解散総選挙
メルマガ申し込み
http://www.melma.com/backnumber_101064/
解散総選挙
21日、予告通り衆院は解散し、8月30日投票が決定しました。いよいよ政権選択をかけて私たちが一票を投ずる日が確定したわけです。これから40日という長丁場です。日本の将来を決定する大切な選挙であることは疑いようがありません。じっくりと私たちの考えをまとめ、一票を投じようではありませんか。
これからの40日、注意しなければならないことがあります。それはマスコミの偏向報道です。マスコミは執念をこめて「何が何でも政権交代」へ持ってゆこうとしています。この扇動に乗ることなく、真実を見極め、私たちは意志決定をしなければなりません。
すでに政権交代は「既定の事実」であるかのような風潮になっています。これと言うのも「自民党の自滅」の成果です。「義のない麻生おろし」と東国原に代表される、人気者にすがる姿勢にそれは代表されています。でも昨日の両院議員懇談会で、「麻生おろし」の面々も、やっと自分たちの愚かさに気がついたようです。これは少しではありますが明るい兆候です。
しかし議員懇談会終了直後のマスコミの報道はひどいものでした。「自民党は反麻生の発言を封じ、無理矢理短時間で懇談会を終了させた」というものでした。あきらかに憶測に基づく「言論封殺」という「悪意ある」誤報でした。真実は反乱軍が自分たちの愚かさに気がついただけなのです。麻生総理の記者会見についても、冒頭のお詫びの部分だけでほとんど報道されていません。
昨日の麻生さんは今まで見たことがないような立派な態度であったと思います。私は麻生さんを少し見直しました。自民敗北の傷口を最小限にするには、愚かだった「麻生おろし」の面々や最大の支持率低下の功労者「鳩山邦夫」が、これ以上愚かな行動に出ないことです。
そして麻生総理が記者会見で強く訴えたように、「民主党の財源問題」と「安全保障」に的を絞って、徹底的な攻勢をかけることです。テレビでの幹事長同士の討論で、岡田幹事長が「小泉政権の改革後退の総括」をせまった時にすかさず、細田幹事長が「民主党こそ改革後退だ。郵政を国有化しようとしている」と突っ込んだ時に、一瞬岡田幹事長は言葉を失いました。これまでのような「絵に描いた餅」ではすまないことが理解できていないのです。要するに民主党にはまだ政権与党としての自覚がありません。
これから私たち国民は、この40日間に、「民主党が政権担当者として着実な道を歩む」ように徹底的に鍛え上げなければなりません。
その第一は「バラ色のバラマキに対する財源」です。それから「インド洋の給油の継続」「北朝鮮船舶の検査」「非核三原則の見直し」などの安全保障問題です。そして一番大切なのは「日教組により教育支配をするのかしないのか」ではないでしょうか。また民主党の最大の目標である「官僚政治からの脱皮」について「働かない組合:自治労」との決別が出来るのかも大きな争点です。
これらの争点を「政権奪取の前」に民主党に明確な回答をさせなければなりません。そして民主党が見事に説明責任を果たした時に、私たちは大いなる期待をこめて、政権交代に大きく踏み出すことができます。自民党は必死になって、野党精神を発揮して、国民のためになりふりかまわず、「真の民主党の姿」を浮き彫りにすることしか、生き残りの道はありません。
キリンとサントリーの経営統合
メルマガ申し込み
http://www.melma.com/backnumber_101064/
キリンとサントリーの経営統合
「世の中、一体何がおこるかわからない」と正直思ったのが「キリンとサントリーの経営統合」です。世の中、経営統合ばやりで、銀行など、過去の名前を思い出そうとしても、思い出せないくらいですから、経営統合の規模に驚いているわけではありません。
何に驚いたかといえばその社風の違いです。サントリーは株式上場をしていない同族企業です。ハゲタカなどに狙われない経営形態であるからこそ、他の会社ならとっくに撤退しているであろう「赤字のビール事業」を長年にわたって続行し、執念でやっと黒字に持ち込みました。
