転園しようと思ったワケ① | 憧れの(?)Italia Firenze生活

憧れの(?)Italia Firenze生活

イタリアはフィレンツェに住みつき早十数年。
日本語を教えながら、イタリア人の夫と息子と暮らしています。
私の平凡なイタリア生活の実態を御紹介♪

さて、卒園を目前に控え、もう今の幼稚園から卒園するし、そもそもピピウの1年目の担任はピピウの幼稚園にいないし、ピピウ幼稚園1年目に起こった事件を書き記しておいておこうと思います。

 

 

まず、話は今の幼稚園入園前にさかのぼります。

 

 

「神経心理科 6歳」の記事にも書きましたが、ピピウはかなりの未熟児で生まれ、重症の短腸症候群になり、イタリアの障害者認定(104と呼ばれる)がNICU退院時に下りました。

 

 

 

当時は最高レベルでの認定でした。

 

更新は2年ごと。

ピピウの主治医によるレポートと保健所の医師の審査とで障害のレベルが決めらます。

 

ピピウは点滴からの離脱後、最低レベルでの認定になりましたが、この認定があるため今でも眼科、消化器内科など、生まれたときからある疾患に関しては診察、検査などが全て無料になります。

 

また、親が希望する場合は幼稚園や学校で、補助の先生をつけることもできます。

 

 

幼稚園に入園する前、ピピウは既に点滴から離脱しており、私たちからすると3歳児として特に心配することはありませんでしたし、2歳の時に受けた神経心理科の診察でも特に問題なしと言われていたので、“補助の先生なしでもいけるんじゃないか”と思ったのですが、幼稚園が入園前に直接ピピウを見て、補助の先生が必要だと言うなら申請しようかと考えていました。

 

 

そこで、入園前に幼稚園に事情を話し、面談をしてくれるようにお願いしたのです。

 

 

ところが…結局、幼稚園から面談の連絡が来ることはなく、いきなり入園。

 

 

それも、ちょっとどうなの?とは思ったんですけどね。

でも、当時はまだコロナの混乱期の中。しょうがないかなと思う気持ちもありました。

 

 

入園申し込みの際に、ピピウの疾患についてはもちろん書類に書きました。

104があることも。それは申請時に書かなければなりません。

 

 

また、便をするときは色の薄い大量の水様便が出るが、それはピピウにとって普通のことであることももちろん書きましたし、入園当日、担任の先生にも改めて説明しました。

 

 

そして、腸に疾患のあるピピウに、いきなり幼稚園の給食を食べさせるのは少し不安だったので、1年目は給食無しで半日だけ幼稚園に通わせるようにしていました。

 

 

入園して数日はすごく調子が良かったです。

 

 

 

最初の数日は慣らし保育?のような期間で1日2時間とかの登園。

それがだんだん時間がのびていったのですが、全て順調にいっているように見えました。

 

保育園に行かせてやれなかった心配をよそに、幼稚園に迎えに行くと、

「チャオ、アミーチ!(バイバイ、おともだち!)

チ ヴェディアーモ ドマーニ!(また、あした!)」

と言って、手を振って教室から出てくるピピウ。

 

その様子を見て、担任の先生も

「ピピウは、よくしゃべる。いや、よくしゃべるだけじゃなくて、おしゃべりがうまい。」

と褒めてくれていました。

 

 

 

本当に最初のころは…

 

 

 

 

それから間もなくして、担任の態度がガラッと変わるのです。

 

 

つづく

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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