・・・・・・・っということで、フェニックスというギリシャ神話があります。
「不死鳥」とか「火の鳥」として知られていますね。
自ら火に飛び込んで身を焼き、灰の中から復活するという話ですね。
どんな繁栄も必ず行き詰まります。
皮肉なことに、いちばん得意だった手法が行き詰まらせる原因となるのです。
あれっ?オカシイな、上手く行かなくなったぞと色々と手を尽くしても好転するどころか、ますます衰弱していくのです。
その負の連鎖から脱出するには。自らを破壊しなければならないのです。
そしてゼロから始めるのです。
神話はそう教えていますが、歴史を見ると漏れなく神話の通りになっています。
繁栄を謳歌したアメリカは、明らかに衰退の道を辿っています。
トランプの登場は、まさに神話の筋書き通りの展開じゃないですか。
【吉兆として】
トランプは破壊者です。
彼をアメリカを一度焼き尽くしてゼロから始める良いきっかけを作っている人物というプラスの評価する考え方です。
【凶兆として】
ローマ帝国の五賢帝以降は、皇帝に恵まれませんでした。
悪帝として名高いのは、カリグラ、ネロ、コンモドゥス、そしてカラカラ。
その後、多くの皇帝たちが帝国を建て直そうとしましたが、手遅れでした。
トランプは、衰退を加速させるだけの悪帝の一人だとマイナスの評価する考え方。
二つの評価の分かれ目は、一度焼き尽くしてどんな国家を目指すか、その明確なヴィジョンを持っているか否かでしょう。
トランプは、何のヴィジョンも持っていないと断定できます。
彼は、混乱を生じさせる名人です。
その混乱に乗じて、自分の影響力を見せつけるチャンスを伺うというのが彼の手法です。
混乱が収集しなければ、他人に責任転嫁するだけです。
決して、将来の明確な着地点など考えていません。
キム・ジョンウンとの会談がいい例です。
根っからのショーマン(目立ちたがり屋)であって、自身に注目が集まればそれで満足なのです。
何でこんな愚劣な人物にアメリカ人は国家を託したのでしょう?
遅かれ早かれ、化けの皮が剥がれるでしょうが、下手をすれば4年間世界はかき回され続けるでしょう。
それでも灰の中から復活できればいいのです。
ローマ帝国のようにアメリカが分裂し、弱小国家になる可能性のほうが高いとぼくは見ています。

