遠い夏に想いを -29ページ目

遠い夏に想いを

アメリカ留学、直後の72年の夏に3ヶ月間親子でパリに滞在。その後、思い出を求めて度々訪欧。

 町を歩いていると、ニャンコに出っくわす。大抵はこちらの姿を見ると、サッと逃げてしまう。


 飼い猫か野良猫かは分かりませんが、中には寄って行くと親し気にまとわりついて来る猫もいます。


 駅裏のお寺の裏口に天気の良い午後にはいつもいる茶トラのニャンコ。まるでこの寺のボスネコって感じで、何時も塀の上で昼寝をしている。


茶トラ02

茶トラ01

 以前50メートルほど離れた角の家で門番をしていたねずトラの野良猫が越してきた。当初は気が荒いがじっと門の前ですまして座っていた。ある時チワワを連れて歩いてきたご婦人が、リードをグイっと引っ張って、「あなたが敵うような相手じゃないの」って叫んだ。猫はそしらぬ顔をしてびくともしない。和泉多摩川の哲学ニャンだった。


ねずトラ02

 その後喧嘩をして耳を怪我をし、気弱になって、傍によりまとわりついてくるようになる。 家の家族構成が変わって居ずらくなり、猫は近くの寺に越してきた。


ねずトラ01


 それに木材屋の白黒の猫は最近見かけない。店の入り口の傍にあった自販機がなくなったので、いつもの場所には出てこないのだろう。


白黒01


白黒02


 義理の妹の家のソラも一時いたずらばかりだたが、今はわが者が

おで扉を開けて家の中を勝手に行き来しているとか。


ソラ


 野良猫には感染症のあるから危険が 注意が必要だ。猫や犬は寿命が短くどんどん消えていくので寂しいですね。

 先日、市の健康診断で検査結果に若干の異常値が出たので、専門医の再審査を受けに新宿に行ってきましいた。


ビル

 ビルに入ると正面の広間に、クリスマスツリーの準備をしています。赤い羽根を広げてツリーが羽ばたいているようです。


ツリー

 検査時間まで時間があり過ぎるので、一度外へ出て街を散策しました。甲州街道脇のスタバでコーヒーで時間を潰します。


スタバ

女子

 病院に戻って検査を済ませ、新宿西口の京王デパートに寄ると、大きなスノーマン(雪だるま)が陣取っています。子供達には楽しい。


スノーマン


 もう師走を感じる時期になったなって思います。

 市の教室で絵画を教えている先生の個展が銀座で10日(土)まで行われています。前回は2年前だっか、やはり同じ銀座の画廊でした。


個展01

 どちらかと言うと、具象的ですが現実とは少し離れています。首都高で日本橋の上を通っていた時、ふと日本橋の絵を描きたくなって、下に降りたそうです。広重作の日本橋を描いた浮世絵を思い出したとか。


個展02

 丁度チンドンヤが通ったので、これを題材に一連のチンドンヤの絵を描いたそうです。教室で教えて居る時の論理的で理屈ぽい様子からは想像出来ない絵です。昔、彼はパリにも居たのでフランスでの話に花を咲かせました。


 画廊の向かいは山野楽器の裏口にあたり、楽譜を買いに3階に行きまいた。久し振りだったので売り場の様子が変わってました。バロックはもう弾かないつもりでしたが、歳ですので多分習うのも最後になるかも知れないと思いヴィタリ(17世紀)のシヤコンヌの楽譜を探しました。学生時代の古い国内版の楽譜はヴァイオリンパートだけは残っていたのですが、何十年も経って茶色に変色しています。当時の編集者は日本人でしたが、不思議なことに今度買ったアメリカ版でも編曲は同じでした。昔は国内版しかなかったのでコピーした?いえいえ古い楽譜の隅に小さくCharlier版とありました。原曲は現代風に編曲しないと一般的ではないのです。出版社によって編曲の仕方は違っています。


楽譜

 この曲はイタリアのクレモナで行われるストラディヴァリを記念して行われるトリエンナーレ(3年毎)という制作者の大会で提出品の試奏用に弾く曲です。


用紙

 山野楽器の正面玄関を出て、久し振りの銀座です。画用紙を買いに伊東屋に行きます。別館に廻り、奥のエレベーターに行くと、外国人が待っています。後に続いて中に入り、扉に向かって立っていたら、後ろから「3M、ミネソタの会社だよ」と奥さんに告げています。あっそうか3Mにいた時、特約店のゴルフ大会でこのジャンパーを着ていた。それを着ていたのを忘れていた。


3M

 ミネソタから来ていた観光客だった。それだけでない、3Mで働いていたのかって聞くので、45年前にミネソタ大学のビジネススクールにいたよって言うと。
「私もミネソタ大学のビジネススクールを85年に卒業したんだ。ミネアポリスに住んでいるけど、どこに住んでいたの?」
「私はセントポールでしたよ」
そんな会話を交わしながら不思議な偶然というべき出来事を楽しんだ。支払いを済ましてから、挨拶を交わしてなったのに気づき、そばに行って
「私はMasahiro、よい旅行をね」
「私はマーク、もう京都にいったよ、明日帰国さ」


握手をして別れた。アメリカではファーストネームでのやり取りなので、これだけではコンタクトのしようがない。

 東京の文京区にある日本医科大学病院の整形外科に訪れて3度目です。根津という地下鉄の駅で降りて病院まで8分くらい歩きます。


 根津という地名から、根津神社を思い出し、何時か訪れたいと思っていましたが、いつも帰りが5時頃になり行けませんでした。昨日は3時半には出られたので、お参りに行って来ました。


 新宿や渋谷の沿線に住んでいると、なかなか根津までは来る機会がないですね。須佐之男命や大国主命が祀られているのでるので神社の歴史は古い。近くには上野公園や神田明神があります。


 表参道へ通じる鳥居をくぐります。
表参道


 楼門を抜けると立派な社殿(重要文化財)が現れる。
本殿

 千本鳥居(京都伏見稲荷の小型版みたい)。
千本鳥居

 それに続く乙女稲荷神社が見えます。

乙女稲荷

 これを抜けると、日本医科大学病院の前に出ます。そろそろ紅葉が始まるころでイチョウが黄色に染まってました。

 天気が良いので、例によって多摩川に散歩に出かけました。小田急線に沿って歩きました。河原に通じる小道に出ると、二人の子供を連れた若いお母さんが坂を登り始めました。
「ほら、もう少しで河原に出るわよ。頑張れ、頑張れ」とお母さんが子供達を励ましています。

母と子


 秋の穏やかな空が広がる、微笑ましい母と子の情景でした。