映画【ある過去の行方】 | so what(だから何なんだ)

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人生のバックパッカーのブログです。
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そんなお年頃。
68カ国で止まったまま先に進みません。(;^_^A

・・・・・・・っということで、イラン映画です。

 

 

正確には、イランの監督がイランの俳優を使って、フランスで撮った映画です。

 

ですから、フランス映画でもあるのです。

 

この監督、アスガル・ファルハーディーは、若いのに既に巨匠の風格です。

 

調べたら、3年前にこの監督の作品を見ていました。(^^ゞ

 

 

流石に本作は、イラン政府の目を気にせずに撮ったので、いらぬ深読みは不要です。

 

セリフは少なめで、俳優の表情で多くを語らせる手法です。

 

テンポはゆっくりで、131分の上映時間です。

 

セリフは少ないのに、一つ一つが刃物のような切れ味で、無駄がありません。

 

ペルシャ人の知性、恐るべし。

 

基本的に男女の物語ですが、夫婦の在り方、親子の在り方、家族の在り方を重層的に描いています。

 

気を抜いて見ていると、置いていかれるので、緊張を強いられます。

 

浮気、離婚、自殺、嘘、誤解、思い込み、すれ違い、再婚、妊娠、子育て、愛・・・何しろ盛り込みすぎです。

 

途中からサスペンス調になり、謎解きの理解力も試されます。

 

子役も含めた俳優たちの演技も良い。

 

上手すぎる。

 

変な言い方ですが、金を払って見るに値する映画です。

 

★★★★★