また関西企業丸出しで「やってみなはれ」の自由闊達な企業風土のサントリーです。
一方のキリンは、「官僚的企業」の代名詞である三菱グループに属しています。三菱グループの中では比較的官僚臭の少ないキリンですが、明らかに企業風土は異なります。この両極端の企業風土にある両者が経営統合を発表しましたから、私はビックリ仰天しました。
関西人にとって、考えられない経営統合は「阪急と阪神の経営統合」でした。あまりにも社風が違うからです。でもこれはマネーゲームの村上ファンドに追いつめられての経営統合でした。現在、阪急と阪神は外から見るかぎりは昔と何も変わっていません。社風も相変わらず違ったままです。
でもサントリーとキリンの経営統合は村上ファンドのようなハゲタカに狙われたわけでもありません。サントリーは経営統合で株式上場するでしょうから、これからハゲタカに狙われます。それにもかかわらず経営統合に走るとは、企業環境が予想以上に厳しくなっているのでしょう。
「世の中大きく変わっているのだなあ」と変化について行けていない自分自身を発見しています。でも関西人としてはサントリーが完全に東京の企業になるような印象を受けて寂しいかぎりです。産業界もこれから何が起こるかわかりませんね。
いち早く企業再編が現実となった金融業界ですが、これからは電機や自動車と言った、日本経済の牽引車である企業に、再編の嵐が吹きすさぶことでしょう。
政治もいいかげんに落ち着かないと、ますます取り残されるという危惧を強く感じました。
「大義のない反麻生騒ぎ」でさらに自滅の自民党
メルマガ申し込み
http://www.melma.com/backnumber_101064/
「大義のない反麻生騒ぎ」でさらに自滅の自民党
自民党は今や内戦状態に突入しました。目に余るドタバタぶりに私たちもいささか「ウンザリ」です。都議選の総括ともいうべき、自民党都連の「お別れの総会」では、次のような悲痛な叫びが聞こえたそうです。
「政策が悪いわけでも首相や執行部が悪いのでもない。一部の国会議員が好き勝手なことを言うのでエライ批判を浴びた」(三原將嗣都議)、
「苦しいときに踏ん張る努力をしないで人気にあやかって選挙を戦おうという人たちが都議選に影響した」(古賀俊明都議)-。
落選した高島直樹都議会幹事長は「残念で悔しくてたまらない。わが党のドタバタ劇をやめてほしい」と声を詰まらせた。
両院議員総会の開催をめぐって「都議選の総括」を大義名分にしている反麻生陣営こそ、彼らが都議選敗北の大きな原因であることを、自民党都連が明確にしているではありませんか。まさに「反麻生陣営よ恥を知れ」といいたいです。
中川・武部・加藤の面々がテレビに登場して「人心一新」を叫ぶたびに、自民党への票がドンドン逃げ出しています。反麻生陣営の訴えには「心に届く」ものは何もありません。要するに「不人気の麻生では自分の当選が危ないから人気者の舛添にかえて欲しい」と叫んでいるだけです。そこには「我が身可愛さ」以外に何も見いだすことは出来ません。
悲しいことには「中川・武部・加藤」の背後に若手改革派までが加担していることです。自民党の守旧派で次回衆院選で落選するであろう大物のほうが、まともな言動で「不人気麻生のもとで選挙を戦う」覚悟をしています。
恐らく衆院選で自民敗北が決定すれば、反麻生の鳩山邦夫をはじめ、若手たちも「勝ち馬」を求めて逃げ出すことでしょう。自民党若手改革派もこの程度のレベルだったのです。これでは自民党復活の目はありません。
衆院選で勝利する民主党中心の政権が、今後長期政権となる可能性が今回の「自民党ドタバタ劇」で明らかになったようです。
追いつめられた今こそ本気になれ自民党
メルマガ申し込み
http://www.melma.com/backnumber_101064/
追いつめられた今こそ本気になれ自民党
