昭和大学オーケストラの演奏会が桜木町でありました。かかる時間は上野に行くのと大して変わらないのに、横浜方面に出かけるのが億劫になりました。歳のせいでしょうか。
以前は大井町近辺でやってましたが、近年会場が取りにくいらしいので 新宿など色々な場所で開催します。長いこと指揮をしている山下さんとは妻が知り合いで、以前トラとして出さしてもらっていました。数年前骨折して以来、ここで弾くのは辞めています。その節は大変お世話になりました。
この音楽堂には二度ばかかり来た記憶があります。一度は妻のためにチェロの演奏会で、イギリスのチェリストだったと思いますが、妻は全然覚えていません。更に思い出すのが、数年前に亡くなられた大学オケの先輩のUさんです。何時も我々に親切にしてくれた彼は横浜に住んでおりましたが、ある日ポツリと「あの県立音楽堂前の坂道、もう歩いて登れなくなりましたよ」と笑って言ってました。
今回、坂を登ってみて改めて彼の言葉を実感しました。「まるでサンフランシスコの坂道を登っている感じだね」フーフーいいながら呟いてしまいました。両街とも港町でしたね。
坂を登り切ったところに、ヨーロッパの教会建築と見間違える建物があります。「えっ、こんなところに教会?」「いや、どうもイタリアン・レストランみたいよ」
会場は以前と変わらず殆ど同じだと思います。但しここもその内改修工事で一年間閉館するらしいです。今日は三曲、シュトラウスのこうもり序曲とチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲とブラームスの第一交響曲。ヴァイオリンの独奏は西本幸弘さんという芸大出身でイギリスに留学した人で、演奏は素晴らしく、昭和大学オーケストラ始まって以来の大喝采となりました。ブラームスも大学オケの演奏としては素晴らしかったと思います。
どこの大学でもピアノ、ヴァイオリンなど、小さい時から習い事として音楽に接してきた学生が多いらしいですね。私達が学生の頃は部員が50人もいればいい方だったのですが、今では大学によっては200人以上の部員がいるそうで、ここでもヴァイオリンが第一・第二共6プルト(計24名)、チェロが5プルト(10名)もいてステージが溢れんばかりです。
昭和大学オーケストラは4・5年前まで、客席よりもステージ上の部員の数が多いんじゃないかというほど、聴衆の入りが悪く、「何とかならないのかな」って他人事ながら心配していましたが、今日は大変な入りでした。良かったですね。
帰りはお腹が空いたので、駅ビルのレストランに入り食事をして、帰宅したのが11時近くになっていました。やっぱり横浜は遠いのかな。
Viosan の「ミネソタの遠い日々」
1970年に私たち夫婦・子供連れでミネソタ大学(University of Minnesota)へ留学した記録のホームページにもどうぞ