先日、大急ぎでリブログしたもので

誤解を与えてご批判を受けた。

捕捉します。

誤解しないでいただきたいけど、

生活保護を受けているのは、母親であって

女の子の方ではない。

だから、

やはり冷たすぎるなあと思う。

高校時代から

進学のために働くと、

親の生活保護を打ち切られ、

せっかく貯めた学費は

生活のためになくなる。

というジレンマもある。

一番の問題は、

「毒親」である母親である。

子どもの責任だろうか?

 

このように、親を養っている子どもは多い。

誰もが「あたり前に親から保護と愛を受けている子ども」

ではないのだ。

 

「生活保護を受けている親を持つ子どもは

大学に行くな」

という宣告は、弱者にとって残酷だ。

彼女は、わがままを言っているわけではない。

彼女は努力をしている。

世帯分離をして

キャバクラでも働いている。

バイトを掛け持ちしている。

 

以前言ったこともあるが、

貧困家庭の女の子や

虐待を受けて家出中の女の子が

性風俗で働きながら

大学に行くことは多い。

 

昭和とは違うのだ。

物価高、特に家賃の高さ、

それだけではない、

教材費もかかる。

そこにも物価指数、消費税、

容赦なくかかる。

医学部だとすごいだろう。

貧乏人は医師になれない。

医師になるのは金持ちだけ。

その連鎖は連綿と続く。

 

貧困女性を性商品化する社会。

貧困女性がいることを必要とする社会。

女性たちが利用される。

 

そういうことはけしからん。

女性と子ども(元未成年者)が

性を売らないと生活も進学もできない国、

それを貧困国と言う。

 

「働いて学ぶべき」というが、

なぜ性風俗で働いて進学する人と、

何もしなくとも親の金で進学する人がいるのか?

 

問題なのは

進学しない理由が

成績や意欲などでなく、

「貧困が理由」の

子がいることだ。

 

記事の女の子は

働かなかったわけではない。

努力したのだ。

世帯分離しないといけないというのが

わたしは解せない。

嫌がらせとしか思えない。

同居の方が生活費は少なくすむのに。

少し考えればわかる。

 

貧困が理由、

生活保護世帯が理由、

親が毒親、

それだけで子どもたちが

意欲や能力を絶たれること。

それを「差別」「格差」と言う。

 

もうひとつ言いたいのは

「少子化対策」と矛盾することだ。

 

重要なのは、

「産ませること」ではない。

 

「産まれたあと、

子どもたちが人間らしく生き、

能力を高め、

幸せになり、同時に

生産性を上げ、

国と公共の福祉に貢献できる」

ということだ。

 

「産ませておいて絶望を与える」ような

政策がおかしい。

少子化対策は何のためあるのか?

 

そこのところをもう一度考えてほしい。

 

貧困が理由、

親が毒親、

それだけで子どもたちが

意欲や能力を絶たれること。

絶望を与えられ、

貧困を「受け継ぐ」こと。

それを「差別」「格差」と言う。

そういう国は「貧困国」という。

 

 

 

 

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