SKIPJACK 漂流日記 -65ページ目

海の駅紀行 GW・陸路再訪編 その5

五か所浦を後にして、今日は潮岬を目指して南下した。


2年前の旅では、天候が崩れる前のワンチャンスに潮岬を超えてしまうため、

五か所浦から那智勝浦までを一気に走った。


今日の熊野灘はベタ凪で、あの2年前を思い起こさせるような素晴らしい天候だった。

この海が一たび牙を剝けば、

フェリーをも遭難させるような所だとはとても思えないくらいだった。


↓遠方で、フェリーの撤去作業が行われていた

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2年ぶりに訪れた「なち・かつうら海の駅」。

あの時SKIPJACKを係留した場所には、三重からやってきたらしいヨットが係留されていた。



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↓2008年撮影

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一見変わった様子は特に無さそうに思えたのだが、良く見ると可搬型のボートがそこかしこに・・・。

沖にも何隻か浮かんでいるようだ。


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それらのボートには、みな「進船組」の旗が立てられていた。


「進船組」の名前は「ボート倶楽部」誌で紹介されていたのを見た覚えが有る。

確か大阪方面のキャリアブル・ボートのチームの皆さんでは無かったろうか。


この港にはスロープが有るので、ボートを下ろすには適した場所に違いない。

GWを利用して、皆でここまで遠征されていたのだろうか?


そんな事を考えながら、

やはり首都圏のカートッパーたちが集まる、

私の地元の「ひらつか海の駅」(平塚フィッシャリーナ)のことをふと思い出してしまった。



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「なち・かつうら海の駅」は、勝浦市内から少し離れたところに在るが、

付近には温泉や商店もある。(最寄りのローソンは潰れていたが…)

自転車が有れば市内にも足を延ばせ、一通りのことが可能だ。


今日は見掛けなかったが、

地元の方々の親切さや人懐っこさは、今でも記憶に残っている。


・ ・ ・


思い出の残る那智勝浦を後にして、潮岬へ着いた頃には夕方になっていた。

今日の潮岬は、2年前にここを通過したときと同じように、とても穏やかそうだった。


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2年前の旅では、潮岬は石廊崎に匹敵する難所と考えていた場所だったが、

幸い拍子抜けするほど海況が穏やかで、

あっけなく通過することが出来たのだった。


↓2008年撮影

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だが、通過直後から東風が上がり始め、必死に田辺へ向けて逃げたのだった。

そして田辺に着いた直後から天候は大荒れとなった。


まさに、「嵐の前の静けさ」の潮岬だったのだ。


↓潮岬の日没。 太陽の方向に田辺がある。
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明日は、五日間もの間足止めをされた思い出の地、田辺へ向かう。

長く辛い停滞の間、大変お世話になった方々に会えるだろうか…?



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海の駅紀行 GW・陸路再訪編 その4

きょうは、まず的矢湾の入り口の、安乗灯台を訪れた。


安乗灯台は、四角い形が特徴的。

GW中とあって、鯉のぼりが飾られていた。


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灯台に登ってみると、さすがに素晴らしい眺望。

一昨日居た、伊良湖崎の姿までうっすらと見えた。


すると、一席のボートが湾奥から外海へ向かって走って行くのが見えた。


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2年前、自分は「とば・まとや海の駅」を発ち、

熊野灘へ歩を進めるべく的矢湾を飛び出して行った。


ここを出てすぐ南には難所の一つ大王崎が控えており、

かなり緊張していたのを記憶している。


↓2008年撮影。右端が安乗崎。(灯台が小さく見える)
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幸い大王崎を難なく通過した自分は、とりあえず一息入れるために、

英虞湾・浜島港の岸壁に係留・上陸し、休憩を取ったのだった。


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その場所にも行ってみると、あたり一面にヒジキが干されていた。


自分が訪れたのはGWが終わってからだったが、

今日はGW期間中とあって、岸壁にはたくさんの人が釣り糸を垂れていた。


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浜島港での休憩を終えた自分は、結局となりの五か所湾でその日の航海を終えたのだが、

その時係留した場所のすぐ近所が、

最近「ごかしょ海の駅」になったと聞いていた。


まずあの日、自分が係留した場所へ行ってみると、

相変わらず多くの地元の人たちが集まって、小アジ釣りに熱中していた。


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裏山で採った竹の竿+麻ヒモの道糸、といったスタイルも健在だった。


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2年前、自分はこの場所が地元の人たちの集まる場所と知らずにフネを係留してしまった。

やがて集まって来た人たちに、散々質問攻めに遭ったが、

一緒にアジ釣りに興じたり、夜遅くまで話をしたりして楽しい時間を過ごしたのだ。


↓2008年撮影
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この場所のすぐ裏手は、「ここにテントを張ればいい」と勧められた場所。

あの時、地元の人々がわざわざ敷いてくれたスノコが今でもそこに在った。



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・・・で、あのあと海の駅になった場所はどこだろう?と探しに行ってみた。


自分がフネを係留した場所から東へ100mほどの所にそれらしい桟橋が有った。

海の駅を示す看板などは見当たらなかったので100%の自信は無いが、

おそらくこれじゃないだろうか?


