あさのちづこです。
一日中雨が降ったりやんだりの今日。
こんな日に限って
息子がおねしょをしましたー><
さて、先日のメールレターで
どうやって心の薬を
やめたかについて書いたところ
やめた後の事が知りたいですと
いうお声を何人かの方から
いただいたので
もう少し書いてみますね。
心の病の話ではありますが
誰にでも当てはまる
話です^ ^
私の場合、
薬がゼロになったその
数か月後には
また薬漬けの日に戻って
しまった1回目の失敗
経験と
全く薬を呑まないまま
やめてから5年近くたった
今に繋がる
2回目のうまくいった経験が
あるのですが
今日は失敗した1回目に
ついて
①なぜ失敗したか?
②失敗しない為にどうすれば
よかったのか?
について、今私が思うことを
書きますね。
まず
①なぜ失敗したかについて
当時、私の中にあったのは
「もう事故から6年も経つの
だから、それまでに何とか
全てを終わらせたい」
という思いでした。
事故から6年の日までに
どうしても
治りたかったのです。
心の状態に、期日なんて
決めれるはずもない
のに…
また、心の状態って
そもそも誰にでも
波があるもので
それは元気な人だって
みな一緒なんですよね。
いつもユラユラと揺れ動
いています。
だから、心の状態に
白黒をつけること
なんてできるはずも
なく...
なのに、当時のわたしは
「治ったか」「治っていないか」
にすごくこだわっていました。
これは、心の病を患ったことが
ある方なら、割と「あるある」
かもしれませんね。
鬱状態を行ったり来たりして
いた時も、状態がよくなると
しょっちゅう母に
「もう治った気がする」
と言っていたように思います。
「もう治った!」
と思いこんでいると
波がきたときに
その波を見て見ぬふりを
したり
波に気づかなかったりして
自分の状態を正確に
感じられなくなって
しまいます。
私はまさにそれでした。
もう治ってるんだから
いつまでも病気を
引きずりたくない!
と思っていて
万一のことを考えることも
なかったし
(治ってるんだから考えておく
必要がないと思っていました)
家族が心配して、忠告して
くれても
「いつまでも病人扱いしないで!」
と、全く耳を傾けようと
しませんでした。
結局自分の状態は、どんどん
波に飲み込まれていっている
のに
そこに気づけず
気づいたときには
すでにとき遅し…
となっていました。
さらに、今思うと
かなり無理をして
薬をやめていこうと
していました。
お医者さんに「この
2週間どうでしたか?」
と聞かれても
きちんとその2週間を
振り返ることも
せず
とにかく「普通」を
アピールして
少しでも早く
薬を減らしてもらおうと
していました。
当時を振り返り
失敗の原因を一言で
言うならば
「薬をゼロにする」また
「治る」ことにこだわって
自分の心の声に耳を傾けて
いなかったということです。
少し話が逸れますが
同様に「私は治っていない」
「私は病気だ」と思い込む
ことも
回復を妨げる大きな要因
になります。
では、②失敗しない為に
私は、どうすればよかった
のか
というと
もうおわかりのように
「薬をやめること」や
「治すこと」を目的に
するのではなく
「自分の内側の声に
きちんと耳を傾けられる
自分になること」です。
そもそも心の病って
病になる前に
「心の声にきちんと
耳を傾けることが
できなかった自分」
が先にいます。
どんなきっかけがあった
にせよ
どんな資質を持って
生まれていようとも
心が何とかあなたに
何かを伝えたくて
一生懸命声をあげて
小さな症状として
サインを送っているのに
それを無視し続けた結果
心が、「もうどう頑張っても
無理だわー!」
と悲鳴をあげ、プスッと
ガス欠してしまった状態
つまり、心が正常に働く
ことを諦めてしまった
状態と言えます。
だから、まず何より
自分との信頼関係を
取り戻すことに
専念する必要があり
ます。
この時に、今だから
わかる、すごく大切だなと
思う点は
「自分の状態をいちいち
判断しないこと」
です。
お医者さんに、「あなたはうつ病」
といったように診断されると
どうしても、「治った」
「まだ治っていない」
ということに、拘って
しまいがちになります。
でも、そこは先ほど
書いたように、白黒
つけることが
とても難しいというか
不可能なので
「いい状態」を一日、また
一日と続けていく他
ないんです。
そして、また落ちてしまう
ことがあっても
それを判断するのではなく
「この症状は私に
何を教えてくれている
んだろう?」
という視点を持って
心の波と仲良く
なろうとする姿勢が
とても大切です。
私に限らず、心の病を
克服した方が
「気が付けば、かれこれ
長らく、治ったとか治って
いないとか
いちいち思わなくなって
いたわ」
というような事を
仰いますが
まさに
「治る」「治っていない」
という世界から抜け出すこと
こそが、
心の病を越えていく
ということに繋がる
のだと思います。
少し長くなりましたが、
今日はこの辺で。
私の経験が、少しでも
