SKIPJACK 漂流日記 -67ページ目

海底地形図作成用機材の強化計画(4)

新しいLOWRANCEのGPS魚探を導入しようと考えているのだけれど、

足踏み状態になっている。


その理由は、

今回の目玉となる、ストラクチャースキャンの入荷が遅れているため。


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総代理店のJIM QUARTZさんに問い合わせたところ、

メーカー側の予想を大幅に上回る注文が入っているそうで、

現在、製造ラインを4倍に増設して対応しようとしているのだそうだ。


その最初のラインから完成品が出始めるのが今月20日頃からで、

全ラインがフル稼働に入るのは、6月中旬頃になる見込みとのこと。


月末頃からは順調に入荷するようになり始めるのではないか…ということだった。


・ ・ ・


注文しているほとんどはバサーではないかと思うのだが、

かなり注目を浴びているのは間違い無さそうだ。


HDS-5だけなら待たずに手に入るのかもしれないが、

こんな↓画像が見れるようにしたいのが今回の目的。


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サイドイメージが、

海でどのくらい実力を発揮するものか?


とっても気になるのだが、ここは気長に待つとしよう。



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海の駅紀行 その26 「いまり海の駅」

2008年5月24日


「福岡マリノア海の駅」を後にした私たちは、

玄界灘を西へ向かった。


海はベタ凪だったが、

今にも泣き出しそうな、陰鬱な空模様だった。


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一人だったら出航をためらったかもしれないが、

相棒の存在が、前進する活力を与えた。


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その日の目的地は、ハウステンボスまでのほぼ中間にある

「いまり海の駅(伊万里マリーナ )」に決めていた。


呼子の海上レストランで昼食。


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伊万里に近づくころからは、本降りの雨となった。


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島々の間を抜け、川のように狭ばった海域を進み、

無事「いまり海の駅」に着いた


・ ・ ・


雨にもかかわらず、スタッフの方が桟橋で出迎えてくれた。

やっかいな給油作業も、無事完了。


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その日の宿も、

すぐ近所の姉妹マリーナ(つばきマリーナ)の建物に

宿泊させてもらえることになった。


干潮で水位が下がっているからと、

わざわざ別なボートで先導していただき、つばきマリーナに移動。

部屋に落ち着いたときは、ホッとした。


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とても静かで落ち着ける場所だった。

鏡のような水面に、雨が落ちる音が聞こえた。


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食事や風呂は、伊万里市街まで出なければならなかったのだが、

マリーナの車を使って下さいとのこと。


まさに痒いところに手が届くようなご配慮だった。


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部屋の窓から、桟橋に繋がれたSKIPJACKが見えた。


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よくここまで、元気に走ってくれたものだ。

あと1日頑張ってくれよと、願わずには居られなかった。


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国際VHF開局記(3)

国際VHFを始めるにあたって必要な2つの免許のうち

今回は、無線従事者免許のお話し。


昔は国際VHFを運用するためには、

第一級海上特殊無線技士の資格が必要とされた(はず)。


規制緩和された後は、空中線電力(→電波の送信出力のようなもの)が

5W以下なら三級(DSCを使用しない場合)、25W以下なら二級でOKになったそうだ。


バイクに例えれば、

高速道路を走るのに、それまでは大型自動二輪の免許が必要だったものが、

普通自動二輪や原付免許でもOKになったような感じだろうか。


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現在、海上特殊無線技士の資格を取るためには、

大きく分けて二つの方法がある。


一つは各種の団体が主催する講習会に参加する方法であり、

もう一つは自分で国家試験を受験する方法だ。


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車の免許を取る場合、大多数の人は自動車学校に通うだろう。

まとまった費用が掛かるのが難点だが、色々と教えてもらえるし、

卒業検定に合格しさえすれば、運転免許試験の実技科目が免除される特典があるからだ。


講習会のシステムも、これとよく似ている。

大体2~2.5万くらいの費用が掛かるが、

講義の最後のテストにパスすれば、国家試験を受けずに資格を手にすることが出来る。


・ ・ ・


車の免許を取る場合にも、自動車学校へは通わずに、

直接、運転免許試験場へ行って、試験を受ける方法が有る。

かなり難しいとは聞くが、首尾よく一発で合格出来れば、

大体2.5万円くらいで運転免許が取れるらしい。


海上特殊無線技士の国家試験は、年3回実施されており、

二・三級ならば5150円で受験することが出来る


試験の難易度は、私が受験した当時で、

三級で第四級アマチュア無線技士程度だったように思う

規制緩和に伴って、試験の内容も、

従来の無線工学や電波法規などの専門知識一辺倒な内容から、

マナーなど、より実践的な内容に少しシフトしたと聞くから、

さらにハードルは下がったのかも知れない。

これまで無線とは無縁だった人には講習会の受講がお勧めだが、

アマチュア無線技士の有資格者程度のベースが有れば、

多少の独学をして国家試験に臨むのも、有りかと思う。(費用の節約にもなるし)


