今日は、TOEFL ibt で100点以上を獲得するために、試験本番当日に張り巡らす様々な戦略についての記事を書きます。
今までの英語(TOEFL/TOEIC/IELTS)についての記事をご覧になっていない方のために下記にリンクを貼りますので、クリックしてご覧になって下さい。
「TOEFL ibt 100点 獲得へ向けた考え方」:リンク
「TOEFL ibt/TOEFL cbt/TOEIC/IELTS 真の換算表」 :リンク
「英語力(TOEFL/TOEIC/IELTS)を向上させるための5条件」:リンク
「TOEFL ibt 100点獲得に必要な8つの特殊能力」:リンク
皆さん、来たるべきTOEFL ibt の本番の試験に向けて、血の滲むような英吾学習に取り組まれている事と思います。もちろん、一番大事なことは、本当の英語力をつけ、何があっても揺るがない得点力を身につけることなのです。
しかし、
TOEFL ibt で100点以上を獲得するということは、本当に困難を極める目標です。一生懸命一生懸命勉強に勉強を重ねても、なかなか達成できない場合もあるのです。
それに、本当に「TOEF ibt 本番の試験で得点する」「何が何でも得点力を高める」という事にどんな手段を取っても良いから取り組む場合は、単純な英語力だけでなく、その他に様々な戦略を取る事ができるのです。
そして、その戦略は事前準備だけに留まりません。試験当日、本番試験の会場でだって、いろいろな戦略を張り巡らし、己の得点力を高める事ができるのです。
今日は、そんなTOEFL ibt 試験当日に本番試験会場で張り巡らす事のできる7つの戦略について語ります。
それでは、
ジャァーン!
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【TOEFL 試験当日に会場で張り巡らす7つの戦略】
①そもそも会場選びの段階で、敢えて「ボロボロの会場」を選択する
②当日、会場には敢えて可能な限り遅れて行く
③リスニングの前か途中にメモ用紙を交換してもらう
④リスニングを解きながら、耳を澄ませて情報を収集し、スピーキングの完璧な回答を作成する
⑤休憩時間とスピーキングのセクション説明の時間に、残りの問題のテンプレートを全てメモ用紙に書く
⑥テンプレートを書き終えたら、説明の時間、及びスピーキングの最初の数問は、さらに耳を澄ませ、残りの問題の内容把握をする
⑦ライティングのセクション説明の時間にテンプレートを全てメモ用紙に書く
(詳細説明)
①そもそも会場選びの段階で、敢えて「ボロボロの会場」を選択する
すみません、いきなり試験当日、という定義から少し逸脱してしまいます。してしまいますが、重要なのです。まず、事前にオンラインにて試験予約をする際に、
敢えて、
敢えて「ボロボロの高校の一室」のような会場を選択しましょう。
これには理由があるのです。④に関連するので、また後で話します。
②当日、会場には敢えて可能な限り遅れて行く
皆さん、TOEF ibt 受験当日には、少しでも突発的なアクシデントを避けて緊張する要因を減らすために、会場入りを急ごうとすることでしょう。そうしておけば、何か不足の事態が起こったときも対応できる可能性が高まり、安心感が生まれますもんね。
しかし!
ここは、
敢えて、
敢えて出来る限り遅れて行きましょう。
試験予約の際にオンラインで印刷するように、と出てくる用紙には、会場入りは30分前にだかなんだか、書いてありますが、殆どの場合、少し遅れたって受験できます。これを信じて、遅れて行きましょう。
それには理由があるのです。これも④に関連するので、また後で話します。
③リスニングの前か途中にメモ用紙を交換してもらう
さぁ、いよいよ本番の試験が開始されました。リーディングを物凄い集中力でクリアしました!リスニングに突入しました!さぁ、リスニングを始めましょう。まだ、メモ用紙も何枚も白紙で残っています!!
と、ここで・・・
ここで何故か突然、係員を呼びつけメモ用紙を交換してもらいましょう。
例えまだたくさんメモ用紙が残っていても関係有りません。交換してもらいましょう。
これには理由があるのです。
そう、そろそろ周りから何か聞こえてきましたね。
でもこれもこれも、④に関連するので、次の④で話します。
④リスニングを解きながら、耳を済ませて情報を収集し、スピーキング問題の完璧な回答を作成する
そう、今までの①~③は、この④のためにあったのです。分かりますか、皆様?
ボロボロの会場を選んだのは何故でしょう?そう、それは、ボロボロの会場には、受験者同士を区切る敷居、又は壁が「無い」のです!
通常ならば、皆さんの心の中にある「スピーキングセクションで他人に声を聞かれる恥ずかし心」を抑えるため、そして、「周囲の雑音を減らし試験への集中力を高める」ために、「環境の良いTOEFL受験用専用ブース」が完備されている「良質の会場」を選びたくなる事でしょう。それを証明するかのように、通常、いわゆる「良質な会場」の予約は早くから埋まってしまいます。反対に、ボロボロの会場は、いつもガラガラです。
しかし、
ここで、発想の転換を行いましょう。良いのです、ボロボロで。
むしろボロボロ。
何故なら、受験者同士を仕切る壁が無く、その他の受験者の声から雑音から、何から何まで筒抜けで聞こえてくるからです。
あー、こんなに最高なことって無いですよね。そう思いませんか?
