転園しようと思ったワケ② | 憧れの(?)Italia Firenze生活

憧れの(?)Italia Firenze生活

イタリアはフィレンツェに住みつき早十数年。
日本語を教えながら、イタリア人の夫と息子と暮らしています。
私の平凡なイタリア生活の実態を御紹介♪



    

現在のことではなく

約3年前

ピピウが幼稚園に入園した

1年目のことを

日記を読み返しながら

書いています。



さて。


順調にいっていた幼稚園ライフ。


しかし、雲行きが怪しくなるのにあまり時間はかかりませんでした。



幼稚園では2人の担任が園児たちを世話するのですが、ピピウが入園した当初、もう一人の担任は家庭の事情があり、来ていませんでした。

そのもう一人の担任の穴を埋めるべく、代理の先生たちがいろいろ入っていたようですが、クラスは大変だったと思います。



入園から2週間ほどたったころ。


ピピウを給食前に迎えに行くと、担任の先生に

「お母さん、ちょっと話があるの。」

と呼び止められました。


話を聞くと

「ピピウは他の子と比べると、成長が少しゆっくりだと思うの。

例えば、話すことに関しても、"Vuoi l'acqua?(あなたは水が欲しい?)"と聞くと、"Vuoi l'acqua!(あなたは水が欲しい!)と質問を繰り返すの。

【イタリア語は主語によって動詞が変化するのに、ピピウはその変化がうまくできていませんでした。】

ピピウは104(障害者認定)があるでしょう?

補助の先生をつけるべきじゃないかしら?」

と言うんです。


それを先生の口から聞いた時はとにかくショックで「主人と話してみます。」としか言えませんでした。



うちの子、先生から見て問題があるんだ…。

補助の先生が必用なんだ…。

と思うと悲しくなって、帰り道、ピピウと手を繋ぎながらポロポロ涙が出てきたのを覚えています。



ただ、家に帰ってダンナとそのことを話していると、段々冷静にもなってきて…


3歳当時、ピピウはイタリア語よりも日本語の方が優勢でした。


日本語では主語によって動詞が変化することはありません。


"(あなたは)水が欲しい?"


"うん、(私は)水が欲しい。"


といったように、質問の繰り返しのような返事になることも多いです。


当時のピピウは日本語からイタリア語に言葉を変換していたと思われるので、イタリア語は主語によって動詞が変化することは理解しておらず、イタリア人にすると、オウム返しをしているように聞こえるのかもと思ったのでした。


なので、そのことに関しては先生に説明し、一時、我が家では日本語を禁止し、イタリア語の動詞の活用をピピウに厳しく言い聞かせた時期が少しだけありました。


今、思えば…



ピピウ、ごめん🙇🏻‍♀️


本当にかわいそうなことをしたと思います。


そして、意外と早く、イタリア語の動詞の変化を覚えたピピウ。




それから、毎日のように

「お絵かきが上手にできない。」

とか

「一人で遊んでいて、友達の輪に入らない。」

とか…いろいろ言われ、

最後にはいつも

「104があるでしょう?補助の先生を今、申請しないと、今年度はつけられなくなるわよ。」

と、なにかと…



補助の先生をつけろ圧力が

ハンパなかったです滝汗



それがもー、私にはストレスで、ストレスで💦


当時はものすごく凹んでました。



ダンナと話して

「補助の先生をつけた方がいいんじゃない?」

と私は言っていたのですが…

ダンナは

「補助の先生がつくことに反対ではないけれど、入園前に面談してくれと言ったのに面談もせず、最初の2週間は全てうまくいっていると言っておいて、ある日突然ピピウが色々できない子になるのは何か引っ掛かる。」

と言っていました。



だったらアンタが担任に話しに行きなよ!💢



って思わずダンナに言えましたね真顔


当時、ピピウの幼稚園に関すること(事務手続き以外)は私に丸投げだったので。



ピピウのことで夫婦喧嘩も勃発していた10月頭。


当時はコロナ対策がかなり厳しかったので、鼻水が出ただけで家に返され、PCR検査。

そんなこんなで幼稚園に登園する機会は減っていき…


ピピウ、コロナではないけれど、何かウイルスをもらったようで発熱。

当時、ピピウのホームドクターは産休中で代理のドクターだったのですが…

短調症候群のピピウなので本当はもっと慎重になるべきだったのに、抗生物質を処方され、私もそれを指示通りに与えてしまったもんだから…

お腹がパンパンに腫れて、救急へ駆け込むことに💧

そして入院💧


その後、手術をしたい外科と、させたくない消化器内科と私たちとでいろいろゴタゴタありまして、入院は長引くは、いろいろな検査や外来に回されるは…

退院しても、鼻水出たら幼稚園に行けないはで…

その年の10月と11月はほっとんど登園できていませんでした。


お陰で、担任からの"補助の先生をつけろ圧力"からは逃れられましたが。





そうこうしていると…


幼稚園の授業中、担任の先生が踏み台?か何かから落ちて、足の骨を骨折。


担任の先生は約4ヶ月、怪我のためにお休みになったのでした。



つづく






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