次世代ネット実現に速度改善
この研究に取り組んだのは、東京大学やコンピューターメーカーなどでつくる国際的な研究グループです。IPv6は、実用化すればインターネット上のコンピューターに割りふられる「アドレス」を天文学的な数に増やすことができる次世代の規格ですが、通信速度が遅いことが大きな課題となっています。研究グループは、速度が遅い原因はインターネットで使われる通信機器でアドレスを識別するのに時間がかかるためだとして、この通信機器を改良し、専用のコンピューターを使って一定量のデータを送る実験を行いました。その結果、データは、日本からアメリカを経て再び日本に戻る3万5700キロの通信網を0.5秒で伝わったことが確認され、通信速度を従来の2.3倍に早めることに成功しました。IPv6は、人や動物、車や家電など、あらゆるものが情報ネットワークでつながる、「ユビキタス社会」の実現のうえで不可欠とされていますが、今回の成果は、その実用化に弾みをつけるとみられています。(2005.11.19/NHK)
ワコール、不正アクセスで顧客情報4700人分流出
大手下着メーカーのワコール(京都市)は19日、同社のネットショッピングを運営するサーバーに外部から不正アクセスがあり、住所や電話番号、クレジットカード番号など4757人分の顧客データが流出したと発表した。
うち約1900人分についてはクレジットカードの番号と有効期限が含まれており、カードの不正使用による被害が発生する可能性があるという。
同社によると、流出したのは7月14日から11月9日の間にネットショッピングを利用した顧客の情報。今月7日、顧客から「カードを不正使用された可能性がある」と問い合わせがあり、調査を開始。流出拡大を防ぐため17日夜からネットショッピングの運用を停止し、外部からの不正アクセスの形跡があることが18日に判明したという。
同社は18日、京都府警に被害を報告。サーバーの管理会社と協力して詳しい原因を調べている(2005.11.19/日本経済新聞)
米HPの8-10月期、PCなど堅調で実質22%増益
米ヒューレット・パッカード(HP)が17日発表した8―10月期決算は、構造改革のための一時費用を除いた実質純利益が前年同期比22%増の14億9600万ドル(約1770億円)となった。パソコンやサーバーの販売が堅調だった。ただ、プリンター事業は競争激化で営業利益が同2割近く減少した。
売上高は同7%増の229億1300万ドル。実質一株利益は0.51ドル(前年同期は0.41ドル)で、アナリスト予想の平均0.46ドルを上回った。米株式市場の時間外取引で同社株は同日終値(29ドル)比で6%以上上昇した。
製品別ではコンピューター分野が好調。売上高の3割を占めるパソコン部門の営業利益が同2.6倍に増加。単価下落の影響が比較的小さいノート型の販売台数が同42%増え利益水準を押し上げた。企業向けのサーバー・記憶装置部門も営業利益が同四倍になった。(2005.11.19/日本経済新聞)
JTB、旅館の客室「買い取り」販売・最大4割安く
JTBは旅館の客室の買い取り販売を始めた。宿泊施設の客室を販売代行するだけという旅行会社のビジネスモデルから脱却。買い取り契約することで売れ残りのリスクを抱える一方で、仕入れ原価を引き下げ従来より最大4割近く安い宿泊プランを実現する。宿泊予約サイトの普及で旅館が客室を「直販」する動きに対抗する。
大手旅行会社が旅館の客室を継続的に買い取るのは初めて。まず、群馬県伊香保温泉の「福一」や栃木県川治温泉の「宿屋伝七」など北関東・北陸の旅館7施設と契約を結んだ。宿泊日は来年1月11日から3月末までの80日間。各施設ともそれぞれ1日2室(計1120室)を買い取った。各客室はいずれも4―5人まで宿泊できる。(2005.11.19/日本経済新聞)
企業向に「e-メンタルヘルスケア」サ-ビス開始
「e-メンタルヘルスケア 」は、近年クロ-ズアップされている職場におけるメンタルヘルスの諸問題を、会員企業同士の情報交換を通して考えていくとともに結果として蓄積される成功事例を、同じ課題を持つ会員が利用していくこと、また、サイトの交流を通して緊密なビジネス人脈を構築していくことを目的としたポ-タルサイト。
特徴は、有料の会員制にすることにより、不特定多数の他者に介入されることなく、会員間のスム-ズなコミュニケ-ションならびに情報の機密化を図ったことで、これにより同じテ-マを追求する会員同士が、安心して忌憚なく話せる良質な場を提供できるようになったという。
年内はプレオ-プン期間として入会金を無料としている。(2005.11.19/DoorBoys)
求人企業が職種を逆提案・インテリジェンスが新手法
総合人材サービスのインテリジェンスは11月下旬から、インターネットを通じて応募した転職希望者に対し、求人企業が職種を逆提案する新しい手法の採用を始める。最初から求人対象を絞り込まないため、有能な人材を幅広く集められる利点がある。第一弾として、松下電器産業の中途採用を請け負う。
