禁止すべきか否か | 憧れの(?)Italia Firenze生活

憧れの(?)Italia Firenze生活

イタリアはフィレンツェに住みつき早十数年。
日本語を教えながら、イタリア人の夫と息子と暮らしています。
私の平凡なイタリア生活の実態を御紹介♪

ピピウは短調症候群という小腸の疾患を患っています。


6歳にして大人並み、もしくはそれ以上食べるのに、それらの栄養を十分に吸収する小腸が極端に短いので、かなり細いピピウです。


口から物を食べてもよいと消化器内科の主治医から許可が出るのに時間がかかりましたし(点滴で栄養をとっていました。)、食べれるようになってからは栄養管理のドクターがメニューや食べさせていいものや量を書いてくれていたので、それに忠実に従って食べさせてきました。


3歳半で幼稚園に入るまで、市販のお菓子も食べさせたことがほぼありませんでした。




今でも覚えているのが…


3歳の幼稚園入園前の夏。

友達家族の子供が、ワニの形をしたグミを食べていて、それをピピウに一つくれたんです。

しかし、ピピウはそれを"食べ物"として認識せず、ブンブン振り回した後、テーブルに置いて何処かへ行ってしまいました。

たぶん"オモチャ"だと思ったんだとお思います。

グミとかピピウに買ったことがなかったから。




そんなピピウでしたが、幼稚園に入ってから、特にコロナが終わった一昨年から去年にかけては、まー、それまで禁止していた物をだいぶ解禁しましたよ。


ジュース

グミ

マシュマロ

チョコレート

市販のケーキ

などなど…


遊んでるともらうし、誕生日パーティーに行くとありますからね。



食べるなって言っても無理真顔



フルーツジュースや甘いアイスティーは既にデビューしていたピピウですが、炭酸飲料は飲ませたことがありませんでした。


コカ・○ーラを飲みたいと言っても、「体に悪いから止めておきなさい。」と言ってきました。

もちろん、私たちも飲みません。



が、今年の4月、クラスメイトのお誕生日会で、私は体調不良で行けなかったのですが、ダンナがピピウがファ○タオレンジを飲んでいるのを見たそうです。お友だちのお母さんがコップに入れてくれたそう。

ダンナはあえてそれを止めなかったそうです。

2杯目をピピウが要求してきたら止めに入ろうと思ってたそうです。

でも、ピピウが2杯目を要求することはなかったし、それを飲んだ後、家でも「ファ○タが飲みたい!」と言ったことはありません。





ピピウの場合は短調症候群で、一定の量以上の砂糖を摂取すると、D乳酸アシドーシスを引き起こして、救急へ行く羽目になるので滝汗

ある程度、甘いものを食べた後で「もう甘いものは止めておこうか。塩辛いものを食べて。そうじゃないと、フラフラになっちゃうよ。」と言い聞かせています。


それに関しては聞き分けがよく、塩辛いものも喜んで食べますし、手作りと既製品、2種類のお菓子があったら、手作りの方を自ら選んで食べます。

これは、小さい頃からそうしてきた成果かなとも思い、少し嬉しいのです。





そんなピピウが…最近…


「マンマ、マク○ナルドに行きたい!🍔」


と言い始めました💧



え、ファーストフード!?



いや、私もたぶん、小学生くらいで食べてたと思うし、高校、大学の学生の時は頻繁ではないにしろお世話になりましたからね。

美味しいのも知ってるし、いいのだけれど…

ピピウに食べさせたいかというと


もうちょっと

待ってくれる?滝汗


ってのが正直な気持ちです。



そして、ダンナは…


ファーストフード反対派バツレッド



私たちの中では

"大きくなって、友達たちと行くのはいい。でも親の私たちは連れて行かない。"

といった誓いをたてていました。




ところが…最近、ピピウとした会話が…


「マク○ナルドに行ってみたい。」


「そっかー。大きくなったらお友だちと行ったら?」


「どうして僕は今、行ったらいけないの?」


「いけないことはないけど、あまり体によくないから、マンマとパパはピピウに食べて欲しくないんだよ。」


「何で体によくないの?毒?」


「毒…ではないけど…💧」


「特別な日なら行ける?」


「特別な日ならレストランの方がよくない?」


「でも、僕はマク○ナルドに行ってみたいよ。」




どうしてそんなに

マク○ナルドにこだわる?滝汗




これもまた幼稚園で友達たちと話してるんだと思うんですよね💧



特別な日に行きたい場所がマク○ナルドってどうよ?



でも、それは行ったことがないからそう思うんですよね、きっと。


ダメダメと禁止するばかりでは、不本意にも好奇心だけが上回ってしまう気もします。


その好奇心をとりあえず満たしてやり、「でも、あまり頻繁に食べるものではないよ。」と教えた方がいいのかもとも思います。



というのが、中学生と小学生の子供を持つ知り合いのお母さんが、子供が小学低学年の頃、子供のクラスメイトの誕生日パーティーで、一人の男の子が吐くまでポテチを食べ、コーラを飲んだと言うのです。

その子の家ではそういった食べ物が禁止されていたとか。



もちろん、そういった物を食べさせ過ぎるのも、飲ませ過ぎるのもどうかとは思いますが…

ただただ禁止するだけでは、かえって逆効果かもとその話を聞いて思いました。



だから、一回一緒にマク○ナルドへ行って、ピピウの好奇心を満たしてやるべきかどうか…ダンナと検討中🍔🍟🥤



2023年夏、

ピピウ、

ファーストフードデビュー

なるか!?






思えば、イタリアに来てから19年、ファーストフード店に行ったのは2回だけ。


確実に10年以上は行ってないなぁ💧


注文の仕方、分かるだろうか?滝汗




ま、ファーストフードって、早くて安くて美味しいから利用するのであって、イタリアでは早くて安くて美味しくて健康的な物がけっこうあるので(いろんな種類のパニーニとか)、わざわざ世界チェーンのファーストフード店を利用する必要性を感じないんですよね。



でも、これも社会勉強か…。


子育てって、思わぬところで悩みます😅






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