静岡県知事選、都議選での圧倒的な民主党の力の前に、自民党もやっと目を覚まし、危機感を感じ始めたようです。小泉政権が「とっくの昔に賞味期限が切れている自民党」に一時的にカンフル注射を打ち込んだものですから、自民党には危機感が薄かったのです。
小泉退陣後の安倍・福田・麻生総理には目立った失政はありません。マスコミの扇動と官僚の自爆テロにまんまと乗せられた自民党が勝手に「自分の選んだ総理総裁」をこき下ろし、支持率をドンドン下げて、自滅しただけです。圧倒的な自民党内の支持で選出された安倍総理を自民党が一枚岩で支えて現在まで存続させておけば、このようことにはなりませんでした。それを自民党内の勝手気ままな不協和和音で福田・麻生と「猫の目内閣」を産んだのです。
都議選でも「鳩山総務大臣の誤った正義論争」「東国原事件」「党役員・内閣人事の失敗」「麻生おろしの自民内紛」で「支離滅裂自民党は一体何を考えているのか。もう党としての体裁をなしていない」と都民に思わせたのがこれほどの大敗を招きました。公明党は内紛が表沙汰になるような政党ではありませんから都議選でも成果をあげています。まさに都議選は自民党の自滅であったのです。もういい加減に目覚めるべきでしょう。
さて今後の自民党は追い詰められて本気になるのでしょうか?もちろん議員の一人一人は当選するために必死です。その必死の気持ちが「てんでバラバラで自民党の評価をドンドン下げています」要するに危機感が総合力には全くなっていないのです。東国原知事の人気に頼ったり、舛添大臣を時期総理にといった見当外れのことを模索することは「百害あって一理なし」と悟るべきです。
自民党と民主党の決定的な違いは「自民党は自民党ではなくて自分党」だったのです。前回の郵政選挙で自民党を離党し、刺客を立てられても当選した野田大臣のような人の集合体が自民党だったのです。ですからちょうっとやそっとの逆風にもかかわらず半世紀はわたって権力を維持できたのです。民主党は「風が頼りの根無し草」だったのも幸いしました。鳩山代表が疑惑にまみれて、相変わらず風頼りの民主党なのに、それを上回る自民党の自殺行為が続いています。
NHKの最新の世論調査で国民は馬鹿でないことを証明しています。「麻生下ろし」「東国原知事の担ぎ出し」「鳩山代表の政治資金疑惑の説明責任」などについて圧倒的に「ノウ!」をつきつけています。
今こそ、自民党は原点に立ち返り、本当に危機感を募らせて、この事態に対応するのかしないのか?麻生続投でも麻生下ろしでも結構です。選挙民から信頼される党として蘇生するには「看板のかけかえ」や「人気もの頼り」ではないはずです。大衆迎合から解き放たれて「我が日本国をこのような国にするのだ」という明確な看板をかかげ、民主党の「政権交代すれば全てがバラ色」との偽看板を色あせて見えるようにすることではないでしょうか。
マニフェストを一刻も早く作成して「やはり政権与党の自民党は違う」という明確な「国作り」で勝負すべきです。自民党が選挙前に「下野宣言」をして「捲土重来 国作り維新」の御旗を高く掲げて衆院選を戦うべきでしょう。
その意味では解散の日時を明確にすることも良いではありませんか。自民党が「眠れる獅子でこれから雄々しく立ち上がる」のか「結局は張子の虎」でしかなかったのか、残る時間で最善を尽くし「死中に活を求め、獅子奮迅の戦い」に立ち上がって欲しいものです。ガンバレ自民党。
影が薄れるサミットと麻生総理
メルマガ申し込み
http://www.melma.com/backnumber_101064/
影が薄れるサミットと麻生総理
サミットが終わりました。影響力のある中国の主席がウイグル騒動で急遽帰国したこともあり、あまり印象が強くない間に終わってしまった気がします。
議長声明を何度読み返しても、抽象的な言葉が並んでいるだけで、目立った成果も見あたりません。しかもG8ではなくG8+5とかG20とか参加国が日ごとに増加し、これも私たちにとってサミットをわかりにくくしています。
