とある室長の話 | こころのネタ帳

とある室長の話


会社に近い地下鉄の入口から大江戸線のホームに向かった。
ちょうど電車が来たので乗り込むと後ろからおじさんが乗車して来た。
よく見ると同じ会社のおじさんだった。
おそらくそこそこの地位にある人である。
室長だった気がする。
向こうは私のことは知らないはずで、知っていたとしても、たばこコーナーで見たことある程度のはずだ。
おじさんは電車に乗るなり、あたふたしだした。
そしておもむろに近くにいた外人に質問した。
『この電車、本郷に止まりますか?』
エマニエル坊やを大人にしたような彼は日本語が苦手なようでハテナ顔である。
あまた日本人が乗車している中で、何故彼に聞いたのか謎だ。