藤原雄一郎の時事通信 -28ページ目

長野での聖火リレーについてメディアは真実を伝えていない

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メールマガジン627号   2008/5/1日発行(月・水・金発行)


□□ 長野での聖火リレーについてメディアは真実を伝えていない □□


長野での聖火リレーは、一部に混乱はあったけれど、ほぼ順調に終了した。と
の論調がマスコミの大部分でした。ところがネットではそれと正反対の情報が
乱れ飛んでいます。そしてその状況を生々しく示す映像まで流れています。で
も私は従来から「ネットは無法地帯であるから、その情報の真偽については慎
重に判断しなければならない」と強く思っていました。


特に日本で「市民運動」と称する活動は必ず背後で「ある特定の勢力」が操っ
ているのは常識です。ですからこれらのネット情報を疑っていました。しかし
「ある特定の勢力」なら中国の肩をもつから、このような中国非難は書かない
しおかしいな?今回の聖火リレーの真実を知りたいなと思っていた矢先に、私
が信頼する友人からメールを貰いました。驚いたことに彼は長野に行っていた
のです。


彼からの報告を知って、ネットでの「聖火リレーに関する中国人の傍若無人」
情報は真実であることを確信しました。中国人のひどさとそれを隠そうとする
マスコミ!私たちはネットで真実の情報を得なければならないと痛感しました。

とにかく友人からのメールを紹介しましよう。


さて題名の長野での聖火リレーについてのメディア報道についてです。実は私、
あの日に長野にいました。チベット支援のために向かったのですが、今のあの
聖火リレーのメィア報道については非常に憤慨・憤激しております。それは、
「中国人側の暴力行為を全く報道していない」ということです。さらに言えば
「中国人は比較的紳士的だった」とも書いている新聞もあります。


 実際に現場にいた私が証言します。中国人側の挑発・暴力は確実にありまし
た。現実に私がその被害にあっています!Free Tibetコールをしていると中国
人がその中に割り込んできて、旗竿で我々が持っている「雪山獅子旗」をなぎ
払うようにふるんです。それだけならず、その旗竿でチベット支援側の頭を小
突き回しておりました。私もやられました。さすがにキレそうになりましたが
自制しました。ここで暴力で返したら幼稚な反応となってしまい、中国人を利
する事になるからです。ですが、一番騒ぎがひどかった長野駅前はもっとヒド
イ状況だったらしく、老人へ暴力を振るおうとした中国人がいたという話も耳
にしました。現場では様々な中国人の暴力行為について直接話を聞く事ができ
ました。


旗・プラカードを奪われるのみならず、殴る・蹴る・旗竿で攻撃するという物
理的暴力の被害に合ったという人とも話をする事がありました。


 しかし、メディアはこれら中国人の暴力について全く報道しません。私はそ
れが許せない。ネット上(YouTubeなど)ではその証拠となる動画や写真がたく
さんアップされているし、現に現場に来ていた記者は目撃しているはずなのに。
この日、チベットを支援する人は私の想像以上の数に上っていました。右翼団
体を除いて数えても、千の単位はいたはずです。


右翼団体には一切与する事は私は絶対にしません。しかし、チベットを支援す
る右翼ではない普通の一般人の数はものすごかった。ですが、それすらも日本
のメディアは過小評価して報道している。これも許せない。現場にいなかった
人間がしたり顔で中国人を持ち上げる発言をメディアでやる姿を見て、さらに
メディア不信が深まりました。この聖火リレーの真実についてメディアの人と
接する機会があれば、私は問いただしたいと思います。

道路特定財源 民主がダメなら自民若手に期待

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メールマガジン626号   2008/4/30日発行(月・水・金発行)

□□ 道路特定財源 民主がダメなら自民若手に期待 □□

暫定税率問題もいよいよ30日に再議決となりそうです。そしてつかの間のガ
ソリン値下げも終わり、値下げ前より高くなる大幅値上げになる風向きです。
そして攻防は5月12日に再議決が可能になる道路特定財源へと進みます。


福田総理が「来年度から道路特定財源の一般財源化」と表明しているにもかか
わらず、私も含め誰もが一般財源化になるとは信じていません。もし福田総理
と自民党が本気であるならば、「今年度に限り道路特定財源を維持する」と法
案を修正すればすむことです。それをなぜしないか?やる気がないからです。