はたして環境問題については新興国の反対もあってまとまりませんでした。また肝心の100年に一度の大金融危機をもたらした「強欲自由主義の再発防止」については何もありません。これではG8が深刻な問題から逃げていると言われてもしかたがありません。
良く言われることですが、今やG8だけで世界の重要問題を決めることが出来なくなっています。そして新興国は自分の国の発展にばかり目が行き、地球規模での問題把握にまで配慮が及ばないのです。それを良いことにG8(中でも欧米)は本来なすべきことから逃れようとしています。
多くの新聞論調は「もはやG8で物事を決める時代は終わった。しかしG8が積極的に指導力を発揮しなければならない」と言っています。たしかに総論としてはそうですが、もっと論点を絞り込まないと、官僚の繰り付けから脱却できなくなると思います。サミットが曲がり角にきて方向性を失っているのが「影が薄くなった」理由かと思います。
一方の麻生総理はロシアの大統領にも領土問題でゼロ回答を突きつけられ、同盟国アメリカ大統領とは二国間での会談さえさせて貰えませんでした。
日本でマスコミと政治家がこぞって麻生総理を叩きに叩いて、「麻生総理の権威を失墜させた効果てきめん」といったところです。これはまさに国益を損なっていると思います。いくら言論の自由な国だと言っても、一国の総理をここまでおとしめて、視聴率はあがるでしょうが、それで失われる国益ははかり知れません。
マスコミの扇動に乗って亡国路線を突っ走る日本の将来を正視できません。マスコミの扇動に乗って「政権交代」が実現した暁には、今度はマスコミが一斉に牙を剥いて、新政権を叩きに叩くことでしょう。
鳩山疑惑献金問題も新総理になってからと、マスコミは今から楽しみにしています。また今は下火の、郵便制度不正事件問題でも民主党幹部を虎視眈々と狙っています。これほどまでにマスコミに扇動されて、日本を混乱のままに放置していて良いものでしょうか。
私たち一人一人が国益を考えて行動しなければならないと言うとても困難な時代に突入したようです。
さっぱりわからないウイグル暴動
メルマガ申し込み
http://www.melma.com/backnumber_101064/
さっぱりわからないウイグル暴動
昨今のマスコミの意図的誘導もあって「何が真実か」を知ることは極めて難しくなっています。特に北朝鮮と中国は「国家による情報操作」が徹底しています。
北朝鮮と少数民族にかかわる中国関連の出来事の映像がテレビに流されます。でもこのような映像は「何か意図を持って」流されるものであり、このような映像から、物事の真実を判断するのは、ほぼ不可能だと思って良いでしょう。でも確かなのは「その映像から受ける印象とは正反対のことが起こっているのだろう」ということです。
「金正日が意外と元気そうに見えたなら、必死になってその映像を作っている。現実は立つのも困難。」「漢民族がウイグル人に襲われている映像は、まさにその正反対のことが起こっている。」と見るべきなのでしょうね。でも証拠もなしに断定は出来ません。また何も示されないことも多すぎます。これでは判断のしようがありません。
特にテレビは恐ろしいです。私たち視聴者は流された衝撃的な映像がいつまでも脳裏に焼き付きます。そこを狙って「テレビ局が流したい情報」を垂れ流します。昨年末の「年越し派遣村」などは一部勢力の扇動にテレビがうまく乗せられたと言うより、テレビが騒ぎを利用して、視聴率をあげたと言う方が正しいでしょう。
また読売新聞のトップは報道人の立場を逸脱し、大連立などさまざまの局面で、「自分自身が当事者として世の中を動かす」ことに熱をあげています。朝日新聞は戦後長い間、日本人を「平和ボケ日本」に洗脳するのに大いなる影響力を発揮しました。
日本国内の報道ですらこのような状況なのに、北朝鮮や中国に関してはまさに「真実は闇の中」だと思います。ウイグル暴動では中国の主席が大切なサミットを欠席して、急いで帰国しました。よほどの緊急事態だと思いますが、私たちは「中国に、いま、何が起こっているのか」全くわかりません。