誰かのお役に立てれば
幸いです。
■お知らせ■
長らくメールレターからの新規の
募集をしていませんでしたが
~弱い自分に自信を持って生きる~
セルフパートナーシッププログラム
はまもなく超少人数の募集を
開始します。
本当の自分と繋がり、幸せに
満たされながら
弱い自分に自信を持って
生きられるようになりたい
方は、今すぐメールレターに
ご登録くださいね。
〜弱い自分に自信を持って生きるコツ〜
※体験セッション、コースなどはメールレター
よりご案内しています
公式LINE登録はこちらから。ブログ更新のお知らせや、イベントの案内などが届きます。
今なら期間限定プレゼント中🎁
@xbz4073m
〜弱い自分に自信を持って生きるコツ〜
こんにちは。
あさのちづこです。
今日は、ご質問をいただいた
ので、私がどうやって
ココロのお薬をやめて
いったかについて
また、お薬をやめた
今、わたし自身が
大切に思うことについて
書いてみたいと思います。
関係ない方は読み飛ばして
くださいねー。
私は約8年ほど前に
それまでうつ病と診断されて
いたのが
双極性障害(いわゆる躁うつ病、
一般的に完治は難しいと
言われている)
に診断名が変わりました。
3年ほど経ち、症状が割と
安定してからも
「双極性障害は薬を呑み続け
なければ、再発します」と
医師に言われ
当時、再発することを何より
恐れていた私は、言われるが
まま、リーマスという気分安定薬と
睡眠薬を呑んでいました。
睡眠薬は、今思うと依存症の
ようになっていて
「呑んで眠れるなら楽だわー」
くらいの感覚で計9年も
気軽に呑み続けていました。
(もちろん、本当に
必要を感じている時期も
ありました)
ただ、薬を呑んでから
眠りにつくまでの間に
自分がとった行動を、
翌朝思い出せないという
ことが多々ありました。
朝起きて、LINEを見ると
送った覚えのないLINEを
送っていて、しかも内容が
支離滅裂だったり
自分が思ってもいないことが
書いてあったり...。
怖いなーと思いつつも
それでも、「やめないと!」
と真剣に思うことは
なかったです。
やはり、簡単に眠れる方が
自分の中で勝っていた
んですね。
そんな私が断薬できたのは
妊娠したことがきっかけです。
私が呑んでいた
気分安定薬も睡眠薬も
妊婦さんが摂取しては
いけないお薬だったんです。
なので、ある日突然
「一生呑み続けましょう」と
言っていた医師が
「今日からやめてください」と
言ったのです。
何か変ですね。
で、どうなったかというと
待てど暮らせど、
再発どころか、何も起こら
なかったんです。
睡眠薬に関しては
呑んではいけなくなったので
ようやく自力で
眠ることに真剣に取り組む
ようになりました。
具体的には、主に
①寝室に
スマホを持ち込まないこと
②生活リズムを整え、毎日一定
の時間に寝起きすること
③日中の活動量を増やすこと
の3つです。
産後は、慣れない子育てに
毎日疲れ果てていたことも
あり
驚くほどよく眠れるように
なりました。
結局、疲れ果てるまで
動いたら
人っていとも簡単に
寝れるんだ...と
拍子抜けしたものです。
よく考えてみたら
眠れない眠れないって
言っていたときは
日中、大して動くこともなく
生活リズムも乱れまくり
夜はベッドにスマホを持ち込み
暗い部屋でスマホを眺めて
いたので
交感神経オンのまま
寝ようとしていたわけ
ですから
そりゃぁ、寝れないよね...
という。
気分安定薬に関しては
産後診察を受けた時に
「そろそろ再開しようか?」
とお医者さんに提案されました。
その時、私はようやく
与えられた診断名ではなく
自分自身の状態に目を向け
ることができ、
はっと目が覚めました。
「再発が怖くて、ずっと薬を
呑み続けてきたけど、約1年弱
断薬しても何も起こらなかった。
むしろ、気持ちはとても
安定している。
一体何のために、今の状態に
何も問題を感じていない私が
お薬を再開する必要が
あるんだろう?」
その時、ようやくきっぱりと
「もうお薬を呑む必要性を
感じないので、診察もこれで
終わりにしたいと思います」
と伝えることができました。
すると
「あなたの病気は薬を呑み続
けなければ再発する」
と言い続けていたはずの
医師が、いとも簡単に
了承してくれました。
それから4年。
そりゃあ人間なので
波があるのは当たり前ですが
そう鬱という超大波を経験して
きた私は、人一倍うまく
波と付き合えるようになり
躁うつ病と診断された事を
何ら気に止める事もなく
毎晩すやすや眠って
暮らしています。
これらの経験を通して
心の病にかかったときに
是非大切してほしい
考え方があります。
それは、どんな診断名を
つけられようが、それがどんな
予後が待っていると言われて
いようが、自分の状態に
勝るものはないという
ことです。
つまり
どんな診断名を
つけられていようが
診断名や、予測不能な未来に
意識を向けるのではなく
今の自分の状態に意識を向ける
ことがとても大切です。
診断名にばかり意識が向いて