これほど明確であるにもかかわらず民主党の攻め方は生ぬるいと言わざるを得
ません。小沢代表の胸の中には「政府与党がゴリ押しして欲しい」との強い願
望があるように見受けられます。そうすれば民主党の中の道路族は喜び、しか
も「政府与党が理不尽なことをした」との悪評が駆け回るからです。そのため
か事態をまとめようとの気迫が全く感じられません。政権打倒しか眼中にない
からです。世間のゴウゴウたる非難のもと是非再議決を強行して欲しいのが民
主党の本音です。


ここでまかりまちがっても政府与党が大胆な法案修正に踏み切ったら、せっか
く政府与党に厳しい風が吹いていたのが、一変してしまいます。「政権打倒最
優先。国益無視」の小沢代表の立場まで危うくなります。今こそ政府与党が「
危機突破」の秘策として、一年間限定の道路特定財源への法案修正を決断すべ
きです。それしか政府与党の生きる道はありません。


自民党はとっくに力を失っていることを自覚しなければなりません。古賀氏な
どは本来郵政クーデターの時に亀井静香など守旧派とともに自民党を追われる
べきであったのに、卑怯にも仲間を裏切って、居残ったではありませんか。古
賀氏ら自民党の守旧派残党は本当に退陣して貰わなければなりません。


そこで自民若手に期待したいのです。5月12日は是非とも造反すべしです。
彼らが本気になって行動を起こせば自民党は変わります。せっっかくの彼らの
蜂起も「一般財源化の閣議決定」で矛をおさめようとしています。そのような
ことでは自民党の崩壊は決定的になります。奮起せよ!自民党若手!

聖火リレー なんでこんなにおかしくなったの?

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メールマガジン625号   2008/4/28日発行(月・水・金発行)

□□ 聖火リレー なんでこんなにおかしくなったの? □□

長野での聖火リレーもやっと終わり、関係者一同、ホッとしていることでしょ
う。現場にいないで、テレビの映像だけで判断すると誤ることが多いのですが、
とにかく従来の聖火リレーのイメージとはかけはなれた異様な雰囲気でした。


そして他人の家に乗り込んで我が物顔に振る舞うかのごとき中国人留学生の赤
い旗の林立には「いいかげんにしたら」と言いたい気持ちを抱いた人も多かっ
たと思います。同時に中国も一連の聖火リレー騒動では驚いていることでしょ
う。「なんでこんなことになるの」といぶかしく思っていることでしょう。


チベットで何が行われているかの本当のところは誰にもわかりませんが、とに
かく「チベットに自由を」「人権抑圧の中国」というスローガンがあっという
間にテレビという媒体を通じて、世界中に広まってしまいました。


日頃私たちが苦々しく思う「マスコミの横暴」「報道による連鎖・拡散反応」
を中国はいやというほど感じたことでしょう。中国の中ならば、このような報
道を押さえることのできるのにと、随分とイライラが募ったことだと思います。


そして対策として打って出た手が赤い旗を林立させた中国人の総動員作戦です。
これでは中国のイメージは上がるところか、全くの逆効果であることも認識し
ようともせず、事態をかえって悪化させています。空気が読めない中国にも困
ったものです。


これから本番のオリンピックを迎え中国が予期せぬ方向へと事態が進むことも
十分に考えられます。今回の一件を教訓として、国際社会での協調を少しでも
学んでくれれば良いのですが。


同時にこれほどまでに騒動が広がった陰には「国際的煽動屋」の存在もあると
思います。サミット反対や捕鯨反対などで暴力をふるう集団です。彼らが今回
のことに味をしめて、洞爺湖サミットに押しかけてこなければ良いのですが。
中国のような独裁国家も問題ですが、自由世界の陰の部分も恐ろしいものです

地球温暖化はCO2(二酸化炭素)が犯人か

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メールマガジン624号   2008/4/25日発行(月・水・金発行)

□□ 地球温暖化はCO2(二酸化炭素)が犯人か □□

今頃「地球温暖化はCO2(二酸化炭素)が犯人か」などと言うと「狂ってい
るの」と言われるくらい「さも真実」かのごとく世界中の人々が洗脳されてい
ます。地球誕生以来、温暖化や寒冷化は何度となく繰りかえされてきました。
たかだかここ100年くらいの傾向をつかまえて「地球温暖化はCO2(二酸
化炭素)が犯人」と断定するほど人類の知恵は進んでいません。

