幼少期からわたしがどのように音楽に触れてきたかを語る連載シリーズです。
わたしが楽器を弾くとかそういう話ではなく、あくまで聴く側の人間としての話です。
ものすごくひさしぶりの更新になってしまいました。
どうしても自分の中でKANさんの話を振り返るという行為がいろいろな意味でハードルが高く、おいそれとポンポン書く感じになかなかなれないところがあり。
とはいえ、ずっと書かずにいるとブログ的にもネタ切れになるので、そろそろ重い腰を上げて少しずつ書いていこうかと思っています。
さて1997年、STVラジオ「アタックヤング」でその人間性に徐々にひきつけられ、そして「MAN」「涙の夕焼け」という2つのシングル曲で、ちょっとずつ音楽にも興味を持ちつつあったKANさんの話です。
1997年8月、KANさんのニューシングル「Songwriter」がリリースされます。
今でも「ファン投票」をやったら1位になるんじゃないかという人気曲ですが、わたしもこの「Songwriter」で一気に持っていかれました。
もう、今回の記事は、まだ「Songwriter」を聴いたことのない読者の方に一度「Songwriter」を聴いていただければそれで終わりということでOKです。
「この曲はなんかすごい曲のような気がする」
と思ってるうちにもう一度聴きたくなり、もう一度聴いたら二度聴きたくなり、三度、四度とラジオを録音したテープを繰り返し再生しているうちに、これはもうシングルを買わずばなるまいと決断します。
そう、初めて自分の金で購入したKANさんのCDがこのシングル盤「Songwriter」となります。
弾き語り版「Songwriter」
ピアノのフレーズ、メロディともにすばらしいと思うのですが、歌詞もまた当時のわたしに刺さりましたね。
「I'm a songwriter ピアノをたたき
繰り返す表現のみが唯一存在の意義です」
このフレーズが特に印象的でしたが、全文読みながらぜひ聴いていただきたいところです。
カップリング曲「君を待つ」も弾き語りライブでは定番曲のひとつとなったすばらしい名曲です。
この2曲がシングル盤に両方入ってて1000円で買えるというのはすごいことですよ。
宮本輝の文庫版「蛍川/泥の河」に匹敵する、最強カップリングの1枚と言っていいのではないでしょうか。
で、もともと「MAN」「涙の夕焼け」もわりといい曲だと思っていたものですから、この「Songwriter」を聴いただけでは飽き足らず、その一週間後ぐらいにはアルバム「MAN」を連続購入します。
おそらく、わたしの人生で最も多く再生したCDアルバムは、この「MAN」ではなかろうかと思います。
(つづく)
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