友達の高島登美枝さんが
今回遭ってしまったことについて
いろいろ考えさせられたのでリブログ。
日本という国は治安がいいし、
まわりを海で囲まれた島国で
つい150年くらい前までは
鎖国もしてたからか、
ガラパゴス的な独自ルールも
けっこうまかり通っている国だと思う。
要は世界基準的な意識や感覚が
非常に薄い国なんでしょうね。
つい最近までは日本だけで
生活する分にはそれでも良かったし、
何の不自由も不便もなかったでしょう。
英語だってしゃべれなくったって、
普段海外との関わりのない人には
何ら問題なし。
けど、この４～５年ほどで
来日する外国人旅行者は年々増加、
東京や京都なんかに住んでいる人は
外国人を見かけない日はないんじゃない？
というくらいの状況ですね。
今後は移民の受け入れも進んで
もっとたくさんの外国人が
日本に存在することになる。
これまでは海外に出るときにだけ
その国の治安や社会情勢などを
心配すれば良かったけど
これからは日本国内でも
同様の緊張感が必要になって
くるんじゃないかって思う。
ご存知のとおり、海外では
「謙虚」「遠慮」「物怖じ」
といった心がけや振る舞いは一切不要。
いわゆる「いい人」でいる必要はない。
日本女性が評価される
「奥ゆかしさ」なんてもっての外！
もちろん強気に振る舞うあまり、
他人に迷惑をかけたり、
不必要に攻撃する、なんてことは
どこの国でもしてはいけないけど、
自分が不利益や被害を被ったら
堂々と主張をしないといけません。
コトバが通じなくても
大きな声で困ってることや怒っていることを
伝えるべきなのです。
コトバができない気後れと
遠慮や奥ゆかしさが美徳だと
躾けられているせいか、
どこに行っても弱腰で主張ができないやつら、
と日本人は思われている。
残念だけどこれが現実。
対外国人だけに限らないけど、
自分が不当な思いをしたら
ガマンしないで、
泣き寝入りなんかしないで、
相手に対処できるような強さは
みんな必要なんじゃないでしょうか。
それが結果、自分を守ることだし、
自分を大切にすることなんだと思います。