凝縮新春公開となる「オリバー・ツイスト」は、映画だけでなくドラマも含めると映像化は二桁に上るのではないだろうか。「二都物語」「クリスマス・キャロル」「大いなる遺産」もそれぞれ複数回、劇場公開されているはず。19世紀のイギリスの文豪チャールズ・ディケンズはリアルな底辺の描写と、暗くて明るいファンタジーを一体化させる。いまだ階級社会がはびこるイギリスの、それが明確かつ格差が激しい頃、短編となってさらに細かい描写と空想が、学ぶべきところの多い教科書のようだった。クリスマス・キャロルの原型もあり。 チャールズ・ディケンズ ディケンズ短篇集