とある室長の話
会社に近い地下鉄の入口から大江戸線のホームに向かった。
ちょうど電車が来たので乗り込むと後ろからおじさんが乗車して来た。
よく見ると同じ会社のおじさんだった。
おそらくそこそこの地位にある人である。
室長だった気がする。
向こうは私のことは知らないはずで、知っていたとしても、たばこコーナーで見たことある程度のはずだ。
おじさんは電車に乗るなり、あたふたしだした。
そしておもむろに近くにいた外人に質問した。
『この電車、本郷に止まりますか?』
エマニエル坊やを大人にしたような彼は日本語が苦手なようでハテナ顔である。
あまた日本人が乗車している中で、何故彼に聞いたのか謎だ。
あなたの忘れ物は何ですか
家を出て10分くらいたったときに、電車の定期券を家に忘れてきたことに気づいた。
ケースに入っていない裸の定期券は玄関のかごの中にあるはずである。
秒単位で生活している私には取りに帰る時間がない。
ギリギリ遅刻にならないタイミングで家をでている私なのである。
毎朝ギリギリガールズである。
あきらめて切符を買う。
往復420円の切符代は朝から大きなビハインドだ。
それは途方もなく大きなマイナスである。
憂鬱である。
T.UTSUではない。
お昼代に500円をもらっているお父さんが、300円だけどとてもおいしいお弁当を食べたという話を喜んで奥さんにしたところ、おつりを請求される、あのTVコマーシャルが頭に浮かんだ。
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