年末ぎりぎりまでバタバタ仕事していました。
その中のひとつが某クライアント企業の融資交渉。何とか金融機関と話しをつけ、当面の資金繰りに目途をつけました。
この交渉中、当然「なぜ今資金繰りが苦しいのか」という話しになりました。これは某クライアント企業が1年前から手がけたある事業が、ずっと足を引っ張っていたのが原因です。そのクライアントにとって初めて取り組む事業で、当初私も「ノウハウが身に付く」ということで参入することに賛同していたのですが、ふたを開けたら収支がかなり厳しい。ノウハウの習得ももちろん大事なんですが、そのために体力を消耗するのはいただけない。
このクライアント企業、私がお手伝いに入った当初は「ほぼ仮死状態」。それを現社長と共に劇的に変えて来たのですが、まだまだ体力は完全に戻っていない。そんなときに再び出血が続くこの事業を継続するのはかなりリスキーなことでした。当初は「やや赤字だが、いずれ交渉で黒字に」という社長からの話しを受け、私も納得していたのですが・・・。一昨年暮れの取り組み以降、現場から「人が足りない」「機器が足りない」など経費増の話しは上がれど、利益改善の話しは一向に進まない。どうにもこのままではいけないと私が判断したのが昨年の夏でした。(ちょっと遅い?なかなか撤退判断は難しいものなんです・・・。)
以降、私はしきりに社長に「この料金で仕事を請けるのは無理。値上げか撤退か、の2者択一を」とずっと迫っていました。現社長にも主旨は理解していただいていたのですが、そこで壁となったのが現場の責任者。
この男、とにかく表向きはいい。私も現場の人間数名を集めた会議で2度ほど会いましたが、話しだけ聞いていたら「この男に任せておいたら大丈夫」と思わず思ってしまうほどの口達者。この男が「いずれは発注者側もこちらの要望を聞くようになる」と主張し続けていたのが、そもそもここまで引っ張った要因のひとつでした。
夏以降、社長の要請に対してもその男が「私が(発注先に)話しをつけるからもう少し待ってくれ」「もう少し待ってくれ」と言われ続け、社長もその回答を待っていたらとうとう資金が足りなくなった、というのが事実です。
そこで私は金融機関と交渉を進めながら、一方で社長に、「この現場責任者の話しをもう待てない。即断してくれ。」と頼みました。そこで社長が「撤退を含めた最後交渉を」とこの男に言い渡したところ、この期に及んで何と言ったと思います?もっともらしい理屈をこねた挙句「社長、今この仕事から下りたら従事している連中は皆別の会社に移りますよ」と半分脅し文句を返してきたんですね~。
・・・私はこういう輩が大嫌いです。したり顔して「自分が自分が」と言う割には結果を出さない。挙句がどちらの味方かわからないような脅し文句。
こんな輩に断じて負けてはいけない。そう強く社長に言い切った、私の年末でした。
今年も熱い1年になりそうです。