【事故米不正転売】怒りのリスト業者「私たちは逃げられない」


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080919-00000988-san-soci


公表したら公表したでこういう記事が出る。

かといって公表しないと「農水省、リスト公表せず」という記事が出たでしょう。

この問題でのずさんな検査や事務次官や大臣の発言はもちろん許せないですが、どう展開しても「役所も悪い」と狙い撃ちして過度に責めていたような気がしてなりません。

こういう問題を、独自に取材して大々的にスクープすることこそ本当のジャーナリストかと思いますが、最近そういう記事を見ないですね。


いかにも「正義の味方」的な顔をして安全なところから攻撃。

問題の本質より「抜かれたら抜き返せ」。

収束したらさっさと退散、あとは知らんぷり。

過去の記事の流れに機械的に従い、体力勝負すればいい気楽だけどつまらない稼業だなあと思ったものです。


上杉隆氏が「ジャーナリズム崩壊」で指摘していますが、ジャーナリストとしてより会社員としての自分の立場を優先して考えることが根本原因なのでしょうね。

「ジャーナリストとして飯を食っていく」のではなく「会社に採用してもらい飯を食わせてもらっている」という発想。

そりゃあ無理はしないよなあ。


マスコミのはしくれとして、技能は未熟でもジャーナリストとしての気概を持って仕事をしないとなあと改めて思うところです。