いた当時の私は、完全にこんな
自己催眠にかかっていました。
私は躁うつ病である
躁うつ病は一生治らない病気だ
だから、私は一生治らない
またこんな催眠にもかかり
未来への不安でいっぱい
でした。
医者に
「再発したくなければ
一生薬を呑み続けましょう」と
言われたので
私は一生薬を呑み続け
なくてはならない
さもないと、とんでも
ない未来がやってくる。
もし、私が今もこの自己催眠に
かかり続けていたら
自分の状態が今と全く一緒だと
しても
自分は一生治らない躁うつ病
患者だと思い込み続け
医師に言われるがままに
薬を呑み続け
いつも再発に怯え続け
少し気持ちが落ちることが
あったら
「うつの症状が出た」とさらに
落ち込み
リーマスを呑んで、少し気持ちが
落ち着く感じがしていた
かもしれません。
また、もう一つ大切なことは
何度でも何度でも
「今」の状態に意識を向けて
今の自分にとって、必要なく
なったものは手放していく
という覚悟です。
当時の私のように、睡眠薬を
呑み続けることは、
一旦そこに慣れると
手軽に眠れて、便利かも
しれません。
でも本来、人は疲れたら
休息するように作られて
います。
そもそも、薬なんてなくても
眠れるようにデザインされ
ているはずなのです。
一時的に頼ることがあった
としても
どこかのタイミングで
自分本来の機能を取り戻して
いこうという本人の覚悟が
とても大切です。
そう言った意味では
医師には「自分は
最終的にお薬なしで
生活できるようになりたい」
ということを常々伝えておく
ことは大切かなと思います。
そして、お医者さんに言われた
からこうしたではなく
お医者さんになんと
言われようとも
最終的にそれを選択して
いるのは自分だという事を
自分自身が理解しておく
必要があります。
自分の人生をお医者さん
任せにしていては
気づかないうちに
お医者さんの言葉に
洗脳され
自分自身の本当の
状態を正確に感じ取る
ことができなくなり
ます。
毎週、毎週、お医者さんの
ところで、同じような
フレーズを聴いているうちに
「自分は、お医者さんに
こう言われたから、そうなんだ」
と強く思い込むように
なります。
特に医者のような立場の人の
言葉というのは、いとも
簡単に潜在意識の
中に入っていくものです。
私は、過去を振り返り
それが何より怖いことだと
思っています。
もちろん、実際の「症状」
があると思うのですが
多くの方は、そこに「副作用」と
「症状とは呼べない自分自身に
根付いた思考パターン(思い込み)」
を合わせて、「病気」
として、捉えているので
はないかと、思います。
でも、根本から心の病と
おさらばしたいのであれば
薬を呑み続けていても
薬を完全にやめたとしても
不十分で
「症状とは呼べない自分自身に
根付いた思考パターン」に
気づき
そこと真剣に向き合って
いく必要があります。
そして、そこに
関しては、一切「病気が
そうさせている」という
言い訳はしないことです。
なぜなら、それは
病気にかかった人だろうが
正常な人だろうが
みな同じだからです。
ちょっと断薬から、それて
しまいましたが
過去の私と同じように
悩んでいる方の
参考になればと思い
こちらで皆さんにシェア
させていただき、回答
させていただきました^^
今日も最後までお読み
いただき、ありがとうございました。
感想や、質問など気軽にどうぞ!
公式LINEからが便利です。
@xbz4073m
■7月1日11時からZOOMにて
無料オンラインピラティスグループ
レッスンを行います!(残4名様)
ちづさんのピラティスって
どんなんだろう?という方も
心地よくカラダとココロに
向き合いたいという方も
もちろんピラティスが
初めての方もお気軽にどうぞ。
前回受けた方も、是非
もう一度受けてくださいね。
繰り返すことで、身体感覚は
どんどん磨かれていきますよ^^
ズームが初めての方は、
事前にテストにお付き合い
いたしますので、ご安心
くださいね。
なぜ無料でやるかというと
何だか楽しそうだから、
そして単に私がZOOMに
慣れたいからですー><
是非、ご協力くださいませ^^
〇あさのちづこのピラティス
無料オンライングループレッスン◯
募集終了
◯日時 7月1日(水) 1100-1130頃
◯対象
・どなたでも
・男性も女性も可
・軽運動をすることにご不安の
ない方
(妊娠中の私が行えるくらいの
動きになりますが、少しでも
ご不安のある方はご遠慮
ください。こちらでは一切責任を
取ることができません)
◯内容
呼吸、軸、コアを大切にしながら
より心地よい動きを見つけて
いきます。
レッスン後は、地にしっかりと
脚がつき、身長が3cmのびたような
軽い感覚を得られるかも^ ^
〇お申込み方法
以下の友達追加をクリック
お名前、年齢、一言をどうぞ。
事前テストを希望される方は
その旨も添えてください。
詳細をお送りいたします。
@xbz4073m
〜弱い自分に自信を持って生きるコツ〜
※体験セッション、コースなどはメールレター
よりご案内しています。