にもかかわらず「地球温暖化はCO2(二酸化炭素)が犯人ではない」との研
究データはなぜか無視されています。そしてもはや永遠の真理であるかの位置
づけに胡散臭いものを感じざるをえません。

それでも私は「CO2の排出削減」を支持してきました。スーパーへ行っても
レジ袋は貰いませんし、本屋でも袋をもらわず印をつけて本を受け取ることに
しています。温暖化対策の中で重要な地位を占める、「エネルギーの削減(省
エネ対策)」には大賛成なのです。

地球温暖化ではなくて、「限りある資源の有効活用」や「地球汚染物質排出削
減」を目指すのは地球をここまで破壊してきた人類の義務だと思うからです。

では何が言いたいか・・・・

「地球温暖化」など根拠の曖昧なことを言わずズバリ真実である「限りある資
源の有効活用」や「地球汚染物質の削減」をスローガンにかかげるべきだとい
いたいのです。でも私の真意は恐らく伝わっていないと思います。では単刀直
入に・・・

「CO2の削減のために余計なエネルギーを使うな!」といいたいのです。今
排出削減のためにCO2を地中深く封入しようとか、CO2を液体か固体化し
ようとかの馬鹿げた研究がなされています。これはエネルギーを無駄に消費す
る努力でかえって害があります。

例えば硫黄酸化物(SOx)とか窒素酸化物(NOX)などは人体に有害です。
ですから余分のエネルギーを消費しても是非とも除去に努めなければなりませ
ん。でもCO2の除去にこのような努力をしてはならないと言いたいのです。

またバイオ燃料もしかりです。人や動物の食料を燃料にするなんてとんでもな
いことです。トウモロコシをエタノールにするにはエネルギーを消費します。
このようなバイオ燃料を使用することでCO2が削減できることは事実ですが、
トウモロコシを栽培するのにエネルギーを費やし、せっかく収穫した食料を、
さらにエネルギーを浪費して燃料にする。こんな馬鹿なことがあるでしょうか。
人や動物が生きるために貴重なエネルギーを費やしてトウモロコシを栽培して
いるのです。それを意味もないCO2削減のために惜しげもなく浪費してあまつさ
え食料の高騰をすら招いています。

また「排出権取引」などのマネーゲームにCO2をからめることも大反対です。
原油や食料のほかにCO2にまで「バクチ場」を広げることになります。それ
もこれも「地球温暖化はCO2(二酸化炭素)が犯人」ときめつけて、頭の良
い欧米の人間が自分たちの利益になるように仕組んでいるとしか思えません。

ここらで一つ「地球温暖化はCO2(二酸化炭素)が犯人か?」という原点に
立ち返り、このような妄想を除外して、せっかく盛り上がってきた機運を今こ
そ「限りある資源の有効活用」や「地球汚染物質の削減」なるテーマに振り替
えて、美しい地球を「博徒」や動機不純な人たちの魔手から守ろうではありま
せんか。

海賊のタンカー襲撃 シーレーンは誰が守る?

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メールマガジン623号   2008/4/23日発行(月・水・金発行)

□□ 海賊のタンカー襲撃 シーレーンは誰が守る? □□

日本のタンカーが海賊に襲われたとのニュースが飛びこんできましたが、その
後マスコミの関心を引いていません。イエメン沖はソマリア沖のすぐ近くです。
ソマリア沖ではひんぴんと海賊が出没しています。今後ともこの種の事件は増
加の一途をたどることでしょう。

領海ではその国が取り締まりますが、公海では取り締まる組織がありません。
大切な石油を輸送するシーレーンは結局米軍に依存しているのが現状です。た
またまこの地域には米軍がイラク対応で展開していますから、いざと言うとき
の海賊退治にも出動してくれる可能性はあります。

でも日本が米軍に非協力でいて(テロ特措法の時のように)、このような場合
にお願いするのは、あまりに虫が良すぎると思いませんか。では日本はこのよ
うな場合どうするのでしょうか?日本領海なら海上保安庁の出動です。事実海
保は今まで何回か銃撃戦をした経験があります。

