なぜこの時期に発表なのかがわかりません。
まだクライマックスシリーズが残っているのに指揮官が「今年で辞める」じゃあ士気が下がるんじゃないかと思うからです。

公式戦をすべて終えてから発表してもよかったのでは?
でも狙いを考えてみると、この時期の辞任がうなずけないこともありません。


1.勢いも調子も下降状態が続いたチームに何とか刺激を与えるため
2.暴発寸前の阪神ファンを納得させるため


さあ、この決断が吉と出るか凶と出るか。
早くからプレーオフに照準を合わせて調整してきた中日との「本番」が見ものですね。

14連敗ですか。

いくら「消化試合」とはいえプロとしてありえないよなあ。

そりゃ金を払って一生懸命応援するスタンドのファンも怒るよ。

監督の良し悪しではなく、チームに活を入れるために、解任やむなしだったんじゃないかなあと思う。


僕の考えでは、弱さの秘訣は世代交代の失敗に尽きます。

つまりはドラフトの失敗、長期的チーム作りの失敗ということです。


<野手>

村田、吉村は育ったものの、マシンガン打線を担った選手の後継が出てこない。

石井琢が衰えたとはいえ取って代わる若手がいない。

波留、畠山、進藤といった渋い脇役も今の選手にはいない。

中心を担うはずだった鈴木は復調することなく控えに。成長した多村はソフトバンクへ。


<投手>

三浦に続く軸となる若手の先発投手がいない。

2002年の自由獲得枠制以降、即戦力投手を結構取っているが、何とか投げているのは那須野(2004年)ぐらい(もらった裏金ほどは働いていないが・・・)。

2004年のもう一人の自由枠選手は今オフ戦力外に。

高卒で取った選手もいまひとつ育たず。


こうなるとスカウトの能力も疑わしい。


こうした状況下で、ベテラン選手と外国人選手を多用することになる。

ところが今年は工藤、土肥が早々に離脱。

外国人選手はどれも使えないという泥沼にはまってしまったというところでしょうか。


来年も厳しいですね。

三浦、金城はFA移籍が取りざたされ、石井琢に戦力外通告。

これではチームの軸がいない。

かといって他チームから引き抜く資金もない。

若手の底上げと外国人頼みでしょうが・・・。


<投手>

現有戦力だと那須野、吉見を軸として一本立ちさせるしかない。

どちらもいい変化球を持ち、球の出所が見えづらいフォームの好素材。

ここ一番での失投をいかに減らすかと、3巡目以降をどう抑えるか。

若手では直球に力のある山口、大田。序盤がんばった佐藤祥に注目。

先発で大化けすればおもしろい。

リリーフ陣は木塚、加藤がセットアッパーとして復調することがカギ。

石井裕、小山田、横山あたりも実績はあるのでもう一花咲かせてほしい。


<野手>

内川・村田・吉村のクリーンアップは確定。

課題はこれを生かすための1、2番の出塁。

終盤起用されている石川は、三振が多く四死球が少ない(230打数で三振53、四球6)。出塁率が低すぎる。

阪神・赤星のようにしぶとく粘って出塁する1番打者目指し、意識を変えないと厳しい。

あとは小細工のできる2番がいるかどうか。

仁志は6、7番で自由に打たせるほうが成績を残せると思う。

クリーンアップの後ろに置くことで大量点にもつなげやすい。

外国人選手は楽天・リックのような巧打者タイプを取って、6、7番か。

俊足なら1番に置くのもいい。


私的予想オーダー

1.(左)新外国人(だめなら大西)、2.(遊)石川、3.(一)内川、4.(三)村田、5.(右)吉村、6.(中)金城(移籍しないとして)、7.仁志(二)、8.相川(捕)、9.投手


