アメリカ帝国の崩壊 | so what(だから何なんだ)

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人生のバックパッカーのブログです。
暇はあるけど体力と金と気力がない。
そんなお年頃。
68カ国で止まったまま先に進みません。(;^_^A

・・・・・・・っということで、歴史上、帝国と呼ばれていた国は例外なしに崩壊します。

 

ローマ帝国然り、ペルシャ帝国然り、オスマン帝国然り、大英帝国然り。

 

盛衰の過程は必ず、興隆 → 絶頂期 → 衰退 → 崩壊というパターンをたどります。

 

尤も、崩壊して滅亡するとは限らず、形を変えて存続するケースもあります。

 

大日本帝国なんていい例じゃないですか。

 

では、衰退する原因は何でしょう?

  • 経済の疲弊(財政赤字、過剰な軍事費、産業の衰退)
  • 内部の腐敗・分裂(政治の機能不全、社会の不平等)
  • 外的圧力(他の国や勢力との競争・戦争)
  • 文化の変化(支配イデオロギーの失効、ナショナリズムの台頭)
歴史家ポール・ケネディも『大国の興亡』で、覇権国家は軍事的・経済的な過剰拡張(imperial overstretch)によって衰退すると言っています。
 
ぼくがこれを話題にするのは、アメリカは「アメリカ帝国」であり、崩壊に向かっていると信じて疑わないからです。
 
衰退の原因のほとんどが、今のアメリカに当てはまっていませんか?
 
さらに、アメリカの衰退指数(そんなものありませんが)として、貧富の差、銃による治安の悪化、麻薬の浸透、社会の分断という大きな要素が加わります。
 
アメリカは帝国という自覚が無いようですが、歴史上の例外とはならないでしょう。
 
アメリカ(世界にも)にとって不幸なことは、その崩壊のスピードを加速させる人物が実権を握ったことです。
 
本来なら、崩壊から国を守るだけの力量を持った指導者に委ねるべきでしょう。
 
しかし、トランプはさらに悪化させる大統領令を乱発している。
 
アメリカ人も馬鹿じゃないから、薄々自分たちの国がかつての栄光を失いつつあることを自覚しています。
 
MAGAのキャンペーンに飛びついたのがその証拠です。
 
もし国が健全なら「過去の栄光を取り戻そう」なんてスローガンは必要ないでしょう?
 
アメリカ人自身が衰退を自覚していて、何とかそれを覆したいという切実な願望の表れでしょう。
 
残念なことに、インテリに力がないのは世の常です。
 
ローマ帝国の末期にも同じ症状が出ていて、知識層が「警鐘を鳴らしているのに、誰も聞かない」「あるいは知識層自体が社会に影響力を持てない」。
 
むしろ分断をあおる政治家が支持を得る状況になっていきました。
 
こうなると、衰退は加速するしかありません。
 
ご存知の通り、ローマ帝国は東西に分裂しました。
 
2000年も前に起きたことがまた繰り返されているのです。
 
映画【シビル・ウォー】で描いた世界が現実になる可能性は十分あるのです。
 
間違いなくアメリカの迷走によって世界は変わります。
 
アメリカ帝国、ロシア帝国、中国帝国、そのどれも不安定です。
 
ただ、これまでの帝国とは違った形で崩壊が進むでしょう。
 
それは、それぞれの帝国が原爆を保有しているからです。
 
これはとても危険なことです。
 
どのくらいのスピードで世界が変わっていくかによりますが、ぼくは生きてその成り行きを見届けたい。(^^)/