ピピウ、緊急外科外来 | 憧れの(?)Italia Firenze生活

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イタリアはフィレンツェに住みつき早十数年。
日本語を教えながら、イタリア人の夫と息子と暮らしています。
私の平凡なイタリア生活の実態を御紹介♪

 

 

 

 

結果から言うと、大丈夫です。

 

でも、ちょっとヒヤッとした話。

 

 

 

ピピウは予定日より3か月も早く、1000gちょうどで生まれた極低出生体重児でした。

 

生まれて間もなく、腸閉塞を発症し、小腸の大部分を失い、短腸症候群となりました。

 

 

当時の話はこちらのカテゴリーに書いています。

 

 

 

 

ピピウは生まれてから1歳になるまでに、何度も開腹手術を行いました。

 

体には動脈管開存症の手術の跡、開腹手術の跡、ストマの跡、中心静脈カテーテル挿入の跡など…多くの傷が残っています。

 

体に傷が大きく、たくさん残るのは残念ではありますが、これらの傷があるからこそ、ピピウは今、こうして生きているのですから、後悔はありません。

でも、ピピウがそのことでこれから先、できるだけ悩まないように、精一杯のフォローとできることをしてやるつもりです。

 

 

さて、今回は腸のための開腹手術の跡の話。

 

 

 

ピピウが最後に開腹手術を受けたのは2017年12月。

 

1歳になる前です。

 

なので、かなり前の話。

 

 

2018年の夏ごろから、手術の跡の端っこ、ちょうどお腹を閉じてここで糸?かなにか結んだのかな?というところが、赤くなって、膿がでるようになりました。

 

なので、当時、ピピウの手術を担当してくれた外科の主治医にも診てもらいました。

 

主治医の話では、「自然と排出されるはずの物(糸?)が、まだ排出されずに残っているからだ。これを外科的に取り除くことはできるが、それにはまたピピウに麻酔をかけ、手術室へと運ばなければならない。そのピピウへの負担を考えると、時間がかかっても自然と体から排出されるのを待った方がいいと私は思う。」と言うことで、待つことになったんです。

 

赤くなって、膿が出てきた時には、ちゃんと消毒するようにと言われました。

 

 

 

 

それから毎年、特に夏くらいになると、その傷跡の端っこだけが赤くなって、膿が出てきました。

 

その度に、きれいに消毒し、絆創膏を貼っていました。

 

 

 

 

そして、10日ほど前。

 

あ、またちょっと腫れてきたかな?

 

と思って見てみると…

 

いつもと違って、ちょっと黒っぽい

 

 

でも、大したことはなさそうだったので、様子を見ていました。

 

 

すると、先週土曜日、

 

「マンマ、ここが服に当たって痛い。」

 

と言い出したピピウ。

 

1週間ほどで1㎝ほどの玉のようなものができていて、色もいつもみたいに赤くはなく、なんか青と言うか、黒と言うか、いつもと違う色。

 

 

これ…

 

 

救急に連れてったほうがいいかな?タラー

 

 

 

とも思ったんですが、触らなければ痛くないとピピウは言うし、月曜日にビタミンB12の注射のために(ピピウは短腸症候群のため、いくつかの栄養が腸で十分に吸収できないため、補充のための注射を打っています。)、ピピウのホームドクターに予約を入れていたので、月曜日まで待つことにしました。

 

 

 

日曜日はダンナのいとこ家族とBBQをしたんですが、いとこ家族の息子くん5歳と夢中になって昼から晩まで遊び、「痛い」とは一度も言わなかったので、予定通り月曜日まで待つことにしました。

 

 

 

そして、月曜日。

 

 

注射をしてもらった後、ドクターに腫れている部分を見せると…

 

 

「マンマ、これ、エコーを撮る必要があるわ。

あと、外科外来も。

緊急で見てもらえるように書くから、

家に帰ったらすぐに小児総合大学病院の予約センターに電話して。」

 

と。

 

 

 

外科!?不安

 

 

外科はできれば行きたくない。

 

 

 

数年前の入院で、ピピウのお腹を切りたいと言う外科(ピピウを手術してくれたドクター二人はもうおらず、新しい教授とそのグループ)と、順調に成長しているのに今切るのは反対だという消化器内科と、NICUにいるときから診てもらってる消化器内科よりの私たち親とで、ちょっとゴタゴタではないですけど、ハラハラすることはあったので。

 

 

外科に行くと切られるんじゃないか?

と怖いんです。

 

ま、トラウマですね。

 

普通はそんなに簡単に切られるはずないから。

分かっているけど、怖い。

緑の手術着を着ている人を見ると今でもドキッとします。

意味もなく。

 

そして、信頼していた二人の外科医がもうこの大学病院にいないというのが更に不安…不安

 

 

 

 

 

でも、手術の跡のことですから、外科に診てもらわないといけません。

 

私が「怖い」とか言ってられませんタラー

 

 

 

 

家に帰ってすぐ、予約センターに電話。

 

エコーは来週、緊急外科外来は2日後に予約を入れてもらえました。

 

 

その緊急外科外来が今日だったのです。

 

 

 

ダンナは仕事があったので、私一人でびくびくしながら行ってきました不安


ドクター誰?

知ってるドクターでありますようにお願い

と祈りながら…

 

 

 

 

 

日本帰国まであと1か月。

 

 

もし、問題があって、手術とかになったら?

 

やっぱり、旅行保険って大切…

 

ドクターに保険手続きのための書類をお願いしないとな…

 

それとも航空会社に直接連絡して、事情を説明し、変更か返金を聞いてみる?

 

そもそも変更可能なチケットを買ったんだっけ???

 

 

と、最悪のことも想定する待ち時間。

 

 

 

 

いやね、ピピウの緊急手術のため、私、日本行きのチケットを一度捨ててるんです。

 

だから、起こらないとも限らないことを知ってるわけです。

 

一番大切なのはピピウの健康。

 

だから、チケットはいつでもキャンセルするくらいの覚悟でいる、私とダンナです。

だから、旅行保険には絶対に入る。

 

 


 

 

 

 

 

そして、呼ばれた外科外来予約番号…

 

 

 

長くなったので、つづきます。

 

ごめんなさい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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