↓これが「ごかしょ海の駅」の桟橋?

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この桟橋の近辺は五か所浦の一番賑やかな付近にあたり、

店、コンビニ、GS、食堂、病院など大方のものが揃っている便利なところだが、

何より地元の人たちが暖かく迎えてくれるのが嬉しい。


自分にとって、いつかまた来てみたい場所の一つになっている。



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海の駅紀行 GW・陸路再訪編 その3

きのう鳥羽に上陸した私たちは、少しだけ北上して伊勢へ。

ここを基点に、時計周りに紀伊半島を一周する予定だ。


・ ・ ・


朝一番に訪れたのは、「海の駅・神社(かみやしろ)」


いわゆる一般的な「海の駅」とは異なり、

地元が地域おこしの一環として独自に開いた海の駅だ。


2008年の海の旅で三河御津を尋ねた際に情報をいただき立ち寄った場所。

行ってみたところ、自分たちがビジター第一号だと言われ、

思わぬ歓待を受けた思い出の場所だ。


↓2008年撮影
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あれから2年が経ち、その後どうなっているのだろうと思っていたのだが、

特に変わらぬ様子だったので、安心した。


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旅程の都合で早朝の訪問となったが、

時間が早すぎたようで、残念ながらまだ誰も居なかった。


2年前、まだ慣れぬ様子でアタフタしながらも、

一生懸命迎えて下さった方々に、一言、ご挨拶したかったのだが・・・。


↓2008年撮影

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海の駅の建物や周辺には、

クリスマスツリーに飾る電飾が張られていた。

そのセンスはともかく、

少しでも盛り上げようと努力をしている姿が目に浮かぶ気がした。


・ ・ ・


お約束の伊勢参りを済ませ、いよいよ南下を開始。

鳥羽からパールロードを通って的矢湾を目指す途中、展望台に立ち寄った。


鳥羽から的矢湾、さらには大王崎に至る海岸線が見渡せた。


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思えば2008年の旅では、

嫁さんを帰して一人旅になってから最初に走った海域が、この区間だった。


あの時、鳥羽湾内から外海に飛び出す踏ん切りがなかなか付かなかった。


前日からの風が落ちて走り易くなるのを待っていたのだが、

一人旅になったとたん、無性に心細くなってしまったのも理由だったかもしれない。


↓2008年撮影(鳥羽から的矢湾を目指して航行中)

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とにもかくにも無事に的矢湾の「とば・まとや海の駅」にたどり着き、

ほっと胸をなで下ろしたものだ。


その「とば・まとや海の駅(鳥羽マリーナ)」にも足をはこんでみた。


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2年前と変わらず、静かな佇まいだった。


あの時自分は、なんとかこの場所に辿りつけたことで、

ここから先も、一人で海の旅を続けて行けそうな自分を確認した思いだった。


↓2008年撮影。
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そんな時、桟橋で声を掛けて来られたご老人が居た。

自分は緊張から解放された後だったせいか口数が多くなり、

共通の話題も有ったので、思わず長話しになってしまった。


その方には、何度も「スゴいですね!」と持ちあげられて、くすぐったい気持だったのだが

話しを終えた後は気持ちもすっかり整理出来て、

翌日の大王崎越えに向けて、気力十分な状態になっている自分が居たものだ。


・・・見ると、その方のヨットがまだ係留されていた。


きっとお元気で、

今でも的矢湾にキス釣りなどに出かけられているに違いない。


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今回あのご老人にお会い出来なかったのは非常に残念だったが、

きっとまた機会は有るだろうと思いつつ、

「とば・まとや海の駅」を後にした。



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海の駅紀行 GW・陸路再訪編 その2

東名高速・牧の原SAで朝を迎えると、

まず最初に御前崎を目指した。


御前崎は、遠州灘の東端に位置する。

ここから伊良湖崎までの約70マイル、単調な海岸線が続く。

港も少なく、自分の小さなフネにとっては、難所の一つだった。


2008年の旅では、出発4日目にここへ立ち寄った。


その日は、「しみず海の駅」を発って、まず浜名湖を目指したのだが、

一旦、御前崎港に入って燃料を補給してから、

気合いを入れて遠州灘へ飛び出していったのだった。


↓2008年撮影
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あの日、自分たちがフネを付けた岸壁では、積み込み作業をやっていた。


