☆2024年度入塾説明会
幼少期からわたしがどのように音楽に触れてきたかを語る連載シリーズです。
わたしが楽器を弾くとかそういう話ではなく、あくまで聴く側の人間としての話です。
1996年、デビュー直後の山崎まさよしさんにハマったわたしです。
One more time, one more chanceもまだ世に出ていないころ、ファーストアルバム「アレルギーの特効薬」の後に「ステレオ」というミニアルバムが出たあたりのお話です。
で、One more time~がまだシングルとして出たか出ないかのころに、北海道で弾き語りの小さなライブツアーがあったと思うんですよ。
さすがに古すぎてネットで探してもなかなか記録が見つからないのですが……あ、ありました。
1997年3~4月
YAMAZAKI MASAYOSHI ONE KNIGHT STAND TOUR ’97全国9箇所
(弾き語り)
3/20名古屋ハートランド
3/22博多DRUM Be-1
3/23徳山BOOGIE HOUSE
3/26帯広REBEL
3/27HIJACK
3/29熊谷VOGUE
3/30京都磔磔
4/15神戸チキンジョージ
4/23日清パワーステーション
このツアーの、帯広公演に行ったんですよ。ひとりで。
FIELD OF VIEWに続く2回目のライブがいきなり遠征だったんです。
というか、このライブツアー、札幌でやらずに帯広でやってたんですね。
え、そんなことある??
HIJACK、というのが札幌なのかと思って調べてみたら、これは旭川公演だったようです。
わたしの記憶だと、札幌のライブがチケット取れなくて、しかたなく帯広で取り直したような記憶があったのですが。
わたしの記憶違いなのでしょうか。
もしくは札幌が記載漏れしているのか。
なにせわたしもこの頃中学2年ですから、ひとりでライブ遠征ってなかなか大がかりなイベントになります。
今は亡き祖父母が釧路だったものですから、帯広でライブ見てから釧路に向かって、そこで一泊して札幌に戻るというプランで特急チケットなどもろもろを手配しました。
初の帯広、正直ライブ以外は何一つ覚えておらず、豚丼も食べずに去ってしまいましたが、ライブはすごく印象に残ってますね。
すごく小さいライブハウスで、おそらくお客さん30人ぐらいじゃなかったでしょうか。
山崎まさよしを30人の観客で見られるなんて、今となっては絶対に不可能なことですし。
当時は未発表で、次のアルバムである名作「HOME」の1曲目になる「Fat Mama」という曲が最もインパクトが強かったですね。
ただ、残念なことに開演前に便所に行くの忘れててですね、ライブ後半正直「便所行きたい」という記憶しか具体的には残っていないんですよ。すごくいいライブだったという印象はしっかりあるのですが、とにかく小便が漏れそうで非常に厳しかったです。
まぁ、そんなことも含めていい思い出ですよね。
あ、そういえば昨年山崎まさよしさんと言えば騒ぎになりましたけど、わたしが山崎さんライブに対して抱いているイメージと報道で伝えられている内容にギャップがありすぎて「困惑」でしかないです。
わたしにとっての山崎さんは「ギターが体に張り付いている」と形容されるほど自然に楽しそうにライブをする、明るくも純朴そうなお兄ちゃん、というイメージでしかないので。
報道のバイアスなのか、人間は年をとるといろいろあるということなのか。
難しいものですね。
(つづく)