嫁から意見が来たので、加筆修正します。(21時13分)
海外に行って不便に思うことの一つに”薬”があります。
私もギリシャに来たときは、英語もろくに話せなかったし、最初の1年はインターネットもなくて調べることもできなかったので本当に大変でした。
今ではそんな苦労もなくなりましたが、このブログを見た方が同じ轍を踏むことがないように私程度が書いて問題がない、ギリシャでは極一般的な薬局で買えるものを書きます。
ちなみに嫁は日本で薬剤師をしていました。(これを書いたほうが皆さん安心しますよね)
まず頭痛薬。
「DEPON」
日本で頭痛薬といえばバファリンやイブが出てくると思いますが、このDEPONはノーシンが成分的に近いそうです。
最近ではDEPON MAMIMUMやいろいろな種類が出ましたが、一番オーソドックスなただのDEPONが安くて個人的には十分だと思います。
この薬は、非ステロイド性抗炎症薬で、胃に負担が少なくアスピリン喘息を起こしにくいことから、子供にもOKだそうです。
「SALOSPIR」
これはアスピリン(Aspirin)のようなものです。鎮痛、解熱剤。日本ではバファリンです。
アスピリンの参考リンク先
ギリシャでも昨年末までアスピリンが売っていましたが、アスピリンの副作用というかそれをうまく利用した効果の一つに抗血小板作用(簡単に言えば血がサラサラになる)があり、その効果をねらって毎日アスピリンを飲むと胃に穴が開くおそれがあるということで、ギリシャでは販売中止になりました。
アスピリンは鎮痛剤の中でも胃への負担が大きいそうです。なので常用すると胃潰瘍(胃に穴が開く)になるということですね。
その代わりにSALOSPIRが販売されました。
アスピリンよりちょっと値段は上がりましたが、アスピリンと同じ効果の薬だそうです。
これは胃ではなくて腸で溶けるようにしてあるので、胃への負担が少ないらしいです。
「Clarityne ΔΙΣΚΙΑ」
抗アレルギー薬です。(もちろん花粉対策にも)
クラリチンの参考リンク先
この薬は持続性があるので、1日1回で良いそうです。
「Clarityn-D」
クラリチン保有量は半分ですが、その他にその他のアレルギー薬が入っているそうです。
成分はロラタジン+プソイドエフェドリン。何のことか文系出身の自分には全くわかりませんが、鼻づまりの解消効果と覚醒作用があるそうです。覚醒作用ということは、眠くなりにくいということですね。
でもこの成分には血管収縮作用があるそうです。
これは1日2回のんで平気です。
「Maalox Plus」
胸焼け、胃酸過多、胃痛、胃粘膜保護
ギリシャとパッケージは違うけど、参考リンク先
「Amoxil」
抗生物質です。250mg、500mg、1gとありますが、1gは強すぎて怖いですね個人的に。
アモキシル参考リンク先
「Imodium」
下痢止めです。でも強力なので、1錠ですませてください。
イモディウムのリンク先で適切なのが見つかりませんでした。
個人のブログばかりで、許可取っていないので載せません。
でも「イモディウム」で検索すると色々と出てきます。
成分はロペラミドで、腸の動きを止めて下痢を抑えます。なので後で便秘になるかもです。
でもそれがひどいときは症状悪化(腸が動かないので雑菌がお腹に残って大繁殖)、もしくは腸閉塞。。。。
本当に強力なので、たまに飲む感じで1錠で済ませてください。
あえて副作用もきちんと書くと、薬って怖いですね。^^;
あとは皮膚用にステロイドとか色々とありますが、常用しないほうがいいものは書きませんでした。
でもこれでひと通り大丈夫だと思います。
素人があまり書いても意味ないですから。
参考にしてください。^^
下の二つポチッとな。
にほんブログ村