一方の自衛隊はどうでしょうか?実戦経験は皆無です。海保は準軍隊組織です
が、同じ環境にありながら、より本職の自衛隊に実戦経験が皆無なのも、平和
ボケした日本、なかんずくマスコミが自衛隊が一発でも銃弾を発射すると上へ
下への大騒ぎをするからです。

冷静に見つめると、戦場の第一線では自衛隊より海保のほうが「実戦経験にお
いても、戦う姿勢においても、勤務に対する緊張感においても」数段頼りにな
る存在です。一方緊張感の欠けている自衛隊では、漁船衝突のようなことが発
生します。

今世紀は国同士の戦いよりもテロとか海賊との戦いが多くなる傾向にあります。
いつまでも平和ボケを続けて、このような状況の変化に対応できないではダー
ウインの法則ではありませんが、日本国は滅亡します。国民の生命・財産を守
る国の使命をキチンと果たすことが出来る状況に自衛隊を持ってゆく時がきて
いるのではないでしょうか。

その意味では今回の海賊事件は考え直すきっかけと思いますが、視聴率の稼げ
ないマスコミは全く黙殺しています。残念です。

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メールマガジン622号   2008/4/21日発行(月・水・金発行)

□□ 腐敗社会保険庁 看板のつけかえだけが実行された □□

社会保険庁改革の第一段として、社会保険庁の政府管掌健康保険部門を引き継
ぎ、今年10月に発足する「全国健康保険協会」(協会けんぽ)に採用される
社保庁職員1800人が内定しました。

ところがこのうち71人は、過去に年金記録ののぞき見や、国民年金保険料不
正免除・猶予などで減給や戒告処分された人たちなのです。訓告などの内部処
分者317人を含めると、処分経験者が新組織の約2割も占めています。

社会保険庁を腐敗させたのは、このような処分者が張本人ではありませんか。
組織を腐敗させた張本人たちがぬくぬくと新組織に移行して、何が改革でしょ
うか。また数々の違法な取り決めをして、今日の大混乱を起こさせた組合関係
者は全員首のはずです。新組織の2割もが腐敗分子であるならば「新組織をそ
のまま腐敗組織に切りかえる」いわゆる看板のつけかえが堂々と行われたこと
になります。

お役人はとてもしたたかです。それにもかかわらず、このような重大な決定が
マスコミでは全く騒がれていません。この調子では改革の総本山である、年金
部門を引き継ぐ「日本年金機構」でも組織腐敗の張本人が大挙して新組織に流
れ込むこと必定です。

政治家は「さもまともらしいプロセス」をとって名をとり、その陰で、「改革
を全くの骨抜きにする」実をとるのがお役人です。これで年金のデタラメ処理
は未来永劫続くことになるでしょう。

後期高齢者医療制度へのおかしな論議

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メールマガジン621号   2008/4/18日発行(月・水・金発行)


□□ 後期高齢者医療制度へのおかしな論議 □□


「姥捨て山よりひどい」とか「年金からの天引きはけしからん」とか全く持っ
て奇妙きてれつな論議が視聴率至上主義のテレビを中心にまかり通っています。
これでは問題の本質をテレビはわざと覆い隠そうとしているのかと、その非見
識を疑います。

本来、もっとも非難されるべきは「お役所仕事」であるべきはずです。法案が
成立して二年もあったのに衆知徹底を怠ったばかりか、「徴収する物は年金か
ら引き去るが、保険証はとどけない」ことに象徴される杜撰な仕事と、社会に
混乱を招いたことです。「お上の言うことを黙って聞け!お上のすることに間
違いはない」との傲慢不遜なお役所仕事が真っ先に非難されるべきです。

次に議論すべきは「高齢者は医療費がかさむから、たとえ扶養家族であっも高
齢者からは別途保険料を徴収する」ことの是非でしょう。

また従来は市町村が担当であって、それぞれの福祉政策で保険料が一部で軽減
されていたのが、都道府県担当になり、これらの特例が廃止され保険料が上昇
したことでしょう。「上昇はけしからん」というのではなくて、本来「住むと
ころで負担とサービスの不公平があってはならない」との思想から税金をばら
まいておいて、こんなところの不公平を見過ごして良いのかという論議もあっ
て良いと思います。