何故、会場入りは遅れた方が良いのでしょうか?そう、TOEFLは、ミンナ一斉に「せーの」で始めるのではなく、来た順に、呼ばれた順番に、部屋に入った順番に、順々に始めていきますよね。もし貴方が試験を始めるのが遅れてしまえば、貴方がリーディングを解いている時には、周りはリスニング、貴方がリスニングを解いているときには、周りはスピーキングを解いている、なんて現象も起こりますよね。
そうなんです。
そこなんです。
貴方がリスニングを解いているときに、
スピーキングをしているのです。
もう分かりましたよね?
貴方は何故かボロボロの会場を選択しました。しかし、ボロボロゆえに、受験者同士を仕切る壁が無いので、周りの音が全て聞こえます。そして、貴方は会場に遅れて行きました。そのせいで、周りの受験者との間にタイムラグが出来て、貴方がリスニングを解いているときに、周りはスピーキングをやっています。
何か聞こえてきましたね。そう、周りの受験者のスピーキングの回答です。
リスニングを解くのを止めては決してなりません。解き続けてください。でも、周りの受験者の回答にも耳を澄ませて下さい。できるはずです。TOEFL cbt からTOEFL ibt に移行した際に、唯一リスニングだけ簡単になりました。TOEFL ibt のリスニングは、そんな難関では無いはずです。どうにか、合い間をかいくぐって、
「周りの受験者のスピーキングの回答を聞いてください」
周りの受験者の回答自体は、どうでも良いのです。
それはどうでも良いので、
「スピーキングセクション1と2の問題は何か」
を見抜いてください。どうせ、周りの殆どの受験者は、100点以上取る事のできないザコの集りです。そいつらの回答を真似ても良い点は取れません。だから、問題が何かを見抜くのです。今まで何十問も典型問題を暗記し準備してきた皆さんなら分かるはずです。
そして、それが分かったら、③の手順で変えてもらったメモ用紙に、リスニングを解きながらで良いので、スピーキングセクションの1と2の問題の完璧な回答を書いちゃってください。
ここで、③の作業を何故リスニングの前か途中に行うか理由が分かりますね。
今まで既にTOEFL ibt を受験した事のある皆さんなら思うでしょう。
「リスニングの後に5分休憩があるから、その時にメモ用紙交換してもらえば良いじゃん」
でも、ダメなのです。リスニング中に、既にスピーキングの完璧な回答が出来上がり始めているので、これを休憩時間に交換してしまう訳にはいかないのです。
なので、③はリスニングの前か途中にやりましょう。そして、リスニング中のスピーキングの回答作成は、1と2に留まらず、出来るところまで可能な限り続けてください。3や4の場合も、
「周りの受験者の回答に注目するのではなく、どんな事を問題が聞いているのか見抜いてください」
それができたら、次の⑤に行きましょう。
⑤休憩時間とスピーキングのセクション説明の時間に、残りの問題のテンプレートを全てメモ用紙に書く。
④で作成し終わる事のできなかった問題について、今まで散々勉強して暗記してきたスピーキングの回答テンプレートをメモ用紙の空白の部分に全て書いてしまいましょう。これをすることで、あとはスピーキングの問題に沿って、必要な情報を記入し、それに沿って答えれば良いだけになります。
⑥テンプレートを書き終えたら、スピーキングセクションの説明時間と、スピーキングセクションの回答作成済み問題の部分では、さらに耳を澄まし、残りの問題の内容把握をする。
テンプレートを書き終えて、まだ説明時間が余っていたら、またまた耳を澄まして周りの受験者から情報を入手しましょう。また、既に回答作成済みのスピーキングセクションの最初の方の部分も、問題なんて聞かなくて良いので、周りの受験者の回答に耳を済ませましょう。しかし、このときには既に周りの人はスピーキングの回答を終えている確率が高いので、そうであれば、もう何もせずに問題に集中しましょう。
スピーキングの最初の数問、特に最初の2問については、
リスニング中に準備した完璧な回答を、そのまま朗読しましょう。
これで、この2問については満点です。
残りの問題についても、これまでに散々情報収集してきてヒントを多く持っているはずです。そのヒントと、⑤で作成したテンプレートに沿って解いていきましょう。
⑦ライティングのセクション説明の時間に、ライティングの回答テンプレートを全てメモ用紙に書きましょう。
スピーキングが終わったら、ライティングの説明時間に今まで準備し暗記してきた回答テンプレートをメモ用紙に書いてしまいましょう。
己の全能力をかけて挑むTOEFL ibt。ひと時だって、休憩時間だって休める時間など、無いのです。
もし、メモ用紙の空白部分がなくなっていたら、もっかい交換してもらって、テンプレートを全て書きましょう。そして、ライティングに臨みましょう。
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以上、TOEFL ibt 本番試験当日に張り巡らす7つの戦略特集でした。
終わり。