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さて、自分の場合はどうだったかと言うと・・・

2月に船舶免許を取ると、

早速その年の6月の海上特殊無線技士の国家試験を受けた。

もともと自己満足のためだったので、

どうせならと、最初っから一級を受験した。


アマチュア無線の「電信級」「二級」「一級」に続き、

四度目の無線従事者国家試験の受験だった。


第一級海上特殊無線技士の試験には、

無線工学」「」のほかに、「電気通信術」と「英語」があった。


「無線工学」と「法規」は、

第三級アマチュア無線技士(「三アマ」)とほぼ同等レベルに感じた。

一部、船舶に特有な項目もあるが、それさえ押えておけば、

「二アマ」以上の有資格者なら、ほぼ間違い無く合格できるものと思われた。


英語」は、これが有ると聞いただけで「ダメ」という人も多いかも知れないが、

当時は、「国際VHFなのだから英語のスキルは当然必要」と考えられていたのだろう。


しかし英語の試験としては、非常に楽な部類と言えるかも知れない。


問題は5問。


質問文がテープで流され、それに対する最も適切な応答を

問題用紙に記載された4つの選択肢の中から選ぶ方式だったと記憶している。


船と船、あるいは陸と船との交信を想定したような内容で、

1つの質問文は、3回繰り返してアナウンスしてくれた。

しかも、確か最初の2回は、わざとゆーっくりとアナウンスしてくれたから、

問題文をそっくり書き取ることも可能かと思えるほどだった。

同じ英語の試験でも、TOEICなどを受けたことが有る人なら、

拍子抜けするくらい楽な試験だと思うことだろう。


最後の「電気通信術」は、「何それ?」と思う人も多いかもしれない。


無線のモガモガした音声では、

例えば「M」と「N」は、音が似ていて聞き間違えが起こりやすい。

NHK」と言ったはずなのに、相手には「MHK」と伝わったりする。


こうした伝達ミスを防止するため、

万国共通の欧文通話表フォネティックコード)が決められている。

この通話表に従い、A、B、C・・・を、

Alpha(アルファ)」、「Blavo(ブラボー)」、「Charlie(チャーリー)」…

と言い換えてアナウンスするのだ。


試験は、「受話」と「送話」の2つが有った。

「受話」はテープから次々と流れてくるフォネティックコードを、

アルファベットに直して解答用紙に書き取る試験だった。


「送話」は試験官と一対一で差し向かいになり、

英文が記された問題用紙を渡されて、それをフォネティックコードでアナウンスし、

目の前で減点法で採点された。


なにやら難しそうに聞こえる知れないが、

アマチュア無線をやっている人達は、

ふだんの交信の中で、このフォネティックコードを普通に使っている


私も自分のコールサイン(JA8UVQ)をアナウンスするときは、

「…こちらは、ジュリエットアルファエイトユニフォームヴィクターケベックです…」

とやっているわけで、

特別な準備をする必要は全く無かったのだ。


・ ・ ・


こうして手にした免許証は、いささかチャチな造りだったけれど、

一応国際免許だけあって、

裏面にも英文で説明が記載されていた。

(今はどうなっているのか知らないが、当時は一級だけ英文表記が有ったようだ)


ちなみに「第一級海上特殊無線技士」は、

Maritime 1-Category Special Radio Operator」というのだそうだ。


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これで終わっていれば、単なる無線オタクの自己満足だったのだけど…


自分のフネで遠征に出かけることを決めたとき、

無線の必要性が、にわかに現実のものとなって浮上して来たのだった。


(その顛末は、次回以降)


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桜満開のリバーポートで車中泊の準備

先週は天候に恵まれず、家でおとなしくしていた。


今週こそはと思ったのだが、

家を出ようとすると、なんと霧雨が降っていた・・・


出鼻をくじかれたが、

回復するはずだと思い直し、リバーポートへ。


・ ・ ・


いつもの通り、相模川河口で海況チェック。


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空はどんより。霧雨も相変わらず。

早朝にもかかわらず、浜には数名のサーファーの姿が有った。

かるくウネリが入っているようだが、海況はまずまずといった感じ。


まだ冷たい北寄りの風が吹いているが、

このあと南にシフトして気温が上がるはず。


もう少し天候が回復するのを待って出たいところだが、

潮位が下がって、出航しづらくなるし・・・。


結局、「悩んだときは出ない」の自分のルールに従うことにした。


↓撤収しようとすると、西の方にうっすらと虹が・・・。

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・ ・ ・


海には出ないが、リバーポートへ。

土手沿いの桜は満開になっていた。


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今日はここで、のんびりと、ある作業を行うことにした。


実は、永年乗っていた車を先週とうとう乗り換えたのだが、

新しい車を遠征・車中泊仕様に仕上げなければならなかったのだ。


ここなら工具や脚立も有るし、広々として作業しやすいし。


・ ・ ・


まず、前の車から取り外した無線を取り着ける作業から。


いつも苦労するのは電源周り。

バッテリーから配線を取り、車内に引き込まなければならない。


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エンジンルームとキャビンを隔てるブッシュに穴を開けて配線を通す。

