「ツイフェミ叩き」をする人が

温泉むすめバッシング問題を蒸し返して来ているので

今一度、何が問題だったのか考えてみます。

そして「草津事件」と温泉むすめバッシングの「共通点」を理解しました。

今となっては「いいがかり」だったかもしれません。

 

わたしが検索してみたら、

「温泉むすめ」は「ラブライブ」や「刀剣乱舞」みたいなものだし、

衣装も問題は少ない。

 

一部のプロフィールにだけ問題があったけど、

それは改善されております。

 

どうしてこれだけ批判が広がったのだろう?

フェミニストの私も、「なぜそこまで」と感じました。

 

キーワードは

「女性の性を提供」「性サービス」です。

。。。

昭和時代に遡ります。

温泉街といえば、「女性の性を提供する」という集客方法も

ありました。

コソコソ笑いで「あの温泉は女目的の人が行く所」

という話題もよくありました。

温泉といえば、会社の慰安旅行で

男性の団体客がドッと繰り出すのが多く、

暗黙のうちに 女性が性を提供する集客もありました。

それはアタリマエなことであり、

我々は、批判するようなことではない、

批判したらこちらが 逆襲される、

そういう時代がありました。

 

男性「だけ」の団体旅行も減り、

若い女性の「温泉ブーム」が起きて

「女性客を取り込め」と、

温泉街も様変わりしました。

女性が行きたくなくなる温泉旅館は

やっていけなくなる時代になったと思います。

 

けれど、まだ「女が性サービスをするのは当たり前」な

伝統は残っており、そういうもので集客する「伝統の温泉町」は

存在していたのです。

そして「草津町 性暴力被害者リンチ・スラップ裁判事件」は

起きたのです。

草津町だけではないです。

あわら市でも 市長によるセクハラ事件が起き、

ニュースにもなり、

ラジオでジェームス・ヘイブンス氏も取り上げていました。

。。。。

[

「この事件は、ネットニュースでもよく
見ておりました。

草津温泉、女性議員さん排斥の件に
関しては、本当に許せないことだと
思っています。

それ以上に草津温泉には、私も会社の
慰安旅行で実際目にしたピンクコンパニオン

衝撃でした。ピンクコンパニオンプランが
ついていたことは、知りませんでした。

女性が少ない職場だったのです。後から
上司から謝罪がありましたが、二度と
温泉街には行きたくないと思いました。

そして会社の同僚男性や夫からもよく
聞いていますが、本当に酷いコンパニオン
接待です。これはコンパニオンの女性が
悪いのではありませんが、すべては
男性側の男尊女卑から来ているのです。

そして、コンパニオンをしていた女性は、
東南アジアからの出稼ぎ外国人女性が
多かったです。
人種差別も根底にあります。

私自身の偏見もあるかもしれませんが、
性的に搾取されている女性がいる街です。

いくら金銭的対価を得ようともこれはない…
こういうのも町長や議員の女性観に影響
しているのです。

きちんと正さないとこの街にいる女性が
救われません。」

 

先日、草津事件について書いたら

上記のようなコメントをいただきました。

 

女性への性暴力事件が起きるのは

こうした「女性観」によるものだと思います。

 

現代は令和でありますが、

まだまだ「おんな=性を提供するモノ」

という女性観から抜けていない。

そういう人が問題を起こしているのでしょうね。

 

「温泉むすめ」には悪いけれど、

それを見た人はかっての昭和の温泉街の風景と

未だにそこで「女性の性を提供」して集客している

一部の温泉をイメージして

怒りを持ったのかとも感じます。

 

その怒りは、

かっての温泉街や

実際に性サービスをしている温泉に 向けるべきだったとも

私は思います。

 

けどやはり 

現代の制作者や経営者側に

「温泉では女が性サービスするもの」

「温泉だけではない、日常的にそうだ」

という概念もなかったとは、

思えません。

温泉だけではない、「働く細胞」(アニメもあり)でも

女性が男性を癒す店が登場しますよね。

「キャバクラかい?」と思いました。

が、

子どもに人気な「働く細胞」に抗議するのは 野暮ですものね。

けど、このように時々

 

「男性の変わらぬ女性観」「性や癒しを提供するのは女の仕事」

というメッセージは 顔を出すものです。

。。。。。。。

 

下、フェミニスト叩きのための「温泉むすめ」蒸し返し

その捕捉

草津町事件関連