情報操作を行っているのは北朝鮮や中国だけではありません。その他の国も「諜報機関:情報」をとても大切にして活用しています。
私は日本人の性格について危惧しています。新型インフルエンザ騒動の時のマスクの大群と風評被害の凄まじさでしみじみと感じたのですが、「日本人は情報操作に乗りやすい民族」であるとの危惧です。
今でもマスコミは「政権交代実現」へ必死です。「もう次の選挙では政権交代が実現する」ところまでこぎつけました。政権交代や新型インフルエンザならまだ被害も少ないですが、今後ヒットラーのような独裁者が出現すれば手もなく乗せられるのではないでしょうか。
ウイグル暴動で「真実は何か」「報道は真実を語らない」ということを前提に私たちはどうすれば良いのかを真剣に考える必要があると思いました。
アメリカの力(ちから)
メルマガ申し込み
http://www.melma.com/backnumber_101064/
アメリカの力(ちから)
アメリカの「物事を大きくまとめ構想する力」は世界の他の国を圧倒しています。悪い事例では金融システムです。ノーベル賞クラスの学者を総動員して、あれほどまでに大規模な「詐欺まがい」の金融バクチ・システムを「グローバルスタンダード」と称して世界中に押しつけて、一時は世界中の富を独り占めしました。全くもって凄い構想力です。
パソコンをご覧ください。一部マニアを除いて、世界のほとんどのパソコンはマイクロソフトに占拠されています。アメリカによる世界制覇です。またインターネットはアメリカからはじまりました。そしてその威力を最大限に発揮したのが、ヤフーとかグーグルという検索システムです。
昨日、私はついに評判のiPhoneを購入しました。携帯電話では日本は独自の発達を遂げています。でも日本の素晴らしい携帯電話は世界標準ではありません。iPhoneはアップルというパソコンメーカがパソコンと携帯を融合させた、独自のシステムで、あっという間に世界中に売り込みました。
同時にインターネット検索のグーグルもアンドロイドなる携帯を開発し、日本上陸も間近です。すでに一部上陸しています。
そしてグーグルという会社は恐ろしい会社です。現在日本でもハイブリッド自動車がもてはやされ、電気自動車の開発も急ピッチです。でも電気自動車では近い将来日本はアメリカに負けると思います。それは「スマート・グリッド」という、「頭脳を持った送電線」構想で、アメリカがこれから力を入れようとしているからです。ガソリンスタンドが日本中に溢れているように、電気自動車普及には「スマート・グリッド」のようなシステムが必要です。
そこの頭脳の部分にグーグルが力を入れているのです。スマートグリッドとは、全米に張り巡らされた送電網に、電気自動車のバッテリーや太陽光発電、風力発電に原子力や火力発電など全てが組み込まれ、「電力がいつでも、瞬時に、必要な所に蓄積され、また配分される」まさに人間にたとえれば神経のような役割で、脳が神経に命令を下すシステムです。
ゴア副大統領時代、全米に光通信を張り巡らせた「スーパー情報ハイウエイ」の今度は電力版です。日本の場合は縦割り行政が行き渡り、電力ですら自由に日本中を融通することが出来ていません。まして頭脳部分を担うグーグルのような企業もありません。その点、「アメリカ恐るべし」です。
薄型テレビや、デジカメのような単品では世界を征服している日本の技術力も、このような大きな構想力が必要となる分野では太刀打ちできないのです。インターネットやスマートグリッドの様に人類に明るい未来をもたらす技術は大いに結構ですが、このような頭脳を持ったアメリカが、今度はさらに精緻な金融詐欺システムで私たちの富を収奪することを私は極端に恐れています。
早く金融危機の再発防止を有効にして欲しいものです。
日本の安全保障と教育
メルマガ申し込み
http://www.melma.com/backnumber_101064/
日本の安全保障と教育