他の配線を傷つけないよう注意しなければならない。


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無線機の操作パネルは、ハンドルのコラムに設置した。

本来はアマチュア無線用のトランシーバなのだが、

国際VHFも受信することは可能。


私はいつも156.8MHz(16CH)をこれで聞きながら、海へ向かう。


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アンテナは、短めなやつをルーフキャリアのバーに固定。

アマチュア無線用だが、

海から50Kmは離れている自宅からでも、国際VHFを余裕で受信できる。


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次は網戸の取り付け。


うちは真夏でも真冬の北海道でも車中泊をやるが、

エンジンを回したまま寝るようなことはしないから、暖房も冷房も使えない。


道産子なので、寒い方はどうにでもなるのだが、

真夏の熱帯夜は、この網戸が無いと、どうにも寝ていられない。


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先代の車を買ったとき、とあるショップから通販で入手したもの。

確か一万円くらいだったはず。

薄いプラ板の枠に網が張り付けられた構造で、

常時取り付けたまま、窓も開閉出来るので、とっても便利。


車が新しくなって窓の形が変わってしまったので、

プラ枠を少しずつ削って何とかフィットさせた。


・ ・ ・


最後は、後部座席を倒してマットを敷き、寝床を作る。

夫婦二人が寝られるスペースを確保して完成。


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・ ・ ・


先代の車では、少なく見積もっても150泊くらいはしたはず。

もし全て宿に泊っていたら、一体いくらかかったことだろうか?


車中泊のときの居住性だけ考えたらキャンピングカーの方が良いのかもしれないが、

自分のライフスタイルには、こっちの方が合っていると思う。


普段海に出る時や遠征の際のトランスポーターとして、

この車にも、頑張ってもらわねば。


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海の駅紀行 その25 「福岡マリノア海の駅」

2008年5月23日


三重県の鳥羽で嫁さんを帰して以来、

ずっと一人で海の旅を続けてきた。


嫁さんには、クルーとしての役割は期待していなかったが、

いざ一人になってみると、

実はそれなりに力になっていたことを痛感した。


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その嫁さんが、この日、福岡に飛んでくる予定だった。

天候が崩れないうちに、

なんとしても福岡にたどり着かねばならなかった。


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17ftの小船で関門海峡を抜けるには、

憩流時間を狙うのが望ましい。


そのタイミングを見計らって、

いつもより遅めの時間に、「しんもじ海の駅」を後にした。


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・ ・ ・


潮の流れと本船の曳き波に揉まれながら、

航路の外側を慎重に走って、関門大橋の下を通過した。


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かの決闘が行なわれたという巌流島の脇を通ってさらに進むと、

やがて広い海面に出た。


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瀬戸内海を抜け、日本海側に出たのだった。

また一つ、新しい海域に踏み入れたのだと思うと、感激だった。


・ ・ ・


福岡に近づくと、着陸態勢の飛行機が、次々と頭上を通過して行った。

やがて前方に大きな観覧車が見え始め、

この日の目的地、「福岡マリノア海の駅」の場所が確認できた。


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ここもまた立派なマリーナだった。

ビジターバースに係留されていた船も、どれも立派だった。


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後片付けをしていると、

やがて荷物を背負った嫁さんが到着した。


18日ぶりの再開だった。


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・ ・ ・


さっそく相談が始まった。


梅雨入りを目前に控え、

この日の夜を境に天候がグズつき始める見込みだった。


休暇も残すところあと4日。


オープン艇での雨中の航行を考えれば、

ここ福岡で旅を終えるという選択肢も有った。


だが嫁さんは、思いの外やるき満々。

とりあえず結論は持ち越しとなった。


・ ・ ・


マリノアは、マリーナのほかにも

遊園地やレストラン街、ショッピングモールやホテルなどがある

総合娯楽施設だった。


ちょっと和歌山のマリーナシティに似ている感じだった。


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こんな賑やかな場所で、

雨の中、夫婦二人で野宿をするわけにもゆかず、

市内へ出て宿を探すことにした。


だが、大きな誤算が・・・


折から福岡では、プロ野球のセ・パ交流戦の真っ最中で、

宿はどこも満室だった。


嫁さんと手分けして電話を掛けまくり、

やっと素泊まり2500円の安宿に転がり込んだ。


値段に相応のすごい宿だったが、

それでも翌日(土曜)は満室だと言われた。


・ ・ ・


だが雨は、翌朝になっても降らなかった。


りあえずマリノアに戻ると、

「今日は停滞して雨をやり過ごし、明日ハウステンボスに向かう」と言っていたヨットの方は、

とうに出発した後だった。


その臨機応変さに、舌を巻いた。


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よし腹は決まった! 我々もハウステンボスまで行こう!


「ハウステンボス海の駅(ハウステンボス・マリーナ)」は、

長期航海者に親切だという評判を聞いていた。


ハーバーオフィスに飛び込んで、予定を切り上げて発つことを告げ、

そそくさと準備を整えた。


最終目的地まで、あと2レグ。

是が非でもノートラブルで着かねばならない。


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そう自分に言い聞かせると、

立派なトローラーで横浜まで向かうという御夫婦に見送られながら、

暗雲立ち込める玄界灘へ、飛び出して行ったのだった。


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