「いじめられる方も悪い」論争に終止符を打ちたい | 我慢も離婚もしない!DV問題解決には第三の選択肢があります。

我慢も離婚もしない!DV問題解決には第三の選択肢があります。

夫の暴言暴力に長年悩んでいた私。夫は、私の家出をきっかけに自分がDV加害者であることに気づき、DV加害者更生プログラムを受講。八か月半の別居を経て、同居再開し、今は夫婦でDV加害者予防・更生プログラムがメインの一般社団法人エフエフピーを運営しています。

こんにちは!

一般社団法人エフエフピーの中川亜衣子です。

 

もう八月終わり?

早くない?

 

なんか八月はあっという間だったな。。。

宮崎も「あ、季節が変わりつつあるな」と

感じる今日この頃です。

 

朝晩は少しひんやりして、

気持ちが良いです。

昼間はまだまだ暑いですけどね。

 

 

いりこさん、、、

だいぶはみ出てますけど、

大丈夫ですか?

 

★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 

さて本題。

 

随分前になりますが、

いじめのことについて

書きましたので、

その流れでもういっちょ

いじめ関連の記事を書きたくなりました。

 

といってもだいぶ前の記事になりますが。。。

 

その記事はこちら

 

今回の記事も、

私の個人的な考えです。

 

「いじめられる方悪い」

とはよく聞きますし、

なんなら

「いじめられる方悪い」

という意見は、珍しくはないですよね。

 

この意見に対して私としては、

「なんか違う気がする」

ということは感じていたけど、

「どうして違う気がするのか」

を説明出来なかったのですが、

説明出来るようになりました!

 

いじめられる方も(が)悪い、

それはね、

ハッキリと、

違うと思います。

 

何故か。

 

確かに、

いじめたくなるような要素は

あるのかもしれません。

 

当時の私のように、

相手の顔色を伺ったり、

びくびくおどおどしていたり、

はっきり言うのが怖いから

小さい声になったり

モゴモゴ言ってしまったり。。。

 

こういう状況は、

見ていてイライラする

自分より下にしか見えない

つまり、

支配したい欲求を刺激する

かもしれません。

 

でもそれは

いじめる側に

「支配したい欲」が既に存在していて、

その欲求を刺激するから

というだけであって、

「支配したい欲」が存在する原因は

いじめる側にあるのです。

 

もっと言えば、

いじめる側を更に支配している

誰かがいる

のかもしれません。

(かも、じゃなくて多分、絶対。。。)

 

その「誰か」の支配(圧力)からくる

不満、苛立ち、寂しさを

どうにかして発散したい、

誰かに、何かにぶつけたい、

と思ってしまう。

 

当然、支配してくる本人に

ぶつけられるわけもなく、

ぶつけられる「誰か(何か)」を

無意識レベルで探しているのではないか

と推測されます。

 

ぶつける対象が「誰か(人)」であり、

学校の人間関係だったら「いじめ」、

家庭内だったら「DV」もしくは「虐待」、

職場だったら「パワハラ」「社内でのいじめ」、

自分だったら「引きこもり」「自傷行為」など、

になります。

 

百歩譲って、支配欲は関係なく、

単に見ててイライラするとしましょう。

 

厳密には、

この「イライラ」にも

「いじめる側」が受けている

「抑圧」や「擦りこまれた価値観」などが

関わってるんですけどね。

 

そのイライラに対し、

いじめる、という暴力を選ぶかどうかは

いじめる側がしていることです。


逆に言えば、

イライラしたとしても、

いじめない人もいるのです。

暴力を選ばない人もいるのです。


見ててイライラするからといって

全員が「暴力」「いじめ」を選択するわけでは

ないはずです。

 

いじめは、

「いじめる側が暴力を選んで実行したから」

起きているのであって、

「いじめられる側が選ばせた」

わけではありません。

 

大事なとこなのでもう一回言いますね。

 

いじめられる側が

選ばせているわけでは

ありません。

 

今まさにいじめられている、もしくは

いじめられた過去があるあなた、

それは、

あなたが悪いわけではありません。

 

これは、DVや虐待にも言えることです。

 

「された側」は

「自分がそうさせたのかな…」

「自分が悪いのかな…」

と思いがちです。

 

でもそこにあるのは、

相手が

「暴言、暴力を選択した」

「いじめを選択した」

という事実だけです。

 

じゃあ、

いじめられているあなたに

出来ることは何もないのか。

 

それも違います。

 

出来ることはあります。

 

長くなっちゃったので、

続きはまた次回。

 

★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 

エフエフピーでは、

DV問題に限らず、

未婚のカップル、子育て、虐待、

親子関係、職場の人間関係など、

様々な人間関係のご相談を

受け付けております。

 

ホームページはこちら

 

お問い合わせフォームはこちら

 

一般社団法人エフエフピー

08059315540

不定休 9時~21時