解散総選挙も遅くとも9月には実施されるというギリギリの時期にきてしまいました。静岡知事選の敗北を受けて、自民党はもはや内戦状態で党としてのまとまりは全くありません。このような状態がますます来るべき衆院選での敗北を決定的にしています。いよいよ政権交代が近づいてきました。
総選挙では全く争点にならないであろうが重要な問題があります。それは我が国の教育と安全保障です。私たちは総選挙にあたって「日本の教育が日教組に支配されるのは嫌だ」と明確に意思表示をしなかればなりません。民主党は日教組の大会で力強く日教組を支援することを約束しました。また日教組代表が民主党の要職を占めています。民主党の「政権交代」に対して与党は「日教組による教育支配」を強くアピールすべきです。
また中国の軍事的脅威が一段と大きくなっていて、大国アメリカが中国の顔色をうかがっています。また北朝鮮が挑発的態度を続けている現在、日本の安全保障は一体どうなるのでしょうか?政権交代が実現すればインド洋での給油も中止することでしょう。日米同盟にもひびが入ります。このような状態で日本の安全保障は問題なしとは思えません。私たちの生命・財産が危なくなっています。
問題の根源は憲法にあります。国際的に見れば軍隊である自衛隊が、金縛りにあってその能力を発揮できない「軍隊の装備」にすらなっています。占領軍が自分たちの統治の必要性から押し付けた日本国憲法と現実の間には大きな矛盾が横たわっています。日本国憲法の持つ問題点は何も第九条だけではありません。矛盾はあちこちにあります。私たち日本国民が国益を考えて自分たちの憲法をもっと早く持たなければならなかったのです。
自民党も民主党も「憲法改正」に賛同する議員は大勢いますが、それが全く声になっていません。憲法改正、安全保障、教育問題は全く票にならないからです。与野党ともに財政規律を忘れて、票になる「なりふりかまわぬバラマキ」の大合唱です。そこには国益は全くありません。
これから与野党のマニフェストが発表されることになるでしょう。私たち選挙民が声を大きくして憲法改正、安全保障、教育問題の三点セットを顕在化させようではありませんか。そして選挙の争点にしようではありませんか。
中でも憲法改正は安全保障と教育問題を包括する大切な問題ですから、憲法問題を争点にすれば、必然的に三点セットにたどりつきます。もうそろそろ私たち国民も、バラマキ政策には耳をかさず、「国のありかた」に真剣に取り組むときではないでしょうか。
年金基金 9.6兆円の損失
メルマガ申し込み
http://www.melma.com/backnumber_101064/
年金基金 9.6兆円の損失
私たちの年金基金がどの程度あるかご存知でしょうか。国民年金と厚生年金の積立金が140兆円あります。そのうち90兆円程度を「年金積立金管理運用独立行政法人」に委託し、運用しています。
ところが2008年度はリーマンショックもあり、9.6兆円という過去最悪の損失を出してしまいました。その結果累積赤字が出たということですから、委託したお金(90兆円)を「年金積立金管理運用独立行政法人」は減らしてしまったことになります。
年金積立金管理運用独立行政法人は責任を取って給与など下げて貰わないといけませんね。でもその動きはありません。一般職員(59名)は平均8百万円の報酬を受け取っています。理事長は2千万円です。しかも彼らが資金運用をしているわけではありません。高いお金を払って運用を専門家に任せています。まさに天下り先の典型ですね。このような組織がなぜ必要なのでしょうか。
本来、私たちの大切な年金積立金ですから、「安全第一」の運用を心がけて貰わなければなりません。でも長い間の低金利で、安全なはずの私たちに年金積立金が、高い利回りを求めて運用するうちに、そこに潜むリスクに鈍感になって行ったのでしょう。
事実ついこの間までは世界中を駆けめぐったバクチマネーが大もうけをしていました。そしてバクチ師に豊富な資金を提供していたのが、全世界の年金基金でした。そして年金基金はバクチによる輝かしい成果を誇っていたものです。
