普段は余り通らない裏道を散歩していいたら、突然スズメの激しい鳴き声が聞こえてきた。よく見ると黒い猫に向かって一羽のスズメが盛んに囀っている。
私が傍を通り過ぎてもスズメはその場で鳴き続けている。その昔、会社の傍の雑木林で7・8羽のスズメが物凄い勢いで囀っている。余りに異常なのでよく見ると一羽のカラスがスズメの子供をくわえている。それでスズメが大騒ぎしていたのだ。カラスは雑食だから、スズメでも子猫でも食べてしまうのだろう。
ところで、この一羽のスズメ、何でネコに向かって囀っているのか。多分メスのスズメで卵が近くにあるに違いない。スズメがネコに恋している訳ではあるまい。
ネコはそれに気づいているのかいないのか知らないが、余りにしつこいスズメに嫌気がさしたろう。「うるさいな」と言わんばかりに振り向いて、庭の中に入り込んだ。スズメは塀垣や小枝にとまってまだ囀っている。
何時まで見ていても、状況は変わらないので、その場を立ち去ったが、ネコは諦めて立ち去っただろうか。スズメの母性は強し、猫をも恐れずだ。
Viosan の「ミネソタの遠い日々」
1970年に私たち夫婦・子供連れと言いテルでミネソタ大学(University of Minnesota)へ留学した記録のホームページにもどうぞ

















