こころのネタ帳 -111ページ目
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スーツの不具合について

最近人の視線が気になっていたのだがそれはスーツのチャックのせいだった。
チャックと聞くと腕相撲のあいつを思い出すがそいつではなく股間のあれだ。
全開になったままというわけではないので軽く放っておいたがみんな気になるようだ。
挨拶後、チラ見される。
不器用なあの娘は直視したまま話続ける。
チャック、チャックと言ってはいるがチャク自身ではなくその周囲の縫い合わせがほつれてしまいマリモッコッているのだ。
金具がぎりぎり見えるくらい微妙に。
応急処置としてベルトのバックルをいじりながら歩くという技を編み出した。
膨らみを隠しつつかっこよく歩くという荒業だ。
窓を見ると股間に手を当てた男がさっそうと歩いている姿が映し出されていた。
マイケルだっ!
その瞬間私の足取りは軽快になった。
軽く爪先立ち、そして心持ちすり足になった。

ランボ-で大爆笑するような大人にはなりたくなかった

先日民放でランボ-を観た。
何回か観たことがあるのだろうけど完全に記憶を失っていた。
大佐が点呼を始めるところでようやく過去が蘇って来た。
序盤のいじめられすぎでひと笑い。
保安官達がやられすぎでふた笑い。
町に火を放ち始め大笑い。
若いときに見とけばまた違った思いも起きただろうに・・・。
映画や文学に疎い私にとっては、昔見る機会がなかったものを今からでも観賞したいという思いがある。
E.T.なんてのはアメリカナイズされた昭和生まれの日本男子としては押さえておきたい映画のひとつだがおそらくランボ-の二の舞だろう。
時すでに遅し。
出オチになるに違いない。
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