有間皇子の変 ~ 大化の改新 中大兄皇子の罠
岩代の 浜松が枝を 引き結び
ま幸くあらば また帰り見む
☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*
今、私は岩代の松の枝を結んで行く。
万が一願いがかなって無事でいられたら、
もう一度ここに戻ってこの松を見ることが出来るのだろう。
有間皇子
孝徳天皇の子。
舒明天皇12年(640)~斉明天皇4年(658)
大化の改新の後。
若干19歳の皇子。
皇位継承者の有力候補であったがため、中大兄皇子にうとまれ、策略にかけられます。
謀反をそそのかされ、有間皇子は紀伊(和歌山県)の牟婁の湯(白浜温泉)へ連行されます。
その途中の岩代(みなべ町)で、わずかな生への望みを詠んだ歌と伝えられます。
都へ護送される途中、藤白の坂(和歌山県海南市藤白)で処刑されます。
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奈良の空中都市 大和高原 都祁地区 ~ 都祁紀行
都祁のことをたずねると、奈良県の方でも、首をひねられることがしばしばありますね。
また、毎日沢山の車が行き来する名阪国道にある針インター、針T.R.S(針テラス)が、奈良市都祁地区であると気が付かない人も多いです。
それは、私も例外ではありませんでしたね。
都祁は、平成17年(2005)添上郡月ヶ瀬村とともに奈良市へ編入されました。
奈良市都祁地区とよばれており、れっきとした奈良市内なのですね。
奈良市といえば、鹿や大仏で有名な奈良公園、
行楽シーズンのときには、沢山の観光客がおとずれます。
写真は、お土産物屋や、奈良の名店が軒を連ねる三条通り
です。
この観光場所から、車でわずか30分ほどゆくと、標高500メートルの世界、大和高原、都祁地区に至ります。
(
クリックして拡大してみてください。)
周囲はぐるりと山にかこまれておりますが、とても高地とは思えないなだらかな田園風景がひろがります。
これが標高500メートルと思えば、村落ひとつまるまる宙に浮いていると想像できます。
まさに奈良の空中都市の様相です。
私がまず大きく興味がひかれたのは、観光客にぎわう奈良公園から、
ほんのわずかな距離で、別世界のような里山が存在するということです
そこには、古来から受け継がれた文化、伝統行事が今ものこされています。
そのひとつに2009年に京都の祇園祭と並んで、ユネスコ無形文化財に指定された「題目立
」があります。
題目立は室町時代末期に始まったとされる八柱神社の神事芸能です。
17歳になった集落の長男が執り行います。
NPO都祁と、奈良県立大生が協力をして、この都祁でさまざまな試みを展開しようとしています。
今回、私が参加させていただいた範囲で紹介したいと思います。
○地域行事の取材、冊子づくり
先日、新潟産奈良人xiongmuのお誘いで、都祁地区の伝統行事の取材に同行させていただきました。
奈良県立大学の学生の手による、都祁地区の伝統行事を紹介する冊子をつくることが目的です。
都祁地区、針の集落センターをおかりして、
都祁の歴史の生き証人でいっらっしゃる齢99歳の小西さんから、お話をうかがいました。
「針の歴史 と 坂上田村麻呂 伝説
」
「祭の日、あなたは会社を休めますか? 神仏習合と集落の祭
」
○陵燈会
2010年8月28日にむけて、三陵墓古墳で行われる”陵燈会(りょうとうえ)”の準備です。
都祁の古墳に明かりを用いた燈火会ですね。
陵燈会に使用する行燈とカップの試作品です。
さて、このときに、この広報用のパンフレットに使用するイラストを、誰か描いてもらえる人はいないかという話になりました。
そのとき、いちもなく頭に浮かんだのが・・・
奈良・鹿をこよなく愛するイラストレーターさん
人・音・鹿好き絵描き☆めぐ@『まめラジヲ』
さんでした。
かわいく、楽しく、味わい深~いイラストを描かれる方です。
お願いをしたところ、快諾いただけました。
うれしいですね。
陵燈会(りょうとうえ)今後の展開が楽しみです。
のちほど、色々と紹介させていただきますね。
|
陵燈会 【奈良 燈花会 あかりイベント】 2010年8月28,29日 三陵墓古墳群史跡公園: つげ2010夢クラブ |
都祁むらびと 大和高原都祁“おばあちゃんの畑”日記
で掲載された記事
こちらは、米田さんをはじめとするNPO都祁のみなさんや、
奈良県立大生の新潟産奈良人xiongmuさんによる都祁情報ブログです。
「都祁の地域力再生へ むらづくり本格始動
」
「都祁までヒアリングに
」
「百年の“記憶”を“記録”に
」
「三陵墓古墳のPJに新しい仲間
」
人・音・鹿好き絵描き☆めぐ@『まめラジヲ』
さんの都祁の記事
「陵燈会」プロジェクトに参加いただいたときの記事です。
「都祁地区を盛り上げる企画☆初参加の日(^^)
」
「私を見つけて☆鹿ブローチ
」
針インター、針T.R.Sの名前の由来を紹介しています。
「道の駅 針T・R・S (針テラス)は、都祁(つげ)地区の特産物でいっぱい!
」
「針の歴史 と 坂上田村麻呂 伝説
」
NPO都祁のホームページ
http://npo-tsuge.org/
天の香具山 国見をすれば ~ 舒明天皇 蘇我氏の時代から大化の改新へ
大和には 群山(むらやま)あれど
とりよろふ 天の香具山(あまのかぐやま)
登り立ち 国見をすれば
国原は 煙(けぶり) 立ち立つ
鴎(かまめ)立ち立つ うまし国ぞ
蜻蛉島(あきづしま) 大和の国は
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大和には多くの山があるが、
とりわけ立派な天の香具山よ。
この山の上に立って国見すると、
国原には炊煙が盛んに立ち昇っている。
海原にはかもめが盛んに飛び立っている。
本当に立派なくにだ、この大和の国は。
舒明天皇(じょめいてんのう)
第34代天皇
推古天皇元年(593)~ 舒明天皇13年(641)
この歌は、天の香具山に登って、国土の繁栄を祈った歌です。
当時、蘇我蝦夷、入鹿の時代。
実質、政治権力を握っていたのは、蘇我氏親子といわれていました。
舒明天皇没後、時代は、大化改新をまねくことになります。
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