覚悟はあるのか
残念ながら、野村證券に定年までいたら、今の自宅も今の生活も出来なかったであろう。
大企業に勤めるということは、安心と安全を買うということ。
大きな資産を得ることは出来ない。
野村證券で社長になったとしても大した資産を築くことは出来ない。
いわんや平取や執行役員止まりではまともな家すら建てることは出来ない。
自ら起業してリスクを取って会社経営をするということはハイリスク・ハイリターンの世界に身を投じることである。
ペニンシュラの会員制プールで白線を見ながらコースロープに守られながら、リスクをヘッジしてもらって泳いでいるのがサラリーマン社長。
大海で泳げと言われたら全く泳ぐことが出来ない上場会社サラリーマン社長を私は数多く見てきた。
なんのことはない。
プールで泳ぐのは本当に泳ぐとは言わない。
我々、オーナー経営者が泳ぐというのは、竹芝から飛び込んで伊豆大島まで泳ぐことを言う。
つまり、水先案内の白線も、休むためのコースロープも何もない。
あるのは、諦めたら海底へ沈んでいくという現実。
待っているのは死だけである。
起業して5年で85%は倒産する。
10年で95%は倒産。
そして、20年で99.7%は消えてなくなる。
常にオーナー経営者はリスクと背中合わせの状況にいる。
先日、ニデックの創業者であった永守重信氏がグループ代表を辞任した。
大変残念である。
私が今の会社を創業する時に、証券会社時代にお世話になったので挨拶に伺ったことがあった。
ハードワークこそが人間を磨くと教えて頂いた。
社長が一番働くことでしか成功できないとも言われた。
非常に泥臭くも人間味のある方だった。
「すぐやる、必ずやる、できるまでやる」といつも言われていた。
目標数字へのこだわりもすごかった。
永守氏を支えられる器の人材がいなかったのであろう。
「人生は山あり谷ありだ。死ぬ時はトントンになっとる。」
オーナー経営者の厳しさを教えて頂いた方だ。
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子作りの重要性
私の生まれた頃は、街に子どもが沢山いた。
戦争が終わって13年目から14年目だったが、小学校も中学校も8クラスから10クラスくらいはあった。
それが今の日本においては年間に70万人も子どもが生まれない世の中になってしまった。
少子化には色々な要因がある。
1つ目は、子どもを生んでも子どもを育てる環境が整っていないということ。
核家族化が進み、実家とも離れ、子どもを育てるのは簡単ではない。
又、結婚さえできない貧困層が増えているということ。
年収476万円で世帯年収600~700万円では、子どもを一人生み育てるのが精一杯の状況となる。
子どもは贅沢品になってしまった。
2つ目は、そもそも日本は工業化・都市化が進んで女性の権利が向上し、結婚や出産を選ばない女性が増えてきたということ。
稼ぎのない低学歴のつまらない男と結婚する気もないというのが彼女らの本音である。
今後、テクノロジーに人間の仕事が奪われていく。
ヘタなアシスタントよりチャットGPTの方が有能である。
将来への不安が結婚しない、子どもを生まないことに繋がっている。
一人で生きていくだけでやっとなのに、結婚するメリットってあるのであろうかと悩む。
技術の進歩も凄まじく、今の仕事がこれから先20年も続く可能性があるのか疑問。
20年後には過去の仕事となり、職を失っている可能性だってある。
雑務をAIが担ってくれれば産業全体の生産性は上がるであろう。
しかし、雑務を奪われた人たちはどこに労働移動すればいいのだろうか。
不安だらけの将来を考えて、結婚も出産も選ばない判断をする人が最近実に多くなってきている。
人口減少に歯止めをかけるために、安易に移民を受け入れたらいいという考えにはならない。
日本という素晴らしい美しい国を後世に残していくために、結婚し子どもを生んでいくことは重要な意味を持つ。
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法定通貨の価値が下落
日本企業の内部留保は昨年600兆円を軽く超えた。
日本には個人金融資産の2300兆円を含め、ものすごい余剰マネーが溢れている。
東証からの厳しい指導もあり、上場企業は内部留保で自社株買いや増配、株主還元を行なっている。
個人、企業の巨額マネーを有効活用していくことが、資産運用立国という国策となる。
日本のこれからの潤沢なマネーを日本の金融機関が動かしていく。
よって、日本の銀行、生損保、証券会社、ノンバンク、地銀などの業績は今後更に上がっていく。
日本の金融機関の再評価がされる。
日本一のメガバンクである三菱UFJ銀行や、日本一の巨大証券の野村證券などはPBRもPERも低く、このまま割安な状況で放置されることはないであろう。
コロナ禍もあり、日米欧中の通貨発行量は増大した。
つまり、紙幣がどんどん世界中にバラまかれた訳だ。
その累計額は世界で1京6000兆円にもある。
これでは法定通貨の価値が相対的に下がってしまうのは当然である。
