ヤフー、サイト構築の「プロ」育成へ検定試験
ヤフーは今月中にインターネットサイトの制作責任者(プロデューサー)を目指す人を対象とした「インターネット検定」を始める。サイトの構築、運用全般を指揮するプロの育成を目指す。受験希望者向けの通信講座も開設し、人材不足の解消に役立てる。
大規模サイトやネットサービスの構築、運用に必要な知識をネット上の試験で判定。合格者を「サイトデザインアーキテクト(SDA)」と認定する。試験内容には画面デザインや著作権法などが含まれる。受験料は1万円。通信講座(料金4万8000円)は3―6カ月程度で技能を習得できるようにする。(2005.11.19/日本経済新聞)
Windows版iTunesに脆弱性報告
eEyeのアドバイザリーによると、iTunesにリモートから悪用できる脆弱性が存 在し、任意のコードを実行される恐れがある。深刻度は「高」評価。
セキュリティ企業のeEye Digital Securityは11月17日、AppleのiTunesに脆弱性が発見されたとして、アドバイザリーで概略を公表した。
それによると、iTunesにリモートから悪用できる脆弱性が存在し、ユーザーがログインした状態で任意のコードを実行されてしまう恐れがあるという。深刻度は「高」と評価している。
eEyeによれば、この脆弱性はMicrosoft製OSに影響するという。iTunesのWindows版はWindows 2000とWindows XPをサポートしている。(2005.11.19/IT Media)
Google Baseに脆弱性、現在は修正
β版が公開されたばかりのGoogle Baseにクロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在し、cookieなどの情報を盗み出せる状態になっていた。
米Googleは新しいコンテンツホスティングサービス「Google Base」で、ユーザー情報の盗難を許す可能性のあるセキュリティ問題を修正した。
この問題は、発見されて数時間以内に修正されたが、攻撃者がGoogle Baseのユーザーからcookieなどの情報を盗み出せる状態になっており、Google Base Webページ内に偽のフォームを組み込むこ とも可能だった。この種の問題はクロスサイトスクリプティングの脆弱性と呼ばれ、Googleの検索サービスとYahoo!の地図サービスでも報告されている。
Google Baseのバグを見つけるのは簡単で、Google側の「不適切な」プログラミングが原因だと、この問題を発見した英国のコンピュータ専門家、ジム・レイ氏は話す。「どう見てもセキュリティテストがまったく行われておらず、あからさまな(クロスサイトスクリプティングの)脆弱性があった」。同氏は16日付のブログでGoogle Baseについてこう記している。
この記事についてGoogleに電話でコメントを求めたが返事はなかった。(2005.11.19/IT Media)
ボーダフォン、来年夏にも携帯電話回線貸し出しへ
ボーダフォン日本法人のビル・モロー社長は16日記者会見し、来年夏にも携帯電話回線を他社に貸し出す考えを明らかにした。インターネット接続業者やシステム構築会社、ケーブルテレビ会社など約30社と交渉中で、2年以内に約10社に貸し出す方針。通信網の有効活用を進め、収益を確保するほか、異業種と手を組むことで顧客基盤を広 げる狙いがある。
このほど携帯電話市場への参入が認められたソフトバンク、イー・アクセス、アイピーモバイルについては「3年は我々の脅威にならないだろう」と指摘、「少なくとも1社と(回線貸し出しの)交渉をしている」と述べた。(2005.11.18/日本経済新聞)
デザインは業態・業種を超えて、「デザインサローネ」開催
講演・パネル討論に参加するゲストスピーカーには、松下電器産業の薄型テレビ「ビエラ」のデザインを手がけた水間健介パナソニックデザイン社AVCネットワークデザイン分野総括、デザイン性を重視した高級家具・インテリアを取り扱うカッシーナ・イクスシーの堀尾俊彰企画・マーケティング室商品開発チームマネージャー、セレクトショップ「ユナイテッドアローズ」の創業時から関わってきた栗野宏文チーフ・クリエイティブオフィサー、ファッションに強い百貨店、伊勢丹の源泉を探った著書『伊勢丹な人々』でも知られる川島蓉子伊藤忠ファッションシステムトレンドPR室室長マーケティングマネジャーの4氏を迎えた。
ディスカッションで強調されたのが、業態、業種を超えたコラボレーションの重要性だ。「松下電工と松下電器が統合したことでインテリアとプロダクトのコラボレーションが進んだ」(水間氏)、「デザイナーズホテルのようにファッションのデザイナーも活躍の場を広げている」という発言が相次いだ。川島氏からは「コラボ全体を統括するディレクターが必要になるのでは」という視点も示された。
ワークスタイルにおけるデザインも重要になってきているという。堀尾氏は机の高さ一つを取っても動ける範囲が大きく変わり、作業するスタイルが違ってくるという話を引いて、デザインがビジネスのありように大きくかかわってくると指摘した。「個」が今まで以上に重要になってくるのではという声も多く聞かれた。(2005.11.18/日本経済新聞)