年金からの保険料天引きをやめれば、保険料を納めなくてすむのかと言えば答
えは「否」です。ご老人が金融機関の窓口に納めに行く不便が増えるだけでは
ありませんか。どうして「天引きはけしからん」のでしょうか?これも非難す
るなら「お金を取るだけ取って、保険証は渡さないで平気の平左」を怒るべき
でしょう。

それから1300万人の高齢者全員が今回の制度で突如今まで無料であった保
険料を負担させられるかのごとき報道ぶりですが、これは全くの事実無根です。
お役人や政府も従来の負担と、今回の改正での負担の違いをPRすれば良いのに、
高くなったのか安くなったのかさえ把握していません。お役所仕事とはこのよ
うなものかと呆れかえります。

でもこのようにテレビを見ていると、全く興味本位にわざと事態を混乱させ、
視聴率をかせいでいるだけではありませんか。物事の本質を故意に見失わせて
います。これで報道機関といえるのでしょうか。誠にもって不見識そのもので
す。皆さん用心しましょう。

食料の値上げは「しかたがない」ではすまされない

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メールマガジン620号   2008/4/16日発行(月・水・金発行)

□□ 食料の値上げは「しかたがない」ではすまされない □□

福田総理は相変わらずの人ごとで「値上がりはしかたがない」とうそぶいてい
ます。困った総理で、支持率低下もそれこそ「しかたがない」と思います。

さて日銀総裁不在ですったもんだしたあげく、やっと就任した白川日銀総裁の
初仕事はG7の国際会議でした。ここではアメリカの金融危機が主な議題であっ
たようですが、金融危機を避けるために、日本が現在もとり続けている「金融
緩和」の方向へと全世界が進みそうです。

これは「バクチマネー」をふんだんに供給することにほかなりません。「バク
チマネー」も「金融いかさま賭博場」で暴れているうちはまだ良いといわざる
を得ませんが、私たちにまでその凶暴な牙を剥くようなことに現在はなってい
ます。それは実態経済に大きな影響を及ぼす原油と穀物市場へとバクチマネー
が向かっていることです。

そのせいでこの春から続々と値上げが続いています。日本はこれでもまだ裕福
な部類ですから餓死者までは出ていませんが、世界では食糧のあまりの高騰に
暴動がおこっています。このような時期に「金融緩和」を実施することは凶暴
なバクチマネーにふんだんに安いお金という強力な武器をバラまくようなもの
です。

このように現実世界に深刻な影響を及ぼすバクチマネーに対する規制を、世界
の英知を集めて実施する時が来ているのではないでしょうか。食料は人間にと
って一番大切で必須のものです。人類の生存権がおかされるようなバクチマネ
ーの存在を許さないように、政界中の英知を結集するべきではないのでしょう
か。

確かに金融の安定は必須かくべからざるものですが、現在危機に陥っている金
融機関が、随分とお行儀の悪いことをしでかして、自ら手ひどい痛手を負って
いる、いわば自業自得です。それを「金融不安」という人質を盾に居直ってい
る現状には我慢がなりません。ここらでバクチマネーに歯止めをかける必要性
を世界中で認識し、一刻も早く適切なる手を打つ国際世論の喚起が必要だと思
います。

お役所仕事と大阪府橋下知事の蛮勇

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メールマガジン619号   2008/4/11日発行(月・水・金発行)

□□ お役所仕事と大阪府橋下知事の蛮勇 □□

「後期高齢者とは一体何か」さっぱり意味不明の医療制度の変更。この制度の
是非はここでは論じませんが、「お金は取るが保険証は渡さない」と言わんば
かりのお役所仕事にあきれ果てています。大切な書類だから「配達証明つきで、
転送不可」この発想は一体どこから来るのでしょうか。

転送しなければ届かないのは誰が考えても明確なことです。私の母も施設に入
り、空き屋の自宅から転送をかけています。後期高齢者であればこのような人
たちが多く存在するのはあたりまえではありませんか。

「保険証が届かなければ役所まで取りに来るべき」とのお上の精神そのもので
す。また社会保険庁はわざとわかりにくい「年金特別便」を発送し、多額のお
金を使ってやりなおしました。あれもこれもお役所仕事。すなわち「自分勝手
のお上の精神」で無駄使いを乱発しています。