8年前に勝どき橋で販売された1LDKのマンションは5000万円だったが、今は1億5000万円になっている。
つまり、お金の価値が下がり、ものの価値が上がっているということだ。
これからの日本における大インフレ時代で法定通貨の価値は低下していく。
逆に実物資産であるゴールド(金)が上昇していくこととなる。
又、資産価格が高騰していく。
エネルギー、食料もどんどん上がっていく。
さて、2026年のマーケットのテーマは4つ。
1つ目は防衛・資源関連。
2つ目は、内需・消費関連。
3つ目は、資産運用立国関連。
4つ目は、技術革新関連。
この25年間で日本企業全体での企業収益は営業利益で2.2倍、経常利益で3.2倍になった。
配当金と内部留保で100兆円の時代。
自社株買いも昨年は20兆円以上。
今年は、日米の株式など先進国の金融資産、主要大都市の不動産などの価値が上がり続けるであろう。
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1.3人で1人の老人を支える国
冷静に45年後の日本を想像してみよう。
日本の人口は減り、地方の街は消えていってしまう。
働き手が少なくなり、地方での産業を維持するのが難しくなっていく。
しかし、一方でテクノロジーの進化はもの凄い勢いで進んでいく。
職業のライフサイクルは短くなり、AIやロボットに人間の仕事は奪われていく。
厚生労働省は人口動態調査をベースに将来推計を発表している。
2023年(令和5年)の推計によると、日本の人口は2070年には8700万人になる。
今日の1億2000万人の人口から45年後には3300万人も減少するということだ。
高齢化も進み、65歳以上の人口割合は2020年の28.6%から2070年には38.7%へと大幅に増加する。
これに伴って、働き手の人口も大きく減少してしまう。
生産年齢人口(15歳から64歳まで)は、1995年の約8700万人がピークであったが、今は7000万人になっている。
30年間で1700万人の生産年齢人口が減少している。
2050年には5300万人にまで減る予測がされている。
日本の産業を本当に維持していくことができるのだろうか。
1950年には65歳以上の高齢者一人に対して、生産人口は12人であった。
しかし、現在はこの比率が高齢者一人に対して、現役世代は2人である。
2人で一人の高齢者を支えている構図である。
更に、2070年になると、高齢者一人に対して現役世代は1.3人となる。
これでは現在のような高齢者医療や介護は成り立たなくなる。
2023年にこども家庭庁を発足させたが、出生数の低下は止まらない。
2024年に生まれた子どもの数は約68万人。
70万人を切ってきた。
団塊の世代の出生数は年間約270万人もいた。
驚くべき減少である。
こうした日本の将来を見据えて、我々はAIなどのテクノロジーを現在のビジネスの中でどのように活用し生産性を上げていくかが本当に問われる時代となった。
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100g4000円の松阪牛
世の中は平等に見えて平等ではない。
世の中は公平に見えて公平ではない。
昨年の仕事納めの大晦日の午前中に本社と支店に顔を出すと、バックオフィスのスタッフが一年の締めの仕事をしてくれていた。
支店の経理部の2人にはそれぞれ感謝の気持ちを込めてもち代をあげた。
支店の営業のメンバーは今年の正月休みは8連休なので誰もフロアーにはいない。
それぞれ実家や旅行に行ってエンジョイしているのだろう。
当社も高給取りで休みも多く、健康経営会社になってきたと思った。
しかし、常にアニマルスピリットは忘れないようにと自分自身に喝を入れた。
大晦日の三越本店地下の食品売り場に初めて行ってみた。
人、人、人で驚いた。
日本橋の三越で、これだけの人が買い物をする光景を見て日本の景気は上向きだなと感じた。
三越本店で、この時期に100g4000円の松阪牛のすき焼用の肉を大量に買う人が沢山いた。
やはり、皆が金持ちそうだ。
身なりもしっかりしている。
どことなく品がいいと感心している自分がいた。
会計までに40分も待たされたが人間ウォッチができて飽きなかった。
日本橋三越本店のデパ地下は2度見してしまうくらい高い。
それでも飛ぶように売れていく。
日本橋から高速で西新宿のヒルトンへ向かった。
新宿出口で高速を降り、左手に中央公園を見ていると、ブルーシートの小屋が公園の回りに沢山作られていた。
浮浪者の人たちが歩道橋の所にも寝ている。
近くを歩く幼子が怖がっている。
どこで人生の分かれ道があったのだろうか。
大晦日に三越でおいしいものを大量に仕入れ、家族と幸せな正月を過ごす人と、寒風吹きすさぶ新宿中央公園で野宿をする人。
私は人が夢と目標をどこかで諦めた時点から転落が始まると思っている。
神様は努力している人を必ず見守ってくれている。
だから一生懸命に努力し続けるのだ。
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