溶きパテとビン入りサーフェイサーをきれいに塗る方法 | 女の子フィギュアの作り方☆超初心者向け講座

溶きパテとビン入りサーフェイサーをきれいに塗る方法

筆塗りによる塗りムラ

いままでスプレーで仕上げる前に傷や凹凸のチェックのために、溶きパテとビン入りサーフェイサーを筆塗りして確認してました。そのときどうしてもできてしまうのが上記写真のような筆の跡。これが残るので実は、自分から溶きパテの使い道を紹介しておきながら、溶きパテを塗るという作業が大嫌いでした。

 

これを削ってまた塗り直しても結局また筆塗りのムラができるし、塗り足したか所と厚みの差が出てしまうから。これが一番ストレスの溜まる作業として、結局何年もこれが原因で表面仕上げ作業なんてやりたくもないって思ってました。

 

そこで先日ふと思いついた、というより思い出したのが「塗料を筆塗りするときは、ビンに入ったままではなく、うすめ液で2倍くらいに薄めてから数回に分けて重ね塗りすること」という、塗装の基本のキの字。

うすめ液と筆できれいに修正

というわけで塗料皿にいったん移し、溶きパテはラッカーうすめ液で、ビン入りサーフェイサーはアクリルうすめ液(ラッカーで代用可能)で、サラサラにして塗るということをやったらなんとまあ、スプレーで吹いたみたいにきれいにテカテカになったじゃないですか。ついでにすでに固まった部分でも、うすめ液をつけた筆で丁寧になぞればきれいになります。

 

何年遠回りしてきたんだろう? なんでこんな基本中の基本を忘れていたんだろう? 制作ばっかりに囚われて「傷と凹凸はヤスリで削る」こと以外、全く思いつかなかった。どれだけ視野狭窄におちいっていたのか。これだけで5、6年くらいムダにした、といっても言いすぎじゃないくらいです。

 

当然ですが、これは筆塗り塗装のときにも使えます。スプレー塗装でダマになった部分もこれで修正可能です。

 

関連記事

溶きパテの作り方と使い方(ビンタイプ サーフェイサー)

サーフェイサーの使い方吹き方と表面処理の重要性


★初めて来た人へ
☆モバイル用メニュー

人気記事一覧カテゴリ一覧画像一覧月別記事一覧

ブログ情報プロフィールTwitter@depazoh Twilog@depazoh

▲女の子フィギュアの作り方トップ


管理人へ連絡メールフォーム アメーバ会員はメッセージを送る から。 もしくは各記事のコメント欄へ。初期設定は非公開です。「非公開希望」とあれば公開しません。


 

※購入できない場合は在庫切れ。値段は記事作成当時。

 

 

 

 

 

うすめ液。これからも模型を続けたいひとは、お徳用が当然おすすめ。

 

 

 

塗料皿。使用後はうすめ液をひたしたキッチンペーパー等で拭けば、きれいに落ちます。固まってもアクリル塗料とサーフェイサーは、かくはん棒やスパチュラ、カッターの背中部分などできれいにはげ落ちます。

 

 

 

 

いつの間にか「水性サーフェイサー」という新商品もあったんですね。上記は水を入れても混じりませんが、下記は水性というだけあって、水でうすめて使えるかもしれません。使い切ったらためしてみよう。

 

 

タミヤにも同じ商品あります。使ったことありませんが。一見筆がついてそうで、ついてないそうです。でもタミヤ接着剤のふたに筆がついてるから流用出来るとか。でも結局うすめないと使いづらいから、いったん塗料皿に移して使う方がいいと思います。

 

 

 

でぱぞー@フィギュアの作り方記録のmy Pick