奈良ふしぎ歴史徹底攻略! 学校・教科書では教えてくれない奈良を親子でも100倍楽しめる観光ガイドブックブログ -266ページ目

17の夜 ―1―  ~奈良 都祁紀行・題目立(2)

前回 のつづきです。

2009年10月12日。

晴天。日差しが強く、やや暑い。

近鉄奈良駅付近で、奈良県立大学生の奈良逍遥 さんたちと待ち合わせていました。
三連休の最期の日。「鹿の角きり」もあってか観光客が多い。
ごった返す中を後にして、都祁地区へと向かいます。
18時。既に日は落ちています。
18時半。上深川町は八柱( やばしら ) 神社を訪れます。

真っ暗です。
シン冷え込む空気の中、空は澄んだ黒で星がきれいでした。
近鉄奈良駅から車でわずか30分。
同じ奈良市内の都祁地区ですが、まったく都会から田舎へ様相がかわります。

八柱神社はこじんまりとした神社です。
奈良逍遥さんがはじめて何もない日に訪れて、その質素な姿にガックリとしたとか。

ですが、この日は違いますね。
八柱神社では神事芸能「題目立(だいもくたて)」が奉納されます。
題目立は室町時代末期に始まったとされています。
とり行うのは、村の長男で17歳になった少年たちです。

10月2日に国連教育・科学・文化機関(ユネスコ)に無形文化遺産として登録されました。
村の伝統事であり、また無形文化遺産として登録され、世界に注目される一夜です。
彼らの心境は、いかなるものか測り知れませんね。


題目立は、源平を題材とした「厳島」「大仏供養」「石橋山」などの演目を、出演者が登場人物毎の台詞を、独特の抑揚をつけて語ります。
今夜は平家一門を題材とした「厳島」でした。

八柱神社は提灯を飾られ闇夜の中に、幽玄な姿を浮かべていました。


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うってかわって社務所前の広場では活気に満ちていました。
今夜は例年と異なり、これまで縁のない観光客も大勢おしかけていたそうです。
それにも増して勢いを感じたのは地元の人たちのもてなしです。
赤い頭巾をしたおばさんたちが、底冷えの中、訪れた人たちにお汁粉をふるまっていました。


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私もご相伴あずかりました。
暖かいお汁粉は、おいしいです。
いや、寒いと聞いていなかったので、シャツ2枚の軽装ですよ。
デブでなければ凍死してましたよ。
(((゜д゜;)))

奈良逍遥さんの後輩さんたち、
「こんなに寒いのきいてないー」とブルブル震えながら非難の声をあげます。
「いや、スズランが咲く地域だといったろ!わかるだろ!?」
と新潟生まれの奈良逍遥さんが反論します。
スズラン・・・季語なのかな?


この地区では、昔から集落同士での婚姻が盛んで、ちょっとした催事になると、親戚同士の集まりのようになってしまうそうです。
同行していただいたNPO都祁の方も、ゆく道々知人とはち合わせとなり、その度に再会の歓喜の声をあげていました。

一方、社務所の中では・・・

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今夜の主人公たちが、控えていました。


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そして、19時。
題目立の始まりです。



つづきます。



あなたにはアナタの歴史がある。
奈良歴史ミステリーハンター☆鈴木でした。




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八柱神社の題目立を見に行きました。 ~奈良 都祁紀行・題目立(1)

昨年のことです。
2009年10月12日。
奈良県立大学生の奈良逍遥 さんのお誘いで、都祁地区は八柱神社の題目立を見に行きました。


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奈良逍遥さんと同行したのは後輩さんの3名。
みなさん個性豊かでしたね。
部長で、まとめ役の奈良逍遥さんは、しゅんと背が高く、ひときわ目をひきます。
もうひとりの男の子は、常にうっすらと顔に笑みを浮かべています。
そして二人の女の子たち。とても不思議ふしぎな子たちです。
いつも何かとコロコロと笑い転げていましたね。
私の荒い運転で、ダウンしたらしく、終始、ぼーーーっとした感じでした。

いやはや、ゴメンなさい。(。-人-。)

そしてNPO都祁の方と引き合わせていただきました。
NPO都祁の方、気さくな方で、奈良逍遥さんと親子か、孫のように接してらしていました。
八柱神社にゆくまで付近に出没するイノシシの話を伺いました。
こちらでは、イノシシの被害が多く、退治するのに槍を用いるそうです。
Σ(゚д゚;)
え、猟師さんが鉄砲をつかうんじゃないんですか?

・・・罠にかかったところ、槍で急所を一突きにするそうです。

昔からの猟師さんがいて、イノシシが現れたら、その人に御出でいただくように依頼するそうです。
そんな話をしている後ろで、例の女の子ふたりは、ふるまっていただいたお菓子の箱を高々と積み上げて、キャッキャッとはしゃいでいました。

そんな愉快な奈良逍遥さんの仲間たちも、この都祁ではNPO都祁の方々と一緒に活躍されていたそうです。

さてさて、そんなこんながありまして、
おかげで前回、カーナビでは訪れることができなかった八柱神社 に訪れることができました。
ヾ(@°▽°@)ノ

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八柱神社は、私にとっては玉置神社、天河神社より手ごわい場所ですよ。
ハイ・°・(ノД`)・°・

詳しくは後ほど。
まずは、こちら をご覧ください。

つづく!


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もうかっているお寺は・・・・? ~ 都祁紀行

都祁地区、針集落の齢100歳にとどこうとしている小西さんのお話です。
ヒアリングのこぼれ話としてお付き合いください。


もうかっているお寺は、葬式をしない。

興福寺薬師寺ではお葬式をしません。

説法でひとをひきつけるからです。

いってみれば口がうまい。

お葬式をせずとも十分、集客ができて、もうけている。


もうけることができないお寺は、説法が下手。

自然と、お葬式でしか収入を得ることしかできなくなる。



辛口ですが、うーん、真理だなぁ・・・と思いました。



今回の都祁紀行の一気読みはこちら「奈良の空中都市 大和高原 都祁地区