海底地形図作成用機材の強化計画(4)
新しいLOWRANCEのGPS魚探を導入しようと考えているのだけれど、
足踏み状態になっている。
その理由は、
今回の目玉となる、ストラクチャースキャンの入荷が遅れているため。
総代理店のJIM QUARTZさんに問い合わせたところ、
メーカー側の予想を大幅に上回る注文が入っているそうで、
現在、製造ラインを4倍に増設して対応しようとしているのだそうだ。
その最初のラインから完成品が出始めるのが今月20日頃からで、
全ラインがフル稼働に入るのは、6月中旬頃になる見込みとのこと。
月末頃からは順調に入荷するようになり始めるのではないか…ということだった。
・ ・ ・
注文しているほとんどはバサーではないかと思うのだが、
かなり注目を浴びているのは間違い無さそうだ。
HDS-5だけなら待たずに手に入るのかもしれないが、
こんな↓画像が見れるようにしたいのが今回の目的。
サイドイメージが、
海でどのくらい実力を発揮するものか?
とっても気になるのだが、ここは気長に待つとしよう。
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海の駅紀行 その26 「いまり海の駅」
2008年5月24日
「福岡マリノア海の駅」を後にした私たちは、
玄界灘を西へ向かった。
海はベタ凪だったが、
今にも泣き出しそうな、陰鬱な空模様だった。
一人だったら出航をためらったかもしれないが、
相棒の存在が、前進する活力を与えた。
・ ・ ・
その日の目的地は、ハウステンボスまでのほぼ中間にある
「いまり海の駅(伊万里マリーナ )」に決めていた。
呼子の海上レストランで昼食。
伊万里に近づくころからは、本降りの雨となった。
島々の間を抜け、川のように狭ばった海域を進み、
・ ・ ・
雨にもかかわらず、スタッフの方が桟橋で出迎えてくれた。
やっかいな給油作業も、無事完了。
その日の宿も、
すぐ近所の姉妹マリーナ(つばきマリーナ)の建物に
宿泊させてもらえることになった。
干潮で水位が下がっているからと、
わざわざ別なボートで先導していただき、つばきマリーナに移動。
部屋に落ち着いたときは、ホッとした。
とても静かで落ち着ける場所だった。
鏡のような水面に、雨が落ちる音が聞こえた。
食事や風呂は、伊万里市街まで出なければならなかったのだが、
マリーナの車を使って下さいとのこと。
まさに痒いところに手が届くようなご配慮だった。
・ ・ ・
部屋の窓から、桟橋に繋がれたSKIPJACKが見えた。
よくここまで、元気に走ってくれたものだ。
あと1日頑張ってくれよと、願わずには居られなかった。
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国際VHF開局記(3)
国際VHFを始めるにあたって必要な2つの免許のうち、
今回は、無線従事者免許のお話し。
昔は国際VHFを運用するためには、
第一級海上特殊無線技士の資格が必要とされた(はず)。
規制緩和された後は、空中線電力(→電波の送信出力のようなもの)が
5W以下なら三級(DSCを使用しない場合)、25W以下なら二級でOKになったそうだ。
バイクに例えれば、
高速道路を走るのに、それまでは大型自動二輪の免許が必要だったものが、
普通自動二輪や原付免許でもOKになったような感じだろうか。
・ ・ ・
現在、海上特殊無線技士の資格を取るためには、
大きく分けて二つの方法がある。
一つは各種の団体が主催する講習会に参加する方法であり、
もう一つは自分で国家試験を受験する方法だ。
・ ・ ・
車の免許を取る場合、大多数の人は自動車学校に通うだろう。
まとまった費用が掛かるのが難点だが、色々と教えてもらえるし、
卒業検定に合格しさえすれば、運転免許試験の実技科目が免除される特典があるからだ。
講習会のシステムも、これとよく似ている。
大体2~2.5万くらいの費用が掛かるが、
講義の最後のテストにパスすれば、国家試験を受けずに資格を手にすることが出来る。
・ ・ ・
車の免許を取る場合にも、自動車学校へは通わずに、
直接、運転免許試験場へ行って、試験を受ける方法が有る。
かなり難しいとは聞くが、首尾よく一発で合格出来れば、
大体2.5万円くらいで運転免許が取れるらしい。
海上特殊無線技士の国家試験は、年3回実施されており、
二・三級ならば5150円で受験することが出来る。
試験の難易度は、私が受験した当時で、
三級で第四級アマチュア無線技士程度だったように思う。
規制緩和に伴って、試験の内容も、
従来の無線工学や電波法規などの専門知識一辺倒な内容から、
マナーなど、より実践的な内容に少しシフトしたと聞くから、
さらにハードルは下がったのかも知れない。
これまで無線とは無縁だった人には講習会の受講がお勧めだが、
アマチュア無線技士の有資格者程度のベースが有れば、
多少の独学をして国家試験に臨むのも、有りかと思う。(費用の節約にもなるし)
・ ・ ・
さて、自分の場合はどうだったかと言うと・・・
2月に船舶免許を取ると、
早速その年の6月の海上特殊無線技士の国家試験を受けた。
もともと自己満足のためだったので、
どうせならと、最初っから一級を受験した。
アマチュア無線の「電信級」「二級」「一級」に続き、
四度目の無線従事者国家試験の受験だった。
第一級海上特殊無線技士の試験には、
「無線工学」「法規」のほかに、「電気通信術」と「英語」があった。
「無線工学」と「法規」は、
第三級アマチュア無線技士(「三アマ」)とほぼ同等レベルに感じた。
一部、船舶に特有な項目もあるが、それさえ押えておけば、
「二アマ」以上の有資格者なら、ほぼ間違い無く合格できるものと思われた。
「英語」は、これが有ると聞いただけで「ダメ」という人も多いかも知れないが、