金満巨人に大盤振る舞いした「横浜銀行」。

不景気なんだから、来年はもっと「貸し渋り」ましょう(笑)。

1.飲み会でのふるまい


金曜日、友人と飲んだのですが、振る舞いにちょっと感心しました。

ちゃんと女性を店から迎えに行くし、重い荷物を率先して持ってあげるし。

「だるいよ」「飲みすぎてよくわからない」と僕のキャラ的に当たり前のように答えているけど、わからない人にとってはただの「冷たい人」だからなあ。

してあげようとは思うんだけど照れくさくて言えない性格ではあるし。

今回の場合は多少意識しての行動だったけど・・・。

女性に対しては誰に対しても優しく。

勉強になりました。



2.冷え込み


飲んで転寝していたからか、風邪っぽい。

寒いと感じたら普通、「室温を上げる」か「厚着をする」でしょうが、ここで「焼酎のお湯割を飲む」のが酒好きの流儀。

かーっと体温が上がるわけです。

気分もよく元気になった感じがします。

・・・しかし最近気づきました。

程よい疲れと程よい酔いこそが転寝を引き起こしているということを。

それでも転寝をやめません。

今日もこれから出社まで3時間ほど。

風邪は会社で暇つぶしに休養がてら治せばいいのですから。



昨日の朝のワイドショー中に、「福岡・男児殺害事件で母親の逮捕状請求」の速報が入りました。

朝、幹部から情報が出たのでしょう。

特ダネも特オチもなく、マスコミ的には朝の情報番組にも夕刊にも間に合う無難なタイミングでした。

これからワイドショーらしく、理由探しで根掘り葉掘り情報を出しては、コメンテーターとやらが無難なコメントをして「やっぱりそうなんだなあ」と何となく思わせてまとめる、あの手法が続くんだなあ。


など考えていると、急遽警察署からの中継。


慣れないせいか、詰まりながらやや興奮気味に「○○容疑者の逮捕状を請求しました」と話す記者。

画面にもテロップで実名が流れる。


・・・おいおい、ちょっと待ってくれよ。


「容疑者」になるのは、裁判所が逮捕状を出して、実際に身柄を確保されてからじゃないの?

「逮捕状を請求」されても裁判所が出さないこともあるはずでしょう。

そうしたら、「容疑者でない人」の実名を全国に「容疑者」として知らしめることになるんだよ。

テレビ局の人はこの恐ろしさを考えたことがあるのでしょうか?

逮捕状を請求するからにはほとんど発行されるし逮捕されるからそんなこと考えないんだろうけど。

ちなみに新聞各紙は、逮捕されてから実名報道に切り替えていました。


こういう微妙なところまで考え、判断していくことが本当のプロなのではないでしょうか。


ちなみに新聞に載った容疑者の顔写真。

どこも同じ場面の写真で車に乗り込む瞬間を狙って写した感じ。

裏ではそういう情報が早い段階から流れていたんじゃないかと想像しますが・・・。


ついでに千葉の事件。

昨日の段階では読売が先行していますね。(窒息死の可能性と病院を出た時間は特ダネ)