米シスコ、テレビ受信機大手を買収・通信と放送融合
ネットワーク機器最大手の米シスコシステムズは18日、テレビ受信機大手の米サイエンティフィック・アトランタを買収すると発表した。買収金額は69億ドル(約8200億円)。得意とする通信機器にテレビ関連技術を加え、世界的に進む放送と通信の融合で生まれるネットワーク構築の新需要を開拓する。
両社の合意によると、シスコはサイエンティフィック株主に対し、17日終値に約3.7%を上乗せした1株当たり43ドルを支払う。2006年4月までに手続きを完了する予定だ。
シスコは自社にない技術を取り込むなどの狙いから、過去に百件以上の企業買収を実施してきたが、大半が数千万―数億ドルの小規模案件。サイエンティフィック買収は、2000年に69億ドルを投じた光通信関連会社、米セレント買収と並ぶ同社にとって最大級のM&A(企業の合併・買収)となる。
サイエンティフィックが手がけるのは、ケーブルテレビの受信や番組録画などの機能を持つ「セットトップボックス (STB)」と呼ぶ装置。(2005.11.18/日本経済新聞)
Google、書籍検索サービスの名称を「Google Book Search」に変更
国内でもXCP入りCDを回収、交換へ SMEJ
XCPはマルウェア「rootkit」に似た技術が組み込まれたDRM。Sony BMGはXCP搭載CDの製造中止と、該当CDの回収・交換を発表しており、国内でも同様の措置をとる。
SMEJは、同社が国内で輸入販売した該当のCDを購入者から回収し、XCPのないCDと交換する。交換方法や時期は追って同社サイト上で発表する。国内の販売店には、該当CDの販売中止と店頭在庫の回収を呼びかけている。該当CDのリストはWebサイト上で確認できる。
ソニー広報センターによると、XCPを組み込んでいるのはSony BMG製CDのみ。SMEJが販売してきたCDや、ソニーがVAIOに組み込んだソフトなどは問題ないことを確認したという。
布や革を電子機器の外装に──ダウ・ケミカルが日本で本格展開
デニム地のノートパソコンも? MS「IntelliMouse」の革張りモデルに使われている技術が日本で本格展開へ。来春にも一風変わった電子機器が登場しそうだ。
米化学最大手の日本法人、ダウ・ケミカル日本は11月18日、布や革といったさまざまな素材を電子機器などの外装に貼り付ける装飾技術で日本市場に参入すると発表した。デザインで製品を差別化したい国内メーカーの需要開拓を進め、来春以降には同技術を活用した新製品が登場する見込みという。
同社が開発した「EXO」(エックスオー)技術では、木材、金属、皮革、デニムなどの布地といった装飾素材を、プラスチックの表面に射出成形で貼り付ける。自然素材を表面外装に使った家電など、見た目や手触りなどで一風変わった製品を実現できる。
汎用の射出成型が使えるため量産性が高く、多様な形状に対応できるのも特徴。装飾素材にラミネート加工を施しているのが同社独自のノウハウで、単に接着剤で貼った場合に比べて接着強度は強く、半永久的に持つという。
2000年、同技術を活用した事業を展開する「インクローシア・ソリューションズ」部門を米本社に設立。2001年には米Hewlett-PackardがPDA「iPaq」用のカバーとして初めて採用した。マイクロソフト「IntelliMouse」シリーズも採用し、マウス表面に人工皮革を貼ったモデルが販売されている
日本では、プラスチック加工大手のソルプラスとライセンス契約を結んで本格参入する。ソルプラスはAV家電の本体ケースなどを手掛け、金型の設計・製作から精密成形・組み立てまでのノウハウを持つ。2010年に関連事業で売り上げ120億円を見込んでいる。
ダウ・ケミカル日本の石橋廣行営業部長は「家電や電子機器はデザインが売れ行きを左右する大きな要因になってきている。携帯電話や自動車の内装などにも展開していける」と期待する。既に具体的な話を進めているメーカーがあるといい、来春以降には変わった外装の製品が登場するという。(2005.11.18/IT Media)
新型ウォークマン、異例の値下げ・iPodナノに対抗
ソニーは19日、年末商戦向けのデジタル携帯音楽プレーヤー「ウォークマン」を国内で一斉発売する。米アップルコンピュータの「iPodナノ」に対抗するため、9月の製品発表時に公表した想定価格を2000―5000円前後引き下げる異例の戦略をとる。
新型「ウォークマン」のうち、フラッシュメモリー記録型商品は記録容量が2ギガ(ギガは10億)バイトの製品で、店頭推定価格が2万7000円前後となる見通し。9月の発表時の想定価格より5000円前後安くする。ハードディスク記録型も6ギガバイトの機種で2万9000円前後と2000円前後下げる。
競合商品となるメモリー記録型「iPodナノ」の4ギガバイト機種は約2万7800円。ソニーは売れ筋と期待する2機種にプラスマイナス1000円の価格を設定し、“挟み撃ち”にする作戦だ。(2005.11.18/日本経済新聞)