WMKHAPPY SMILE! with fireflies 」sugarさんからもらう。軽い気持ちでバトンを受け取ったが、辛い気分になったのは予想外だった。

①財布はどんなものを使っていますか?
高校生の時、ブンレツさんからプレゼントしてもらったものを。黒い革の、ごく普通のものでだいぶほころびが目立つようになった。

②携帯はどんなものを使っていますか?
auのA1402Sとは、ブログよりちょっとだけ長い付き合いになる。その前に使っていた携帯を紛失して、すぐさま機種変更をしてそれ以来。もう1つvodaphoneを持っていて、これはどうなることやら。

③使ってる携帯ストラップは? 
今までは付けていなかったのだ。しかしRodyのストラップが付いているのだ。揃いだったのだ。外せないのだ。

④手帳は持っていますか?
あまり使っていない。携帯で事足りてしまうことに一抹の寂しさを感じる。

⑤バッグはどんなものを持っていますか?
古いものからMOUNTAINSMITH、LUGAGGE LABEL、patagonia、vanson、chef-d'oeuvre 。悲しくなってきた。

⑥バッグの中身は?
タオルは入っている場合が多い。フルシーズンで汗をかく。メモ帳と筆記用具はタオルの次によく入っている。映画のチラシがグチャグチャに折り曲がって底に埋もれている。しかも大体それはダブりで持っているもの。

⑦持ち歩いてないと駄目!なもの三つは?
WMK

⑧これをまわす人は?
これをまわす人は。

亜追記
所持品を改めて見ると様々なことが思い出されます。ものにすら感情移入をすることもあり、しかしそんな感受性豊かで優しい自分が大好きです。バトンを回さないのも優しさです。

立て込んでいて、充分に張った湯を止めるためだけに浴室に入ったが予定変更、蛇口はひねらずそのまま服を脱いだ。歌声 を聞いてしまっては考える余地もない。湯船に浸かって聞き耳を立てる。相変わらず上手くなかった。

メロディラインは速めだが、サビに入るとスローダウンしてボリュームも上がる。「イヤよイヤよイヤよ見つめちゃイヤー」1拍おいて「ハニー」そして「フラッシュ」ここで水しぶきがパシャッと聞こえた。ポージングも決まったらしい。癒される。

アメリカ,家族のいる風景 母親には、限りなく100に近いパーセンテージで信頼を置いている。さらに弱い人間として、依存したいもしくはされたいという願望もあり、ごく少数ではあるが、否、少数であるがゆえ、または、自ずと少数に絞られた友人、彼らを限りなく99に近いパーセンテージで愛し愛される関係を築きたいと思っている。

家族を省みずに中年になるまで奔放に生きた男・ハワード・スペンスの、岐路に立ってそこからの旅路を描く。映画の撮影途中で、人気俳優のハワードが現場から姿を消した。彼は30年以上も会ってなかった母親のもとへ行く。その映画に出資した会社のサターが彼を連れ戻そうとその足跡を辿る。酒、薬、女をむさぼったハワードの遍歴は、彼の向かう母が残したものと彼を追うサターが見たものから読み取らせた。

自分に子供がいることを知ったハワードは、それを探るべくモンタナへと亡き父の車を走らせた。希望と救いを求めて子供に会おうとする彼だったが、突きつけられた現実は優しいものではない。

モンタナ州ビュートの閑散とした街はどこか非現実的だった。余計な人物がおらず、生活臭はあっても絵空事のような色彩。荒涼の大地をヴィム・ヴェンダースとサム・シェパードが「パリ、テキサス」以来20年ぶりに共に歩む。そこを、劇中の映画スタッフは歩かないで、自動二輪に乗っていた。あれはたしか、小泉純一郎もブッシュからのお土産か何かで乗っているのを見たことがあるが、誰が乗っても間抜けに見えることが分かった。

やじ将軍?

駒大魂ここにあり。投手への恫喝が売りの谷繁にこうも言うとは肝が据わっている。昨季セ・リーグのホームランキング新井貴浩の実弟、新人の新井良太が良い。実績以上に兄と違うところはそのルックス、似ているがしかし男前で、そっち方面でも人気が出そう。

待望久しい右の長距離砲はなかなか育たない。恵まれた体躯から良太は、練習試合で今年の中日第1号のホームランをかっ飛ばした。名前先行は本人も認める。「体がでかいだけで野球は下手くそ。人よりも練習する」とそれを有言実行する。愚直に。発せられるコメントは全てコーチやメディアをくすぐって、かわいがられているようだ。そのまま育ってくれと思う一方で、卑屈な負け組としてはボロを出さないかと待ち構える。

たとえ短編だとしても描写は、どこに重点を置くが大切で、そこにセンスも問われる。いや、小説に限ったことではないかも知らん。精神の抑揚が文体に反映されて傑作と謳われる。

動物に対する行為や天邪鬼、愚かな行為などは、恐ろしいことに共感を得るものだった。自傷はしないが他を傷つけるエゴ、省みるものは己だけ、そこから生まれる狂気に、近いものがある。

ブンレツさんがCATVのミステリチャンネルをほぼ毎日楽しみにして見ている。ホームズ、ポワロ、ミス・マープルなどは同じものをもう何度見たか分からない。番組が始まる前、チャンネルの宣伝で必ず黒猫のアニメーションが登場する。ミステリ(ミステリーと伸ばさないのが通のように思っている)象徴として、代名詞として、ポーの黒猫がさん然と輝く。

