天の香具山 国見をすれば ~ 舒明天皇 蘇我氏の時代から大化の改新へ
大和には 群山(むらやま)あれど
とりよろふ 天の香具山(あまのかぐやま)
登り立ち 国見をすれば
国原は 煙(けぶり) 立ち立つ
鴎(かまめ)立ち立つ うまし国ぞ
蜻蛉島(あきづしま) 大和の国は
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大和には多くの山があるが、
とりわけ立派な天の香具山よ。
この山の上に立って国見すると、
国原には炊煙が盛んに立ち昇っている。
海原にはかもめが盛んに飛び立っている。
本当に立派なくにだ、この大和の国は。
舒明天皇(じょめいてんのう)
第34代天皇
推古天皇元年(593)~ 舒明天皇13年(641)
この歌は、天の香具山に登って、国土の繁栄を祈った歌です。
当時、蘇我蝦夷、入鹿の時代。
実質、政治権力を握っていたのは、蘇我氏親子といわれていました。
舒明天皇没後、時代は、大化改新をまねくことになります。
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