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御前崎は、はるか沖合いまで暗礁地帯が広がり、

古くからフネの難所として恐れられてきた場所。


慣れた地元の船はショートカットして遠州灘と行き来するようだが、

自分たちは大事を取って、思いっきり迂回した。


↓御前崎から西の方向。 ここから単調な海岸線が延々と続く。

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・ ・ ・


あの日の遠州灘は、幸い穏やかだったのだが、

浜名湖の手前から急激に海風が上がり始めた。


浜名湖の出入り口の「今切れ口」の状態に不安も有ったので、

無理をせずに、一つ手前の福田港に目的地を変更したのだった。


2年ぶりに訪れた福田港。

目立った変化は無かったが、自分たちがフネを付けた付近には、

3隻の遊漁船が、槍付けされていた。


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2008年の旅では、何度も野宿を繰り返したが、

そう言えば、ここで野宿をしたのがその最初だった。

福田港は、周辺に何も無い場所なのだが、

綺麗なトイレや水場が有り、地面も砂地で柔らかく、

野宿には楽な場所だった。


↓2008年撮影

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・ ・ ・


福田から一旦内陸へ。

浜松市内を抜けて目指した場所は、三幸運輸倉庫さんの本社だった。


2008年、2009年の旅では、

計画にフネの陸送を絡めたことがミソだった。


輸送区間が未定だったりするなど、色々と面倒なお願いをしなければならなかったのだが、

こちらの状況をご理解いただいた上で、柔軟に対応していただいたのだった。


その際、非常にお世話になった福田さんと、今回初めてお会いすることが出来た。


急な訪問となってしまったのだが、大変歓迎していただいた。

いずれまた3回目の遠征をやりましょうと盛り上がって、失礼した。


↓三幸運輸倉庫・福田さんと

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・ ・ ・


三幸運輸倉庫さんを辞し、再び海岸沿いに走って、夕方伊良湖崎へ到着。


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2008年の旅では、伊良湖崎が見えたとき、

やっと遠州灘を走り切ったと、ほっとしたものだ。


↓2008年撮影
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あの時は、一旦伊良湖港に立ち寄って休憩したのちに三河湾奥を目指したのだが、

今回は三河湾・伊勢湾はショートカット。

伊勢湾フェリーにのって、ダイレクトに鳥羽を目指した。


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聞くところによれば、今年の秋で運航廃止になってしまうらしい。

例の高速道路料金の値下げの影響を受けているのだろうか?


自分たちはフェリーに乗るのも大好きで、

伊勢湾フェリーにも何度か乗ったことがあっただけに

残念で仕方が無い。


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追記:伊勢湾フェリーは、今年9月末で廃止されることになっていましたが、8月20日に開かれた

    関係自治体と国による対策協議会の会合において、10月以降の存続に関し基本合意に

    達したとのことです。(良かった・・・)

・ ・ ・


2008年の旅では、鳥羽から先は一人旅となった。


嫁さんを東京へ帰す前日、

ここまで頑張った褒美に、初めて立派なホテル(鳥羽国際ホテル)に宿を取った。

ホテル自前の桟橋があり、そこにフネを乗り着けたのだった。


今回は、立ち寄り入浴だけで利用させていただいたが、

あの時フネを泊めた桟橋を再訪することが出来た。


前回は自分のフネのほかにヨットが停泊していた桟橋には、今回は全くフネが泊っておらず、

少々寂しげだった。


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↓2008年撮影

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・ ・ ・


結局今日は、海の駅を一つも再訪することが出来なかったが、

懐かしい場所を、たくさん訪れることが出来た。


明日からは、いよいよ紀伊半島を巡る旅が始まる。



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海の駅紀行 GW・陸路再訪編 その1

2008年、2009年と続けてGWは海の旅に出かけたのだけれど、

2010年はGWの日数が短く、残念ながら海の旅はお預けとなった。

(単に予算が底を突いたとの噂も・・・)


代わりと言っては何なのだけど、

最近、久しぶりに乗り換えた車の慣らしを兼ねて、

紀伊半島方面へ車中泊の旅に出かけることにした。


思えばボートを買う以前は、GWと言えば決まって車中泊の旅だった。

北海道への帰省、東北一週、四国一週、九州一週と、

車に寝泊りしながら足の向くまま旅をしたものだ。


訪れた先々でボートをレンタルして走り回った経験は、

その後の海の旅へ出かける伏線となっている。


そんな中、紀伊半島は数少ない未踏地帯として残っていた。


その空白を埋めながら、

2008年の最初の旅で訪れた場所を、

陸路から再訪してみようと考えた。


時期もちょうど同じだから、当時の記憶が鮮やかに蘇り、

味わい深い旅になるのではないかと期待している。


・ ・ ・


現在この記事を、静岡県の東名高速・牧の原SAで作成中です。


明日はまず御前崎へ立ち寄り、

そこを基点に遠州灘沿いに伊良湖崎を目指します。

(あわよくば、伊勢湾フェリーで鳥羽へ渡る予定)


海の駅だけにこだわらず、思い出の場所を巡ってみようと思っています


・ ・ ・


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