エドガー・アラン ポー
黒猫

「彼だったらキスしてもいいわ」とブンレツグランマは言った。彼とはグランマが気に入っている、若い男前の介護士を指す。腹回りが僕よりも大きい80過ぎた婆の戯言はみっともないと思って「向こうが迷惑がるから。いい年して気持ちの悪いことを言うな」と戒めると、露骨に嫌な顔をした。本気だったようだ。

寝たきりの状態 が続いて、ボケの進行が恐ろしいほど早い。現実と妄想がごちゃ混ぜになって、とんちんかんなことを口にする。コンディションが変わり、ベッドからただ韓流ドラマを見ているだけでは、脳の活性化が乏しい。このまま本格的にボケていくのだろうか。脳細胞の虐殺が目の前で行われているようだった。

別レーベルから出されたEP3枚は何かの際に聞いたことがあって、その時はどれを買おうか迷って結局は購入に至らなかったのだが、2枚組としてまとめられたなら話は別。特異な音は耳が覚えていた。プログレッシブと向き合ったことはないが、そんな香りがする。

ライナー・ノートを読んだ。メンバー4人のキャリアは相当のものらしい。ミニマルは余分なものが排除されてさらに、強烈なグルーヴを発している。ドラマー以外はギタリストが3人、ベースやヒューマン・ビートボックスも兼ねるらしい。歌詞はないがしかし、インストゥルメンタルとも言いがたい。スコット・ヘレンと親交があるらしい。歪んだ美しさが見えるようなトランスはなるほど、Prefuse 73によるカッティングが施されたものも味わってみたい。

BATTLES Battles
Ep C/B Ep
都合が合わなかったり、行ってみたら定休日だったり、自転車を修理する のに時間がかかってしまった。故障が大したことなくて安堵する。出費も予想より少なかった。愛するびあんちに手間を惜しんではいけない。さっそうと走る心地よさに自然と笑みがこぼれる。なにごとも、なんぴとも、長く付き合いたいものだ。永遠などはないけれど、終わりを考えたくないのが心情というものだ。

主演の高倉健をはじめ里見浩太郎、若山富三郎、鶴田浩二、長門裕之、藤山寛美とスター揃い踏み。やっとマキノ雅弘の作品を見る。カットは余韻を残さず切り替えが早いからか、106分と若干短めながら凝縮されていた。渡世の仁義はすがすがしく、しかし侠客はがんじがらめだった。


小田原の酒匂一家は、全国の親分衆を集めた日本大同会の結成式を仕切ることになった。しかし三島の山形一家は酒匂のシマを虎視眈々と狙い、その血縁にある関西天神一家が式の最中に難癖をつけた。それに激高した酒匂の頭・半次郎はケンカをふっかけ、逆に殺される。伊之助をはじめとする酒匂の若い衆は敵討ちに向かうが、半次郎と兄弟関係にある関東筑波一家の坂上に止められた。坂上の娘と婚約している伊之助は拳を握って唇を噛む。


任侠劇の定番、一宿一飯の恩義は本作でも登場した。血統を申し込む時は名乗り、ドスを持っていなければ渡し、死ぬのは相手のほうだとして双方が言付けを聞く。「恨みっこなし」はこの世界独特の言い回しである。「どうせ死ぬのは後か先だ」と、彼ら侠客は野暮を嫌い、粋を貫く。


頭に“新”がついてからの文芸坐に初見参。名画座だというのにほぼ満席という混み様で、マキノ人気を実感した。新宿では劇場以外でもよく見かける、虎の面をかぶって、花をあしらった洋服とも和服ともいえぬものを着た、年齢不詳の男がいた。彼はいつも最前列に座る。次に遭遇した時は話しかけようかなと、それは思っただけで実行に移すことはない。遭遇といえば友人とバッタリ出くわした。これが2度目 で気色悪い。

おいら女蛮 チラシを持参すると1200円で観賞できるということでしっかり持って行ったが、特別デーで何をしなくても1000円だった。そのチラシには石井輝男作品に代表される東映ピンキー路線を継承した、お色気GAGアクションとある。まさしくその通りだった。セックスシーンはないが充分の色気がある。

欲情の原因は小出しにあった。女性のようにきれいな顔をしているが実は男でケンカが強いという、主人公・女蛮子(スケバンジ)役の亜紗美がなかなか脱がない。ホルモン注射を打たれたクライマックスにやっと露出する。それ以前にしても、前半は全く色気はなく、作品の様相はピンクの短い尺60分強の中で二転三転した。中盤からは特殊造形が登場して、作品はダイナミックに変化する。松尾スズキ曰く「スカトロばかり撮っている」井口昇監督のグロテスクともエキセントリックともいえる世界が広がった。

男という設定で、亜紗美の奮闘が光った。野太い声と粗野な言葉遣い。仕草も逐一、男を叩き込まれている。放屁の顔は圧巻で、そこらのコメディエンヌも勝てない。

永井豪による原作コミックは1970年代のもの。本作にも昭和のエロスの匂いがした。彼の漫画は拡大公開作品でも最近映画化されていているが、井口昇との相性は、他の追随を許さないように思える。