当時は、「国際VHFなのだから英語のスキルは当然必要」と考えられていたのだろう。
しかし英語の試験としては、非常に楽な部類と言えるかも知れない。
問題は5問。
質問文がテープで流され、それに対する最も適切な応答を
問題用紙に記載された4つの選択肢の中から選ぶ方式だったと記憶している。
船と船、あるいは陸と船との交信を想定したような内容で、
1つの質問文は、3回繰り返してアナウンスしてくれた。
しかも、確か最初の2回は、わざとゆーっくりとアナウンスしてくれたから、
問題文をそっくり書き取ることも可能かと思えるほどだった。
同じ英語の試験でも、TOEICなどを受けたことが有る人なら、
拍子抜けするくらい楽な試験だと思うことだろう。
最後の「電気通信術」は、「何それ?」と思う人も多いかもしれない。
無線のモガモガした音声では、
例えば「M」と「N」は、音が似ていて聞き間違えが起こりやすい。
「NHK」と言ったはずなのに、相手には「MHK」と伝わったりする。
こうした伝達ミスを防止するため、
万国共通の欧文通話表(フォネティックコード)が決められている。
この通話表に従い、A、B、C・・・を、
「Alpha(アルファ)」、「Blavo(ブラボー)」、「Charlie(チャーリー)」…
と言い換えてアナウンスするのだ。
試験は、「受話」と「送話」の2つが有った。
「受話」はテープから次々と流れてくるフォネティックコードを、
アルファベットに直して解答用紙に書き取る試験だった。
「送話」は試験官と一対一で差し向かいになり、
英文が記された問題用紙を渡されて、それをフォネティックコードでアナウンスし、
目の前で減点法で採点された。
なにやら難しそうに聞こえる知れないが、
アマチュア無線をやっている人達は、
ふだんの交信の中で、このフォネティックコードを普通に使っている。
私も自分のコールサイン(JA8UVQ)をアナウンスするときは、
「…こちらは、ジュリエット、アルファ、エイト、ユニフォーム、ヴィクター、ケベックです…」
とやっているわけで、
特別な準備をする必要は全く無かったのだ。
・ ・ ・
こうして手にした免許証は、いささかチャチな造りだったけれど、
一応国際免許だけあって、
裏面にも英文で説明が記載されていた。
(今はどうなっているのか知らないが、当時は一級だけ英文表記が有ったようだ)
ちなみに「第一級海上特殊無線技士」は、
「Maritime 1-Category Special Radio Operator」というのだそうだ。
・ ・ ・
これで終わっていれば、単なる無線オタクの自己満足だったのだけど…
自分のフネで遠征に出かけることを決めたとき、
無線の必要性が、にわかに現実のものとなって浮上して来たのだった。
(その顛末は、次回以降)
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桜満開のリバーポートで車中泊の準備
先週は天候に恵まれず、家でおとなしくしていた。
今週こそはと思ったのだが、
家を出ようとすると、なんと霧雨が降っていた・・・
出鼻をくじかれたが、
回復するはずだと思い直し、リバーポートへ。
・ ・ ・
いつもの通り、相模川河口で海況チェック。
空はどんより。霧雨も相変わらず。
早朝にもかかわらず、浜には数名のサーファーの姿が有った。
かるくウネリが入っているようだが、海況はまずまずといった感じ。
まだ冷たい北寄りの風が吹いているが、
このあと南にシフトして気温が上がるはず。
もう少し天候が回復するのを待って出たいところだが、
潮位が下がって、出航しづらくなるし・・・。
結局、「悩んだときは出ない」の自分のルールに従うことにした。
↓撤収しようとすると、西の方にうっすらと虹が・・・。
・ ・ ・
海には出ないが、リバーポートへ。
土手沿いの桜は満開になっていた。
今日はここで、のんびりと、ある作業を行うことにした。
実は、永年乗っていた車を先週とうとう乗り換えたのだが、
新しい車を遠征・車中泊仕様に仕上げなければならなかったのだ。
ここなら工具や脚立も有るし、広々として作業しやすいし。
・ ・ ・
まず、前の車から取り外した無線を取り着ける作業から。
いつも苦労するのは電源周り。
バッテリーから配線を取り、車内に引き込まなければならない。
エンジンルームとキャビンを隔てるブッシュに穴を開けて配線を通す。
他の配線を傷つけないよう注意しなければならない。
無線機の操作パネルは、ハンドルのコラムに設置した。
本来はアマチュア無線用のトランシーバなのだが、
国際VHFも受信することは可能。
私はいつも156.8MHz(16CH)をこれで聞きながら、海へ向かう。
アンテナは、短めなやつをルーフキャリアのバーに固定。
アマチュア無線用だが、
海から50Kmは離れている自宅からでも、国際VHFを余裕で受信できる。
・ ・ ・
次は網戸の取り付け。
うちは真夏でも真冬の北海道でも車中泊をやるが、
エンジンを回したまま寝るようなことはしないから、暖房も冷房も使えない。
道産子なので、寒い方はどうにでもなるのだが、
真夏の熱帯夜は、この網戸が無いと、どうにも寝ていられない。
先代の車を買ったとき、とあるショップから通販で入手したもの。
確か一万円くらいだったはず。
薄いプラ板の枠に網が張り付けられた構造で、
常時取り付けたまま、窓も開閉出来るので、とっても便利。
車が新しくなって窓の形が変わってしまったので、
プラ枠を少しずつ削って何とかフィットさせた。
・ ・ ・
最後は、後部座席を倒してマットを敷き、寝床を作る。
夫婦二人が寝られるスペースを確保して完成。
・ ・ ・
先代の車では、少なく見積もっても150泊くらいはしたはず。
もし全て宿に泊っていたら、一体いくらかかったことだろうか?
