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大根と色白美人の村・目安 【弘法大師伝説】 ~ 生駒郡 斑鳩町 目安

むかし、大和川のつつみには、大きな松の並木がつづいていました。
これが大和川の目安となり、これが目安村の名前の由来となっていました。


奈良ふしぎ歴史徹底攻略! 学校・教科書では教えてくれない奈良を親子でも100倍楽しめる観光ガイドブックブログ-菅田神社


あるとき村の娘が畑で収穫したばかりの大根を、川で洗っていました。
そこへ弘法大師がとおりかかりました。


弘法大師は、
「これこれ娘よ。大根を洗う娘よ。お前の顔と大根は、どっちが白い?」
とたずねました。

娘は正直に、
「わたしの顔の方が黒いわ」
と答えました。

すると弘法大師は、
「そうかそうか。それではこれから大根のように白い美人にしてやろう。」
とおっしゃいました。


さらに弘法大師は、
「これこれ娘よ。大根を洗う娘よ。美人になりたいか、それとも大根の虫をとってほしいか、どちらがよい?」
とおっしゃいました。

娘は迷うことなく、
「なにも美人にはなりたくはありません。大根に虫をつかないようにしてください」
と答えました。


弘法大師はなにやら満足な様子でうなずくと、念仏をとなえました。
そして村から立ち去って行きました。


それからというものの。

この村では、色白い美人が多く生まれるようになりました。

また、大根には虫がつかなくなったそうです。






弘法大師さんの伝説って、いっぱいありますね。
(゜д゜;)
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水のない岩の川 なべくら渓 ~ 山添村 月ヶ瀬村 フォレストパーク神野山

以前、トレッキングコースで紹介した「水のない岩の川・なべくら渓 【山添村 月ヶ瀬村神野山自然公園】 山添村 フォレストパーク神野山。


明日香る・・・古都 奈良、神代の道★ウォーカー-なべくら渓 【月ヶ瀬村神野山自然公園】

神野山のマスコットキャラクター、からす天狗。
このあたりには天狗にまつわる伝説が多いところです。

伊賀の天狗と、この神野山の天狗がけんかして、
岩をなげあったという伝説があります。

それが、この岩の河です。

奈良ふしぎ歴史徹底攻略! 学校・教科書では教えてくれない奈良を親子でも100倍楽しめる観光ガイドブックブログ-なべくら渓 山添村 月ヶ瀬村神野山自然公園

神野山の中腹に山頂へ向かって、約700メートルもの距離を巨岩怪石がるいるいとつづきます。
その名も「なべくら渓」。

堆積した岩が、鍋の底のように黒くすすけた色をしているため、このように呼ばれたと言い伝えられています。

非常に堅い岩質のため、風化現象に岩だけが浸食に耐え、この山容が出来上がったものと考えられています。
地質地形上、特別の条件のものに生じた極めて珍しい現象です。

実は、この岩石の下を深く水がながれているのです。

さて、こちらに天狗伝説とは別に、こんなお話があります。

この付近に孝行息子がありました。

病気の親のため、毎日奈良へ薬をとりにかよっていました。

帰る途中に、いつもなべくら渓の石の上に腰をおろし、ひとやすみするのが、習慣になっていました。

ある年。とうとう親がなくなってしまいました。

その子は悲しみのあまり、毎日、なべくら渓の岩に座り、ありし日の親を思うのでした。

ふと石の間をのぞいてみます。

するとどうでしょう。

なくなった親のすがたがみえました。

なべくら渓では、こころただしいものがのぞくと、
石の奥にながれる水に、なくなった故人の姿をうかがうことができるいい伝えがあります。


>「水のない岩の川・なべくら渓 【山添村 月ヶ瀬村神野山自然公園】 ―1―







山に住むひとたちのくらしがしのばれます。
山添村には、不思議なお話がたくさんあります。
(ノ_-。)
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夜、稲穂をはむ怪物。 ~ 絵師 狩野法眼元信 ― 神波多神社 山辺郡山添村 民話 「波多野村史」

むかし、ある夏のことでした。

諸国行脚するみすぼらしい旅絵師が村におとずれました。

一夜の宿をもとめ、神波多神社の神宮寺に宿泊を許されたのでした。

奈良ふしぎ歴史徹底攻略! 学校・教科書では教えてくれない奈良を親子でも100倍楽しめる観光ガイドブックブログ-山添村 神波多神社


10日ほど逗留したときです。

絵師はお礼に絵を奉納しようと考えました。

さて、何を描こうと境内をあるきまわったり、考え込んだりします。

やがて、人々が寝静まった丑三つの頃。

神殿の裏でじっと考え込んでいる絵師に月の光が差し込みます。

輝く白壁に、力をこめて筆をはしらせました。

そしてたくましい一頭の牛を描きあげたのでした。

翌日、絵師はふらっと寺を後にしました。


季節は秋になり、黄金色の稲穂が村一面にひろがります。

刈り取りが無事済み、稲架にかけられました。

ところが、一晩たった朝、無残にも稲穂が食い荒らされているではありませんか。

それが翌日も、翌々日にもつづきました。

これはたまったものではない。

村人たちは動物の捕まえようと、夜、番をすることにしました。

田を巡回し、あやしいものの姿がないかあたりを見回します。

すると、もしゃ、もしゃと穂を食む音が聞こえてきました。

月が雲にかくれた暗闇で、なにやら大きな影が穂架のそばに見えます。

すっかり肝をひやした村人は、気をとりなおし、

「こ、こら!稲をあらす奴は、だれだぁ!」

と、声をあげて、影にむかってはやしたてました。

影は、のっそりと動き出し、やがて駆け出しました。

「ま、待てぇぇ!」

村人たちは懸命に、影を追いかけます。

追っていくと、神社の境内へと逃げ込みました。

神殿の裏で影はジッと立ち止ります。

村人は松明をともし、影にかざします。

影の正体は、大きな立派な牛でありませんか。

月が雲からのぞきます。

牛は、月の光を浴びながら、すぅっと・・・白壁へと吸い込まれていきました。

すっかり仰天した村人。

なんということでしょう。

夜な夜な稲穂を食い荒らしていたのは、あの絵師が描いた牛だったのです。

翌朝、村人たちは、絵師を探しました。

伊賀上野城下にいると聞きつけ、連れてきました。

絵師は、ことの顛末を聞くと、牛の絵に松の木を描き足しました。

牛に綱をつけ、その松に結わえたのでした。

それからというものの牛が、夜な夜な悪さをすることはなくなったとのことでした。

牛を描いた絵師は、有名な「狩野法眼元信(かのうほうげんもとのぶ)」と伝えられています。



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山添村の中峰山地区の鎮守神波多神社は、「波多の天王さん」で村人たちに親しまれ、崇敬を集めています。

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畿内境10ヶ所に祀った疫神のひとつ、大和と伊賀の境に祀られた疫神であるといわれています。

主祭神は素戔嗚命


「天王さん」とは牛頭天王で素戔嗚命と同神とされています。

山添村では牛頭天王信仰が盛んで、その中心を担っていました。

狩野法眼元信が描いた牛は、牛頭天王の霊力を授かったのかもしれませんね。



あっ 鳥だ!飛行機だ!天狗の弟子になった他惣治



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