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セイコーエプソン、クールダウン不要な業務用プロジェクター「EMP-82」を発売

セイコーエプソンは8日、業務用プロジェクター「オフィリオ」シリーズの新製品、「EMP-82」をエプソン販売を通じて11月中旬に発売すると発表した。電源を切った後でも冷却時間をとる必要がない「ワンタッチオフ」機能を備えており、使用後にすぐに持ち運ぶことができる。価格は19万8000円で、同社の製品では比較的低価格なモデルと位置づける。

 「EMP-82」は2003年9月に発売した「EMP-54」の後継機種。投影できる画像の解像度をXGA(横1024×縦768ピクセル)サイズに高め、重量を2.7キログラムと軽量化した。本体の傾きを検知し、画像の傾きを自動的に補正する機能も加えた。

 上位機種のプロジェクターに搭載している「E―TORL」ランプを備えており、液晶の明るさは最大で2000ルーメン。今後1年間で2万台の販売を目指す。(2005.11.8/日本経済新聞

米オールテル 地域携帯通信企業を約10億ドルで買収

米携帯大手のオールテルは18日、同業のミッドウエスト・ワイヤレスを約10億ドルで買収すると発表した。ミッドウエストは米国中西部を中心に顧客約40万人にサービスを提供する地域携帯通信企業。同社の買収を通じて、オールテルは同地域での事業を強化する。

 買収額は現金で10億7500万ドル。監督機関の承認を経て、2006年前半での手続き完了を目指す。(2005.11.19/日本経済新聞)

家電量販大手、軒並み経常増益に・薄型TV好調

 家電量販大手5社の2005年9月中間期の決算が18日出そろい、全社が経常増益となった。薄型テレビやデジタル家電などがけん引した。白物家電も洗濯機をはじめ高付加価値型の商品が好調で、4社が増収となった。全社が減損会計を導入し、コジマだけが損失を吸収できずに最終損益が赤字に転落した。

 最大手のヤマダ電機は薄型テレビやデジタルカメラなどが好調だった。既存店が順調だったうえ、店舗数も前年同期に比べて40増えた。仕入れ価格の引き下げなどで利益率も改善した。エディオンは今期からミドリ電化を完全子会社にしたことで売上高が大幅に増え、コジマを抜き2位になった。パソコンなどの単価下落による粗利圧迫などはあったが、増収効果で大幅増益となった。

 ギガスケーズデンキは既存店は前年同期を下回って推移したが、昨年10月に子会社化した八千代ムセン電機の売上高が279億円加わったこともあり増収を確保。上新電機も阪神タイガースとのスポンサー契約を活用した積極的な販売促進活動の効果で既存店でも前年を超えた。(2005.11.19/日本経済新聞)

中古車競売のオークネット、中古PCの競売サイト

 中古車競売のオークネットは12月9日に中古パソコンの競売サイトを開く。法人間での入札式パソコン売買サイトで、2006年に年間7万2000台を扱う計画。新たな中古パソコン流通市場を形成し、その中核企業の座を狙う。

 パソコンや家電量販店などのパソコン競売サイト「PCαオークション」を開設する。会員企業が一般企業などから業務用の中古パソコンを引き取り、入札形式で価格を決めて売買する。金曜日に入札を始め、月曜日に締め切る方式で、毎週開催する。メーカーやメモリーの容量など各種仕様を指定して検索する機能も強化し、欲しいパソコンの入札や売買をしやすくする。

 1台当たりの取引価格は5000円以上とみている。流通する台数は年内に月3000―4000台、年明けに同6000台を見込む。(2005.11.9/日本経済新聞)

ポータル大手6社が探るモバイル検索の可能性--CJICイベント

 11月18日に開催された次世代の検索サービスのあり方を探るイベント「CNET Japan Innovation Conference(CJIC)2005 Autumn」では、サーチテクノロジー業界の注目企業のキーパーソン達による「モバイル検索の可能性」についてのパネルディスカッションが行われた。

 モデレーターはサーチテリアの代表取締役社長、中橋義博氏。パネリストにはNTTレゾナントポータル事業本部メディア事業部担当部長の小澤英昭氏、NEC BIGLOBEモバイル事業部の前田宏氏、マイクロソフトMSN R&Dセンターインフォメーションサービス開発統括部開発統括部長の淺川秀治氏、ヤフーリスティング事業部検索企画室検索企画1チームリーダーの宮崎光世氏、ライブドア執行役員副社長モバイル事業担当の出澤剛氏、楽天ポータル・メディア事業カンパニーinfoseek事業本部で取締役執行役員の森学氏が登場した。

 前半は各社のサービス紹介がされ、後半には各パネリストから、モバイル検索の最新情報、今後の動向などが次々に語られていった。

 最初に、PCでは検索が盛り上がっているが、実際に携帯電話で検索は活用されているのか?という点についてモデレーターの中橋氏から質問が投げかけられた。これについて、gooの小澤氏から、モバイル検索の利用量は数十倍の伸びという状況が説明された。1年くらい前から携帯電話でキーワードを入れて検索するということが根付いてきたという。また、NTTドコモのFOMAの利用ユーザーが非常に多いのが特徴で、パケット定額制を利用することで料金を気にしないでよくなり、これからますます利用が増えていくと予想している。

 次に、実際にどんな検索ユーザーがどんな検索ワードで利用しているのかという質問。これに対して、ほとんどのパネリストから女性や若年層が多いという声が上がり、PCとは違い、エンターテイメント系などの人名、映画名といったピンポイントでの検索が目立つことがわかった。