車中泊のときの居住性だけ考えたらキャンピングカーの方が良いのかもしれないが、
自分のライフスタイルには、こっちの方が合っていると思う。
普段海に出る時や遠征の際のトランスポーターとして、
この車にも、頑張ってもらわねば。
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海の駅紀行 その25 「福岡マリノア海の駅」
2008年5月23日
三重県の鳥羽で嫁さんを帰して以来、
ずっと一人で海の旅を続けてきた。
嫁さんには、クルーとしての役割は期待していなかったが、
いざ一人になってみると、
実はそれなりに力になっていたことを痛感した。
その嫁さんが、この日、福岡に飛んでくる予定だった。
天候が崩れないうちに、
なんとしても福岡にたどり着かねばならなかった。
・ ・ ・
17ftの小船で関門海峡を抜けるには、
憩流時間を狙うのが望ましい。
そのタイミングを見計らって、
いつもより遅めの時間に、「しんもじ海の駅」を後にした。
・ ・ ・
潮の流れと本船の曳き波に揉まれながら、
航路の外側を慎重に走って、関門大橋の下を通過した。
かの決闘が行なわれたという巌流島の脇を通ってさらに進むと、
やがて広い海面に出た。
瀬戸内海を抜け、日本海側に出たのだった。
また一つ、新しい海域に踏み入れたのだと思うと、感激だった。
・ ・ ・
福岡に近づくと、着陸態勢の飛行機が、次々と頭上を通過して行った。
やがて前方に大きな観覧車が見え始め、
この日の目的地、「福岡マリノア海の駅」の場所が確認できた。
ここもまた立派なマリーナだった。
ビジターバースに係留されていた船も、どれも立派だった。
後片付けをしていると、
やがて荷物を背負った嫁さんが到着した。
18日ぶりの再開だった。
・ ・ ・
さっそく相談が始まった。
梅雨入りを目前に控え、
この日の夜を境に天候がグズつき始める見込みだった。
休暇も残すところあと4日。
オープン艇での雨中の航行を考えれば、
ここ福岡で旅を終えるという選択肢も有った。
だが嫁さんは、思いの外やるき満々。
とりあえず結論は持ち越しとなった。
・ ・ ・
マリノアは、マリーナのほかにも
遊園地やレストラン街、ショッピングモールやホテルなどがある
総合娯楽施設だった。
ちょっと和歌山のマリーナシティに似ている感じだった。
雨の中、夫婦二人で野宿をするわけにもゆかず、
市内へ出て宿を探すことにした。
だが、大きな誤算が・・・
折から福岡では、プロ野球のセ・パ交流戦の真っ最中で、
宿はどこも満室だった。
嫁さんと手分けして電話を掛けまくり、
やっと素泊まり2500円の安宿に転がり込んだ。
値段に相応のすごい宿だったが、
それでも翌日(土曜)は満室だと言われた。
・ ・ ・
だが雨は、翌朝になっても降らなかった。
りあえずマリノアに戻ると、
「今日は停滞して雨をやり過ごし、明日ハウステンボスに向かう」と言っていたヨットの方は、
とうに出発した後だった。
その臨機応変さに、舌を巻いた。
よし腹は決まった! 我々もハウステンボスまで行こう!
「ハウステンボス海の駅(ハウステンボス・マリーナ)」は、
長期航海者に親切だという評判を聞いていた。
ハーバーオフィスに飛び込んで、予定を切り上げて発つことを告げ、
そそくさと準備を整えた。
最終目的地まで、あと2レグ。
是が非でもノートラブルで着かねばならない。
そう自分に言い聞かせると、
立派なトローラーで横浜まで向かうという御夫婦に見送られながら、
暗雲立ち込める玄界灘へ、飛び出して行ったのだった。
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