そんな時、大阪府の橋下知事が財政赤字からの脱却で1100億円の予算削減
案を提示しました。はたしてマスコミも含めごうごうたる批判で、このまま原
案通り予算が決定するとも思えません。でもこれだけの蛮勇をふるわなければ
お役人の発想はかわりません。

きわめて大きなショックを与え、そして逃げ切れないと悟って始めて、お役人
たちも少しは考え始めるのです(逃げきれる雰囲気があれば霞ヶ関と同じく徹
底抗戦ゼロ回答ですが)。お役人特有の「前例・凡例がなければ一歩も前に進
まない」という思考停止から脱却することも可能です。このような蛮勇を私は
国に要求したいと思います。

次々と出てくる特別会計の乱脈ぶりを見てください。道路特定財源はもとより、
社会保険庁の腐敗で明かな年金特別会計など、「目が届かなければ何をしても
良い」実例はいくらでもあります。一刻も早く特別会計を全て廃止して、国民
の目に明らかになるようにすべきです。

橋下知事の蛮勇も、それが正しいかどうか、「情報を公開して世に問う」と言
っています。とても良いことではありませんか。政治は素人にやらせたほうが
良いのかなとさえ思います。橋下知事、ガンバレ

日銀人事 小沢代表にもあきれたものだ

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◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
メールマガジン619号   2008/4/11日発行(月・水・金発行)
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

□□ 日銀人事 小沢代表にもあきれたものだ □□

民主党はどこまで支離滅裂なんでしょうか。新聞報道によれば渡辺副総裁は民
主党の総裁候補のトップにあったと言います。それをどうして反対するのでしょ
うか。しかも伊吹幹事長と鳩山幹事長の間で密接な話し合いがもたれ、鳩山幹
事長は容認を示唆していたではありませんか。しかも今回ばかりは民主党内部
でも渡辺副総裁容認が大多数の意見であったとの報道もあります。

小沢代表の心は「事の善悪はほったらかして、とにかく政府与党を困らせさえ
すればよい」としか考えようがありません。百歩譲って「本来小沢代表は一番
最初の武藤総裁に賛成していたのに民主党原理主義者の反対で実現できなかっ
た。今回その原理主義者どもが賛成に回ったので、その変節ぶりに対して教育
的指導をした」というのなら、そこには自分のことばかりで、国益や国民が全
く不在です。

もはや「民主党に政権担当能力が無い」のは誰の目にもあきらかとなってきま
した。その結果、とっくの昔に賞味期限のきれた、政官業の癒着に凝り固まっ
た、自民党の延命に民主党が手を貸している結果になります。菅・鳩山党首は
すでに賞味期限切れではありますが、岡田・前原代表時代は「政策の民主党」
として私は大きな信頼をおいていました。それが旧田中角栄の愛弟子小沢代表
になって、民主党は無茶苦茶になろうとしています。今にして思えば大連立失
敗での辞任騒動の時に、小沢代表を慰留しなければここまでひどくはならなか
ったと残念でなりません。

今の自民党は政権担当が長すぎ、そして小泉さんの努力にもかかわらず体質改
善が全く出来ない政党に成り下がっています。一度は政権交代をして、日本の
権力構造を一変させなければならない時期にこの「ていたらく」ではどうしよ
うもありません。民主党には一日も早く「政権を担当させたい」と思うような
責任ある政党へと脱皮して欲しいと思います。小沢代表のもと、頭でっかちの
民主党原理主義者たちも、現実の政治の泥臭さを十分に学んだと思います。そ
ろそろ小沢さんと縁を切り、国民の期待に応える政党へと脱皮してもらいたい
ものです。そのためには岡田・前原時代に戻って組合依存からの脱皮も必要で
しょう。とにかく民主党に一皮剥けて欲しいのです。

今回の党首討論では今まで「音なしのかまえ」だった福田総理が珍しく感情む
き出しで小沢党首に噛み付いていました。とても活気があって面白かったです。
このような党首討論をどんどんやってもらいたいし、民主党も国会で審議拒否
などしていないで、このような活発な論議をして欲しいものです。

また民主党の国会対策委員長が渡辺副総裁候補に電話をかけて「人事に民主党
は反対する」と伝えていたことは言語道断です。これも「民主党の驕り」以外
のなにものでもありません。権力に近づくほど謙虚になれといいたいです。


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