山は、どんな種類(成分)の岩石で構成されているかによって、地形や植生がかわる。とか、固くすべすべした岩石があると、そこだけ侵食が遅くなってピークになる、といった話は壮大でロマンがあるな〜、と思い、丹沢の畦ケ丸へ。
この山を歩いていると、一見して白っぽく砕けやすそうな石が多い。風呂場のタイルなんかにありそうな、ごま塩っぽいあれ。それがあちこちに転がっていたり、砕けて散らばったりしていて(分かりやすく)、山は生きているという感じがすごくする。
丹沢の山塊は海底の火山活動でもりあがったもので、火成岩と海底に積もった堆積岩が入り混じっている。それが伊豆をひきつれて日本列島にぶつかり、その衝撃で南アルプスがもりあがった?というのだから面白い。前に読んだとある本には、「ヨーロッパではこういうことを小学生にもきちんと教えるが日本は学力編重であまり教えない。だからだめ」みたいなことが書いてあったが、なるほどなと思う。
岩石のほか、この日は、登るにつれ、アオバトやツツドリ、アカゲラの声が聞こえるようになり、名所でもある滝の付近ではタゴガエル(かヤマアカガエル)も見ることができた。あまり美的によろしくない堰が多く、せっかくの美しい水の流れがもったいと何度も思ったが、それでも放流から生き延びたヤマメ(かイワナ)が結構泳いでいた。
日時:2017年6月6日
場所:神奈川県西丹沢付近
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畦ケ丸へのルート
宝石のような水の色
きれいにすぱっと切れた岩
こういうごま塩みたいな石が多く(トナール石?)
くだけて
よく見ると、いかにも火山岩ぽい石もある
岩石の上にはコケが育ち
草が生え、やがて土が積み重なるということか
一軒屋避難小屋
中の様子
ミスジチョウ?
ユウマダラエダシャク?
調査中
アオメアブ?
トチの実の殻
マルバウツギ?
中はどうなっているのかと創造力をかきたてられる
ブナ帯にはいってきた
調査中
調査中
眺望はほとんどない
山頂手前の畦ヶ丸避難小屋
アセビが多く、畦ヶ丸の畦はアセビのことだとも
目の周りが白く、マミジロ?
尾根をとんとん歩いていた
砂礫地には木が生えにくいのか、
お花畑のようになっていた
滝に近づくと、岩から水がしみだし
コケが
美しい
本棚の滝
下棚の滝
川にもぐってえさを探すカワガラス
ヤマメかイワナ
オニチョロ(カワゲラ幼虫)?
タゴガエルか?ヤマアカガエルか?
ビジターセンターは定休日
中川温泉に寄って帰る



























































































































































