毎日の「足裏きれい」は前日の「目立った外傷なし」という発表とかぶるけど、運ばれた可能性を示唆している。

朝日は今のところダメっすね。キャップがあの人だからなあ(笑)。


しかしまあ、何で殺さなきゃいけないのかと思うと気が重い。

当事者にしかわからない事情があるんだろうけど。


【事故米不正転売】怒りのリスト業者「私たちは逃げられない」


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080919-00000988-san-soci


公表したら公表したでこういう記事が出る。

かといって公表しないと「農水省、リスト公表せず」という記事が出たでしょう。

この問題でのずさんな検査や事務次官や大臣の発言はもちろん許せないですが、どう展開しても「役所も悪い」と狙い撃ちして過度に責めていたような気がしてなりません。

こういう問題を、独自に取材して大々的にスクープすることこそ本当のジャーナリストかと思いますが、最近そういう記事を見ないですね。


いかにも「正義の味方」的な顔をして安全なところから攻撃。

問題の本質より「抜かれたら抜き返せ」。

収束したらさっさと退散、あとは知らんぷり。

過去の記事の流れに機械的に従い、体力勝負すればいい気楽だけどつまらない稼業だなあと思ったものです。


上杉隆氏が「ジャーナリズム崩壊」で指摘していますが、ジャーナリストとしてより会社員としての自分の立場を優先して考えることが根本原因なのでしょうね。

「ジャーナリストとして飯を食っていく」のではなく「会社に採用してもらい飯を食わせてもらっている」という発想。

そりゃあ無理はしないよなあ。


マスコミのはしくれとして、技能は未熟でもジャーナリストとしての気概を持って仕事をしないとなあと改めて思うところです。




「ジャーナリズム崩壊」を読んだ。


・馴れ合い

・ジャーナリストである前に会社員

・記者クラブ制度


僕にはアメリカのジャーナリズム事情はわかりませんが、日本のマスコミがジャーナリズムとかけはなれているのは全く指摘のとおりです。

僕も経験ありますが、他社と何を書くかすり合わせたり、裁判で「寝てて聞いてなかったけど判決教えて」と他社の記者から電話がかかったり。

別に掲載しなくてもいいんじゃないかと思えるものでも、他社に載るものが載らないこと(特に事件ネタ)は許されない。

「なぜ載せるのか」と聞いたところで納得できず、最後には「書け」。

本当はわかっているのです。早く本社に戻りたいんだ、だからマイナスになることをするなと言いたいのは。

そうか、こうした疑問が「当たり前」に思えるように洗脳されると本社に戻れるんだなあと妙に納得したものです。

でもそれこそ「新聞社社員」になった瞬間で、同時にジャーナリストであることを捨てた瞬間でもあります。

それがわかったために、僕は自分の中のジャーナリズムを死なせたくないと思い、退社したのです。


記者クラブ制度については手短に。

「権力を監視する」人間がどうして権力に接待され仲良くなる必要があるのか、最初はよくわかりませんでした。

しかしマスコミにとっては情報の独占、権力側には情報のコントロールという点で、すばらしくよくできた制度だなあと思います。

だからこそ必要ありません。

どんどん開放すべきですね。

加盟社の社員という肩書きがないと会見に出席さえできないというのは、僕の感覚ではおかしな話です。


今の会社は誰も名前を知らないような小さな業界専門紙です。

でも、新しい企画を始めるときには社長以下全員で対等に意見を出し合うし、面白い記事なら失敗してもいいからどんどん書けと後押ししてくれる。

記者クラブに属さなくても、記事は書けるのです。

よほど健全なジャーナリズム組織だと感じています。


僕も今の立場から、健全なジャーナリズムを作る活動をしていきたいと考えています。

かつての会社との意見のぶつけ合い、望むところです。

上司の行きつけに付き添い。タダ酒は最高!先輩とのまったく何事もない関係を面白く切り返さないといけないのが手間かつ面倒だけど。明日も二日酔い出社間違いなし!?

野球の3位決定戦、アメリカの打者が平凡なレフトフライを打ったときの実況の一言。

「G・G佐藤、しっかり捕ってくれ」

そりゃあだいぶエラーしてるから言いたいのも仕方ないけど、それは個人的な主観でしょう?

実況のアナウンサーって「できるだけ客観的にわかりやすく事実を伝えるのが仕事」

なのだと解釈している僕にとっては、「あなたの考えをテレビで披露されてもなあ」と苦笑するばかり。


今回の五輪で一番印象に残ったのは、「実況の主観化」。

盛り上げようとしてか、それとも自分が「見ている国民を代表した声」だとでも言いたいのでしょうか。

まさかボキャブラリー不足ということはないでしょうが・・・。

メダルがかかると絶叫絶叫また絶叫。

せっかくこっちが興奮していても、実況がそれ以上のテンションで騒いでいると、なんだか興ざめしてしまう。


アテネ五輪の体操・男子団体金メダルのときに出た名言「伸身の新月面は栄光への架け橋だ」は、そのときの状況を正確に、客観的に伝えているからこそ多くの人の心に残ったのだと思っています。


じわじわっと心に染みる実況がなかったこと、同じマスコミ人として残念でした。

金曜日に書いた記事の最後の一文をどうしようかここ2日ほど考えています。

冒頭からつらい流れが続いたので、「がんばれ」という気持ちをこめて、関連するコメントで記事を〆ました。

ところが読み返してみると、記事の焦点が少しぼやけてしまうことに気づいたのです。


最後の一文。

あったほうが全体として収まりのいい文章にまとまるのですが、ないほうが主題をよりはっきりさせることができます。

デスクは任せると言ったのですが、結局、僕の中では削ったほうがいいという結論になりました。

新聞記者たるもの、常に冷静に書かねばならないのです。

伝えたいことから外れすぎるものは、それがいかに面白いものでも削らなければならないのです。


参考になりました。