そしてリーマンショックで暗転。巨額の損失を出しました。今後の「年金積立金管理運用独立行政法人」による運用方針は良くわかりません。でも米国で一時輝かしい成果をあげて、暗転した、巨大年金基金「カルフォルニア教職員退職年金基金(カルスターズ)」はこの莫大な損失を取り戻すべく、あらたなバクチ先を虎視眈々と狙っています。全然懲りていないのです。
何度も藤原通信で言っているように「レバレージ比率(賭け率)の規制」「ヘッジファンドの銀行並の情報公開」を実現し、壮大なバクチを規制する動きに一刻も早く乗り出して欲しいものです。
麻生総理はやめるしかない
メルマガ申し込み
http://www.melma.com/backnumber_101064/
麻生総理はやめるしかない
会社でも団体でも、その組織のトップが言ったことを実行できなければ、トップに対する求心力は一気に失墜します。ましてそれが「権力の源泉」である人事の面で組織のトップが思うように出来ないことが白日のもとにさらされたら、それは組織が無政府状態になる事を意味します。
麻生総理は「自民党役員・内閣改造」を一旦は決意しましたが、党内の反発が予想を超えて強く、どうやら先送りか断念に追い込まれたようです。これで都議選敗北が決定すれば「麻生おろし」の大きなうねりはもう誰にも止めることが出来ません。
麻生総理を辞任に追い込んで、自民党の看板をつけかえても、自民大敗が中負か、余程のがんばりを見せて惜敗になるかで、自民敗北の流れは変わりません。でも民主党の鳩山代表がヤキモキして「国民に対して看板の付け替えは目くらまし」と再三述べていますから、民主党はどのようなことがあっても麻生おろしには反対なのでしょう。そして自民大敗に持ち込みたいのでしょう。当然のことです。
民主党の鳩山代表は正直ですから、総選挙で民主党に不利になることは批判もしくは非難しています。皆さんが鳩山代表のコメントを、真実の判定に使うと失敗します。でも麻生おろし以外の色々なコメントに対しても「鳩山代表が賛成もしくは好感を示すのは、総選挙で民主有利」「口を極めて反対するのは総選挙での民主党が極めて不利」とまるでリトマス試験紙で判定するくらい、単純明快な反応を鳩山代表は示しますから、面白いです。鳩山代表のコメントをこのように理解すれば判断を誤りません。でもこんなに正直で良いのでしょうか。
さて注目の都議選ですが、皆さんご承知でしょうか。「自民・公明惨敗」と言えば「民主単独過半数」と誰しも思うのではないでしょうか。でもこれは不可能なのです。民主党は単独過半数に達する候補者を立てていないのです。
ですから、「自民・公明で過半数割れ」が民主党に取って最大の成功なのです。でも世間はこの程度を既に織り込みすみですから、誰も自民・公明惨敗とは言わないでしょう。
皮肉なことに自民・公明に対する批判票が民主党に流れすぎると(民主党が総取り)逆に念願の「自民・公明で大幅過半数割れ」が遠のいてくると言う、何とも皮肉な結果が待っています。それでも自民・公明は過半数割れにはなるでしょうが、恐らく「惜敗」です。自民にとってはこれが理想ですから麻生総理は思わず本音を言ってしまったのでしょう。
結局、自民・公明・民主に対する批判が強く、社民、共産、無所属躍進にならないと「自民・公明惨敗」は到達できません。でもこれは難しいですね。民主にあまり票がながれず、社民、共産、無所属が不満の受け皿にならなければ、組織票の強い自民・公明が過半数を維持することも夢ではありません。恐らく浮動票は家で寝ていてほしいでしょう。
このような現状にもかかわらず、マスコミはあたかも都議選での自民・公明の敗北が決定し、民主の単独過半数が可能であるかのような書き方をしています。マスコミがこのような事実を知らないはずはありません。
マスコミの狙いはズバリ「都議選前に解散・総選挙を実現させる」ことなのです。これなら自民党の「自爆テロ」で念願の政権交代が実現し、視聴率は大いに盛り上がります。ワイドショウなどは当面視聴率に困ることはないのです。マスコミが国民を落としいれる罠はあちこちにしかけられています。恐ろしいことです。