☆2024年度入塾説明会
幼少期からわたしがどのように音楽に触れてきたかを語る連載シリーズです。
わたしが楽器を弾くとかそういう話ではなく、あくまで聴く側の人間としての話です。
まだ山崎まさよしさんの話は続きます。
尿意と戦いながらも素晴らしい帯広ライブ体験が終わりました。
あ、その前だったか後だったか、STVラジオのイベントライブも行った気がしますし、そして主演映画「月とキャベツ」の公開試写会も行きました。
山崎まさよしさんが「元々売れっ子だったけど諸事情で音楽を捨てたミュージシャン」という役なんですけど、その「売れっ子だった時代」の曲が全部実際の山崎まさよしの曲だらけなんですよね。
だから、映画ではありながら、事実上山崎まさよし初期作品のプロモーションビデオのような一面もあり。
人生で数多く見た映画ランキング、おそらくわたしの人生で不動の1位だと思います。
で、ちょうど中3になったあたりでしょうか。
セカンド・アルバム「HOME」がリリースされます。
セロリもOne moreも入っていて、山崎まさよしの代表作と言ってもいいと思いますし、本当にすばらしい名作で、これも人生でCDが擦り切れるぐらい聞いたランキングでいうと、ベスト5には確実に入ってくるかと思います。
前回の帯広ライブで紹介した「Fat Mama」という曲も大変に好きですが、何といってもこのアルバム最大の名曲は「名前のない鳥」だと思っています。
元ちとせさんが歌っているバージョンもわりと有名かも。
中学生高校生を通じて、わたしはずっととある特定の友達の家に入りびたっていたのですが、そこでも「HOME」をかけまくっていたんですね。
わりとその友達も、他にたむろしていた友達も「名前のない鳥」は気に入ってくれたようで、この曲だけ何度もヘビーローテーションで流していたような記憶があります。
その後も、藤女子大での学園祭ライブも行ったと思いますし、アルバム「HOME」をひっさげてのバンドライブツアー、これはたしかペニーレーンだったと思います。これも行きました。
1997年の上半期まで、わたしの生活のド真ん中には山崎まさよしさんが明確にいたのです。
ただ、そのような状況にも、やはり変化が訪れることになります。
(つづく)