中途採用は一般に、企業側が募集職種や求める経験・能力を明らかにしたうえで求職者を募る。これに対し、今回の採用手法は求人職種の有無に関係なく、松下に興味のある人全員を対象に応募を呼びかける。インテリジェンスが松下専用の募集サイトを開設し、登録者管理や選考後の面接会の運営を代行する。(2005.11.16/日本経済新聞)
不登校児及び保護者向けの情報サイト「ふりーじあ」がオープン
「ふりーじあ 」は、全国に12万人はいるといわれる不登校児童及びニートの方等が通学しているフリースクールの情報サイトだ。日本には数多 くのフリースクールがあるが生徒、保護者にとって役立つ情報、各県にあるスクールの特徴や保護者同士の横の繋がり、各種イベント情報を取り揃えて児童の自立をサポートしていくという。
その中でもフィリピン国で運営している同社日本人村「マブハイビレッジ」でもすでに16歳の女児の受け入れを行っていて、その女児のブログも好評となっている。今後はサイト内のスクールとも連携して短期の児童の現地スティ、日本人及び現地人による英会話、パソコン等の教室を行っていくことで学力等の問題もカバーしていく予定とのことだ。(2005.11.19/DoorBoys)
長寿の知恵、サイトで供給・来年4月から愛知の財団
長寿研究などの支援に取り組む「長寿科学振興財団」(愛知県東浦町)は来年4月、高齢者向けに健康情報を提供するサイト「健康長寿ネット(仮称)」を開設する。国立長寿医療センターと共同で、老化防止や栄養管理をテーマに健康維持の方法を紹介する。
同ネットは「健康」「老化」「栄養・食品・料理」「疾病」など高齢者に関係の深いテーマを500項目に分類。高齢期を健康に過ごすための知恵や老化防止対策、栄養管理やかかりやすい病気などについて、高齢者や家族に向けた健康情報を幅広く提供する。介護保険や年金制度などの社会保障制度の解説や、最新の研究結果や論文の紹介も検討している。
開設に向けて、同財団は今年10月、有識者による検討会を設置。検討会の委員は同財団の小林秀資理事長のほか、大島伸1.国立長寿医療センター総長や大内尉義・日本老年医学会理事長、加賀美幸子・千葉市女性センター名誉館長らが務める。既にホームページに掲載する文字の大字化や、動画やイラストを多用するなどの情報を分かりやすく伝える工夫について検討を進めている。(2005.11.19/日本経済新聞)
中小企業の一括導入に向いた低価格ノートPC――デル
デルは11月18日、個人から中小企業をターゲットにした低価格ノートPC「Inspiron 1300」を発表した。11月22日から販売する。
デルは11月18日、個人から中小企業をターゲットにした低価格ノートPC「Inspiron 1300」を発表した。11月22日から販売する。
中小企業の一括大量導入などに向いた製品。CPUはPentium M 725/740、Celeron M 360/370の4種類から、ディスプレイには14.1インチと15.4インチの2種類のワイド液晶から選択できる。Expressカードにも対応した。
価格は、Celeron M 360、メモリ256Mバイト、HDD40Gバイト、14.1インチWXGA液晶ディスプレイ、「Windows XP Home Edition SP2」などの構成で、8万9250円となっている。(2005.11.19/IIT Media)
Appleの「iTunes」に深刻な脆弱性--マシン乗っ取りのおそれ
Appleは先ごろ「iTunes 6 for Windows」用のセキュリティアップデートを公開していたが、今回の脆弱性はそのわずか数日後に見つかったことになる。
しかし、セキュリティ対策企業のeEye Digital Securityが米国時間17日に公表した警告によると、このiTunesの脆弱性は、Windows XPからMac OS Xまで、すべてのオペレーティングシステムに影響を与えるものだという。
この脆弱性によって、悪質なハッカーがリモートから任意のコードを起動し、ユーザーのコンピュータを乗っ取ることが可能になってしまう。
Appleの広報担当にコメントを求めようとしたが、すぐには捕まえられなかった。Appleサイトに掲載された情報によると、同社では、セキュリティ問題が明らかになった場合、それに関する調査を行い、必要とされるパッチを公開するまでは、説明や確認を行わない方針だという。一方、eEyeでは同社が見つけた脆弱性については、ベンダーがそれを解決するパッチを公開するまでは、その詳細を提供していない。
Appleは今週に入って iTunes 6 for Windows のセキュリティパッチをリリースしたが、このパッチは誤ったヘルパーアプリケーションが起動するのを防ぐためのものだ。ヘルパーアプリは複数のシステムパスを調べ、どのプログラムを動かすかを割り出すが、この脆弱性が攻撃者に悪用された場合、iTunesが本来のものとは異なるプログラムを起動してしまう可能性があった。