沢沿いから山地の生き物観察_東京都三頭山付近 | とことこ◯日本+記

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6年前にも行った奥多摩三山の三頭山。その時は都民の森からのショートコースだったが、今回は奥多摩湖側の鞘口峠方面から登り、檜原村の数馬へ降りてみた。
このルートは始まりと終りが沢沿いの道になっていて、サンショウウオが見られないかなと期待したが今回は見られなかった(サンショウウオはだいたい4月くらいまで…)。
しかし沢沿いから山地帯に入っていくと、ツツドリが鳴き、遠くからアーオワーオとアオバトの声が聞こえてくる。標高が変わっていくと、登場する生き物にはパターンのようなものがあるように感じる。
季節が初夏から梅雨にむかっていることもあり、この日は期待以上に多くの生き物が見られた(聞こえた)。ニホンザル、ニホンリス、渓流の岩の下ではタゴガエルが鳴き、前夜本で読んだ「渓流沿いの斜面林に多いオオルリ」がまさにその通り現れた。ヤマドリもはじめて見た。
あまり一般的でない都民の森〜数馬の渓流沿いの登山道がなかなかよかった。

日時:2017年5月29・30日
場所:東京都奥多摩町三頭山付近

 

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山のふるさと村から都民の森へのルート

 

名所のドラム缶橋を渡ると

湖畔の遊歩道に猿の母子が

山のふるさと村に到着

前回ばてたのでステーキを食べて寝る

5時にスタート 鞘口峠へ

ここにリスがいたのだが… 速攻で逃げられる

クワッゴゴゴゴとうなるカエル

岩の下にいるようで声はすれども姿は見えない

オオルリ(コルリ?)がやってきた

鞘口峠に到着 ここからは都民の森

都内では有数というブナの森、きれい

東峰、大前山や大岳山などが見えている

(エゾ?)ハルゼミがさかんに鳴いている

西峰

登山なのになぜかフィッシングベストの

氷室京介と登ったのは5年前

あの時はサンショウウオがたくさんいたが…

東側には雲取山、鷹取山

西側には富士山が見える

再び沢沿いに降りる

クワガタソウ?

ホソバテンナンショウ?

三頭山の岩石は成立過程が違う3種の岩石から

成り立っている 

沢沿いにシオジという木が多かった

三頭大滝

都民の森森林館へ

ムササビとモモンガはこんなに大きさが違うのか

都民の森入口の駐車場を出て

数馬への遊歩道へ

なにかのうんこにやってきたトラマルハナバチ

ヤマドリ(♀)が!

川を渡って逃げる

橋の上からヤマメ 結構大きい

カワトンボ

ウスバシロチョウ

秋川の起点 多摩川と合流するまで43km

数馬の湯に入って帰る