 また、PCと携帯で検索サービスにはどういった違いがあるかという質問に対して、同じようなリンク構造がどこまで使えるかという検索精度の問題や、表現の制約などが挙げられた。また、内容の充実したサイトは公式サイトがほとんどだという点も指摘された。その中で、gooの小澤氏が以下のように今後の可能性について語った。

 「PCのようにウェブページ検索だけの機能では不十分。何を探しているのか、入力されたキーワードに応じた専門検索ができるようにすれば、これからのモバイル検索の可能性も広がっていく。モバイル検索はウェブ検索のみではなく、生活するために必要な情報を検索できるものにしていくべきだ」

 モバイル検索が将来どうなっていくかという点では、携帯電話は音や声で探すのが便利な場合もあることが指摘された。たとえば携帯電話で音楽などを拾って検索し、結果を表示するサービスが有効となる。また、レストランを探す場合は、地図や目的地までの交通手段などがシームレスに検索できるといった携帯電話ならではの利便性について述べられた。このような連動で次のアクションに繋げていくことが将来的にモバイル検索の可能性を広げていくことだということでパネリストの意見は一致した。

 その他、参加者にとって非常に興味深いキーワード広告などモバイル検索のビジネス面についてのディスカッションも行われた。今年はリスティング広告の元年とも言われており、モバイル検索は利用者がまだまだ伸びること、さらに日本から世界へとビジネスチャンスが拡大する可能性がある点について意見が交わされた。 (2005.11.18/Cnet)

シャープ、アクセサリー感覚のオーディオプレーヤー発売

シャープは14日、アクセサリー感覚で身につけられるデジタルオーディオプレーヤー「MP―S200/S300」を26日に発売すると発表した。本体を覆う金属リングを衣服やかばんに通し、持ち運べる。ターゲットは20―30代層。価格はメモリー容量512メガバイトのS200が1万8000円、1ギガバイトのS300が2万3000円。月産6万台を目指す。

 六角形の本体やリング採用で耐久性をアップ、高さ140センチメートルからの落下衝撃を緩和する。電源は付属のニッケル水素電池のほか市販の単4形アルカリ乾電池も使える。録音時間はS200で約10時間、S300が約20時間。無線機能で本体内の音楽データをFMラジオでも再生できる(2005.11.20/日刊工業新聞)

東芝、安価なフラッシュ型の携帯デジタルプレーヤーを発売

東芝はフラッシュメモリー内蔵の携帯型デジタルオーディオプレーヤー「ギガビートP5」など2機種を12月上旬に発売する。容量は512メガバイト、1ギガバイトで、1・1型カラー有機エレクトロ・ルミネッセンス(EL)ディスプレーを搭載。パソコンを使わずに音楽を取り込むことが可能で、FM番組の聴取、録音も可能にした。同社のウェブ直販での価格は512メガバイトで1万3900円、1ギガバイトで1万7980円。従来のハードディスク駆動装置(HDD)内蔵モデルに加え、小型軽量で安価なフラッシュメモリー搭載モデルの投入により、中高生などのMDプレーヤー利用者を取り込む。本体は幅31・9ミリ×高さ82ミリ×厚さ13・2ミリメートル。1ギガバイトタイプは重さ約50グラムで最大250曲を収容可能。写真再生、肉声の録音機能も装備。内蔵バッテリーによる連続再生時間は約14時間。(2005.11.19/日刊工業新聞)

日立、接触・非接触型ICカード対応の加盟店端末を発売

日立製作所は15日、従来の磁気カードをはじめ、接触型・非接触型ICカードに対応したクレジットカードの加盟店端末を17日に発売すると発表した。ビザ・インターナショナルの規格に沿った「SG―T」端末で、価格は27万900円。すでにUFJニコスへの採用が決まっており、今後3年間で40億円の売り上げを目指す。

 開発した「HT―2980―T」は、非接触型ICカードの「フェリカ」に対応しているのが特徴。これによりフェリカチップ搭載の「おサイフケータイ」での決済も可能になる。(2005.11.20/日刊工業新聞)

古河電工、リミッター機能搭載のモバイルカード対応ルーター発売

古河電気工業は16日、モバイルカード対応ルーター「FITELnet―F120」にウィルコムのデータ通信サービス「エアエッジ」に対応した製品を発売したと発表した。価格は12万5000円で、年間1万台以上の販売が目標。

 エアエッジのサービスはつなぎ放題「PRO」、ネット25「PRO」、つなぎ放題「4x」、つなぎ放題「1x」、ネット25に、モバイルカードはNECインフロンティア製のAX510Nに対応する。

 エアエッジのサービスである定額料金プラン利用時の料金超過を防止するため、接続時間のリミッター機能を搭載。時間超過時の接続は回線切断、新規接続を禁止することができる。(2005.11.20/日刊工業新聞)

ソニー、鳥の声や楽器演奏の録音に向く携帯型レコーダーを発売

ソニーは、鳥の声など自然の音や楽器演奏の記録に向く低ノイズ設計の携帯型レコーダー「PCM―D1」を21日に発売する。マイクには真ちゅうを削って形をつくった部品を使い、100マイクロメートル単位で位置を調整するなど高精度な加工を施した。音声信号を圧縮せずにデジタル化して記録するリニアパルス符号変調(リニアPCM)方式で録音する。価格は20万円前後の見込み。

 容量4ギガバイトのフラッシュメモリーに音声を記録する。内蔵する電気回路のアナログ部とデジタル部の基板を独立させて、デジタル部が発生するノイズのアナログ部への影響を抑制した。さらに特殊カーボンインクで摩擦ノイズを減らしたボリュームを新開発するなどして音質を高めた。(2005.11.20/日刊工業新聞)