知念だしんいちろう「THE ぴっちゃがま」Powered by Ameba
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思旬期

 

今年もソロライブやります。

しかも2日。

 

毎年お世話になっている那覇のライブハウスOutputに加え、地元宜野湾のヒューマンステージでも!

 

『ライブだしんいちろう2019–思旬期−』

 

気持ち的には常に思春期みたくありたいと思いつつ、もう37歳ですし、そんな事も言ってられず。

しかし「知念だは今が旬!」だと言っときたいので「思旬期」ってことです。

 

3月18日は週の始まり月曜日というなんとも行きにくい曜日に『那覇期』。

3月24日はソロライブ初めての日曜日開催で『宜野湾期』。

 

ごちゃごちゃ入りくんでいる今の自分が、ライブをやることでまっすぐになればいいなぁと思っています。

 

会場でお待ちしてます。

ご予約もお待ちしてます。

 

 

 

青と感謝

 

11月4日。

 

その日は宜野湾海浜公園屋外劇場を演芸集団フリーエンジョイカンパニーが青く染めた。

 

やったこともない、教える人もいないカラーガードをyoutubeの映像だけを頼りに練習した『かぎやDEカラーガード』メインメンバー7名の橙色の旗。その周りを26本の青い旗が取り囲む。

 

赤字覚悟。貧乏事務所。お金の計算が出来ない。と、散々言っているし、それが事実なのに、毎年作っている周年祭の記念Tシャツを今年は単価が5倍になる『オリジナルかりゆしウェア』としてスタッフを含めた全員分製作し、その青のかりゆしウェアでお客さんを迎えた。

 

ステージの中央には立ち上げ初期からのロゴーマクが入ったFECの青い団旗が、これまたお金もないのにどうにかお願いして作ってもらった舞台セット中央に掲げられた。

 

前日から降り続いていた雨が開場を迎える30分前に上がり、嘘みたいな青空が広がった。

 

そのおかげで、2時間30分の青く青く幸せな時間を色とりどりな笑顔を咲かせてくれたお客さんと過ごすことができた。

 

 

そして、その幸せな時間が幕を下ろそうとした時、僕らの『バカ社長』が泣いていた。

 

僕の中では智二さんのFECだし、FECが続いているのは智二さんが代表として居てくれているから。

だからこのお祭りでは社長に一番楽しんで欲しいと思って自分なりに準備をしてきた。

実際どうだったのかはわからないけど、最後のあの姿を見て、

 

僕は爆笑した。

 

爆笑しながら、泣いていた。その笑い泣きの、泣き笑いのなんとも言えない清々しさ。

それで全てよかった。全部流れていった。

たくさんの人たちへの感謝だけが残った。

 

25周年を一緒に迎えてくれたお客さん、スポンサーさん、メディアのみなさん、OBのみなさん、これまで一緒に舞台を作った全ての芸人たち、スタッフのみなさん、本当にありがとうございます。

また次の節目であんなに幸せな青い瞬間が過ごせるように、これからの日々を頑張っていきます。

 

 

今頃、感謝と共に残った莫大な赤字額を見て、『バカ社長』は真っ青になっていることでしょう。

 

 

 

25周年からのはじまり

 

 

演芸集団FEC25周年。

 

今年はこの25周年という節目を迎えるにあたり、自分がどう関われるのか、どう行動すればいいのかを春から考えていた。

ライブを離れて25周年イベントに全力を注ごうか。

勝手に25周年記念キャラバンを組もうか。

 

なんせ25年である。

おバカ集団といえどもこの年月は重い。思い。

 

結果的にライブは続けているしキャラバンはやっていない。

というか、『25周年記念お笑い劇場特別版』が近づくにつれて余裕がなくなってきた。これは毎年この時期の恒例行事。

そして、例年通りにテンパり、視界が狭くなり、タコス巻きと炭酸水という同じメニューの昼食を摂り続けて本番を迎えた。

 

「なんだ、いつもと同じだな。」

 

頭ではそう思いながらも、心が何か違う事を感じていた。

舞台がはじまると熱い鼻水が出てきた。出番の時はいいが、舞台袖で他の芸人のコントを見ていると心がバイブする。大先輩が22年振りに漫才をしている姿を見ると、まるで旗揚げ当初のこの集団の中にいるかのような錯覚に陥る。

 

いつもと同じでいつもと違っていた。

 

25周年は終わり、26年目の新しいFECがはじまった。

今いるメンバーが最強。そう思いながらもこれまでのメンバーの凄さも感じる。

 

さ、次は25周年祭。25年を祝うというよりも、新たなスタートのつもりでやります。

宜野湾海浜公園屋外劇場。4000人が入るそのステージは入場無料。

来てください。

 

 

 

 

 

 

 

よっちゃんさんは元気かな。

 

 

東京、行きます。

 

『ライブだしんいちろう3』という3回目のソロライブが終わりまして、ちょっと落ち着いていろんな事を考えられるかなと思っていたらちょこちょこと締め切りやら撮影やらであっという間に3月も終わり。

 

この3年間、毎年年度末にやっているソロライブ。

なぜこのライブをやるかというと、

 

 

1.ライブハウスOutputの上江洲さんが毎年「ライブやりませんか?」と声を掛けてくれるから。

 

2.一年の知念だ的な総まとめをするため。

 

3.自分がお笑い芸人として認めてもらえるのかをお客さんに問うてみる。

 

 

以上の3つの理由が挙げられます。本当は他にもあるけど、それはあまりうまく言えないヤツなので省略。

 

今回、3回目にしてやっと前を向けた。自信を持てた。

それもこれも一緒にライブを創ってくれた仲間と来てくれたお客さんのおかげです。ありがとうございました。

次やるときはもっといいライブが出来ます。確信しています。

 

そして東京でもやります。

 

 

『ライブだしんいちろう 東京版』

 

初めて県外での自主ライブ。

おもしろいのが出来そうです。東京近辺のみなさま、よろしくお願いします。

 

 

 

 

すげーとすげー

 

古謝美佐子さんと同じ舞台に立てました。

 

古謝美佐子 meets FECお笑い米軍基地』

 

 

美佐子さんとは何度か同じイベントに出させてもらったことはありますが、今回は古謝美佐子さん・うないぐみさんと、演芸集団FECのお笑い米軍基地が、がっぷり四つでステージを創るスペシャルな舞台。

 

一部で美佐子さんとうないぐみさんのステージ、二部でお笑い米軍基地という構成でした、

 

 

沖縄市民会館の1500席は完売。満員のお客さん。素晴らしいスタッフの皆さん。

こんな贅沢な舞台に立てるとは・・・。

 

 

美佐子さんのステージを舞台袖から見ていて涙が止まらなくなった。

特に、途中で智二さん扮するオジーが登場し、そのオジーが自分の日記を読みながら節目で美佐子さんが歌うというプログラム。こりゃいかん。目の奥のジンジンが止まらない。

オジーが人生を振り返る。そこには辛い時でも歌があった。

その歌を、美佐子さんが歌う。

苦しいけど、悲しいけど、美しい。

 

泣き過ぎちゃうとそのあとのアベさんのメイクが出来なくなるし、何よりもお笑いが出来なくなりそうだったので途中で楽屋に戻った。

 

美佐子さんの歌が世界を慰め、包み込んでいた。

 

 

やっぱり、古謝美佐子さんすげーな!

そしてそんな舞台を一緒にやっちゃうお笑い米軍基地とまーちゃんさんすげーな!

 

 

 

結果、一時間近くオーバーしたけど。

 

 

 

すげー×すげー=三時間

 

そんな舞台でした!

 

 

 

 

 

 

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