッド・スターの男女、高級住宅に高級車でスタイリッシュなアーバンライフ、ハイテクノロジーの武器。餌は十二分に蒔かれた。「007」が夫婦になったような。要所で挿入される、二人がカウンセリングを受けるシーンもどこか古典的だった。それでも痛快に感じたのは、とかく男とは、とかく女とはと、性別の見地から「あるある」と共感したからだった。
ジョン・スミスとジェーン・スミスは8割の満足度を保ちながら夫婦生活を送っていた。共に殺し屋であることをそれぞれが隠している。同じターゲットを追っていたことから、二人は互いの素性が分かった。敵対する組織に属するジョンとジェーンは、おしどり夫婦が一転して臨戦態勢に入る。
秘密を持っている間はけんかがなかったが、腹を割らないことでストレスを少なからず溜める。正体がバレて殺し合うほどの盛大な夫婦げんかをしてからは、包み隠さず本音をぶつける。風通しが良すぎて突風が吹き荒れるが、それが悪くてカビが生えるよりもまし。
主人公の男・五十嵐は黙々と歩く。画面左から右へ、そこで見るものや出会う人々と交わりを持ちながら、わらしべ長者のようにつながっていく。臓器提供をするというヤクザ、妻の愛人を殺した板前、火事に遭ったシングルマザー、同時期に死んだ老夫婦。彼らの、人としての善悪は軽視して、五十嵐は黙って付き合った。登場人物は皆、死と隣接していた。カメラは五十嵐が見たものしか映さない。
ある事象が起きてから、五十嵐は歩んだ道を引き返す。画面右から左へ、吹っ切れた様子で、そこにあるものや人々には目もくれない。ことの始まりだった勤め先の工場も通り過ぎて、彼は家路についた。初めて喋る。
五十嵐が歩いた2日間は全てが絵空事のような調子で妻と話をする。夢だったのだろうか。錆びついた工場や桟橋に対して、青空や緑は鮮やかな彩りを見せる。
2003年度公開作品いまだ純新作を2本借りた。三茶ツタヤ決別その1本目。疾走と形容されるSABU監督作品の中で、主人公は留まらないながらも、移る景色はゆっくりと流れた。



