仲良くないでしょう? | 憧れの(?)Italia Firenze生活

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イタリアはフィレンツェに住みつき早十数年。
日本語を教えながら、イタリア人の夫と息子と暮らしています。
私の平凡なイタリア生活の実態を御紹介♪

 

 

 

 

 

先日書いたこの記事。

 

 

 

 

その一つ目。

 

 

日本人は中国人と韓国人とあまり仲がよくないでしょう?

 

 

 

その質問に対する私の答え。

 

 

 

あくまでも“私の意見”だけどと伝え…

 

 

日本人が中国人と韓国人とあまり仲がよくないのは一部の事実であり、仲がいいのもまた一部の事実であると思う。

どこに視点を向けるかで、変わってくると思う。

 …と答えました、


 

中国とか韓国とか日本とか…国単位での話になった場合、歴史や政治のことを話すとまぁ、ややこしくなるのは事実だと思います。

 

それだけ、日本はこの二つの国とはるか昔から交流を続けてきたのです。

 

ある意味問題がないほうが無理。

 

ヨーロッパだって、ヨーロッパ内で争いが繰り返されてきました。

それとアジアが同じかどうかは薄っぺらな知識しか持ち合わせていない私には分かりませんが、似たようなことがあったのではないかとも思います。

 

日本が嫌いな中国人もいれば、中国が嫌いな日本人もいて、

日本が嫌いな韓国人もいれば、韓国が嫌いな日本人がいるのも事実。

 

 

ただ…それが国民全員ではないということ。

 

 

個人的レベルの付き合いで言えば、きっとお互い、「あの人っていい人だよね。」と言える関係が多いと思います。

 

 


 

 

 

 

私は大学生のころ、友達と一緒に韓国のソウルを旅行しました。

 

女子大生4人旅。笑

 

 

当時(20年以上前)、まだ日本には格安のメガネ屋ってまだなくて、韓国でメガネをつくるといいよと聞いていたので、みんなでメガネを買いにいきました。

接客してくれたのは私たちより少し年上かな?くらいの若い男性店員さん2人。

2人とも日本語ペラペラでした。

メガネをつくってる間は楽しいおしゃべりの時間でした。

 

メガネが出来上がるころ、店員さんが「よかったら、今晩一緒に飲みにいかない?」と誘ってくれましたが、私たちは行きたいレストランがあったし、結局断ったのを覚えています。

でも、一緒に行っていても、楽しかったと思います。

 

 

 

 

 

また、ソウル旅行中に電車に乗ったんですが、ハングル文字も読めないし、韓国語も知らないので、駅に行ったはいいものの、よく分からなかった私たち💧

 

4人でおろおろしていると、一人のおばさんが、「ニホンジン?ニホンジン?」と声をかけてくれました。

 

日本人だと答えると、おばさんは「そこで待ってなさい。」と言ったかどうか…韓国語がわからないので何ともいえませんが、何か私たちに言ったあと、駅の構内を行きかう人たちに話しかけに行ったのです。

 

すると、おばさんが声をかけた一人のスーツを着た男性が私たちのところへやってきて、日本語で「何かお困りですか?手伝うことはありますか?」と聞いてくれました。

 

そのままおばさんはどこかへ行ってしまいましたが、そのおばさんは私たちを助けるために、日本語のできる人を探してくれたんですね。

 

もう、親切すぎて、ソウル旅行の思い出として、しっかり覚えています。

 

 



フレンドリーかつ、親切!という印象が強かったソウル旅行ですが、かと思えば…

 


当時、日本の自衛隊のことについて、憲法第九条についていろいろ騒がれていた時期でもあり、ソウル旅行中には日の丸が燃やされているのも見ました。


それもまた、しっかり覚えています。

 

 

 

 

 

私としては、感じのいい韓国のお兄さんたちも、親切な韓国のおばさんも、日本の国旗を燃やしていた韓国の人たちも、どれも事実で、真実。

 

 

 

 

 

これは日本と韓国と中国だけでなく、世界的に言えることだと思うのですが、国レベルで話をするといろいろややこしくなる。

個人レベルで、人として話している分には理解しあえることは多いのに。

 

 

だから戦争って起こるのだな…と思うのです。

 

 

 

 

確かに国民性というものはあるとは思うし、国によって価値観がちがったりします。

その差は友達関係を築くうえで、小さなことではありません。

 

でも、個人レベルだと「あ、話してみると、いい人じゃない。」「そういう考え方もあるんだな。」ととりあえず相手に耳を傾ける機会は多くなると思います。

 

 

 

どうしても嫌いな人だった場合…

それはその人が嫌いなのであって、

〇〇人だから嫌いというわけではないと思います。

 

 

日本人同士だってそう。

 

日本人だから、同郷だからといって、みんな仲良くできるわけでもありません。

 

 

それが国単位で話してしまうと、全ての人を〇〇人とひとくくりにしてしまうので、その国の全ての人が敵のように言ってしまったりすのだと思います。

 

 

 

 

 

これまた難しい問題で、正しい答えはきっとないのだろうけれど、

とりあえず生徒さんには

韓国人や中国人を嫌っている日本人は確かにいる。

でも、全ての日本人がそうなわけではない。

ということを伝えておきました。




○○人と一括りにされてしまう危険。

○○人と一括りにしてしまう危険。


本当は個人の集まりを一括りになんかできないのに、国籍や人種や宗教で一括りにしがちな私たち…。

 

本当に危険だと思います。

 


 

 

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