BSフジ、広告に「共同購入」導入・希望者多いほど安く
フジテレビジョン系のBS(放送衛星)局、BSフジは共同購入の仕組みをテレビ広告に導入する。データ放送の双方向性を活用したもので、番組やコマーシャルで紹介された商品について買いたい視聴者が多いほど安くなる。視聴者の囲い込みに加え、新たな販売促進手法として広告主に売り込む。
第1弾として、10日から伊藤園の野菜ジュースの広告から始める。各家庭のBS受信機には電話線につないで放送局に簡単な信号を送る機能があり、CMの後に視聴者が指示通りにリモコンのボタンを押せばデータ放送の画面から商品を注文できる。(2005.12.10/日本経済新聞)
曲がる二次電池で“腕巻きケータイ”を――NECの技術とアイデア
NECが開発した曲がる二次電池は、高速充電・フレキシブルという特徴を生かせる機器に搭載したい考え。腕に巻ける携帯電話などウェアラブル機器に応用できそうだ。
NECの新技術やサービスを紹介するイベント「iEXPO2005」(12月9日まで、東京ビッグサイト)で、同社が7日に発表 した曲げられる超薄型二次電池を展示している。同社は同電池の特徴――曲がって高速充電――を生かせる機器を模索中で、アクティブ型RFIDタグやウェアラブルPC、曲がる携帯電話などが候補に挙がっている。
新電池は厚さ0.3ミリの超薄型。高速充電が可能な「有機ラジカル電池」で、内部がゲル状なため自由に曲げられる。
エネルギー密度は1平方センチ当たり約1ミリワット時。30秒でフル充電でき、小型LEDを20~30分連続点灯させられる。アクティブ型RFIDタグに使った場合、1回の充電で数万回の信号発信が可能。説明員によると、容量は携帯電話の電池の100分の1程度という。今後の課題は高容量化と、新電池の特徴を生かせるアプリケーションの発掘。充電は高速だがエネルギー密度は低いという特徴をどう生かすか、iEXPO来場者から意見を聞いている。「曲がる電池の登場を待っていた」――電池とは別ブースで展示中のデザインモックアップ「tag」の説明員は話す。tagは曲がる携帯電話で、腕に巻きつけたりベルトに吊るすことを想定している。発案した3~4年前、フレキシブル基板や液晶の開発のめどは立っていたが、電池だけが曲がらなかったといい、実用化に一歩近づいたと説明員は期待する。
携帯電話用プロセッサで音声を日英・英日翻訳するシステムも展示している。ユーザーが話した文章を認識し、日本語なら英語に、英語なら日本語に翻訳し画面に表示する
音声認識から翻訳まで約1秒。NECエレクトロニクスの携帯電話向けマルチコアプロセッサ「MP211」を使い、音声認識のプロセスを3段階に分けて並列処理することで高速化した。
日本語5万語、英語3万語を収録。旅行会話に必要な基本的なボキャブラリーはほぼ網羅したとしている。実用化に向けての最大の課題は、ニーズの把握とコストという。
顔タイムカード
これなら代返不可能――「NeoFace 朝顔」は、顔認証技術を使った出退勤管理システム。出社したら、専用カメラに顔を向けるだけで認証終了。出社時の顔写真は自動保存する。万一認識に失敗しても、写真を証拠として残しておけ、他人の代わりにタイムカードを押す“代返”も不可能だ
認識精度は約99%で、指紋や光彩認証などと比べるとどうしても劣る。顔写真が残せることをメリットとしてどうアピールするかが課題だ。
(2005.12.10/IT Media)
携帯電話を翻訳機に
230万件のドメインが偽情報で登録
米会計検査院の報告によると、明らかに偽と分かる電話番号や郵便番号で登録されたドメインは230万、連絡先情報に不備があるドメインも160万に上るという。(IDG)
約230万のドメイン名が、(999)999-999という電話番号や「XXXXX」という郵便番号など明らかに偽の情報を使って登録されており、情報に不備があるまま登録されているドメインも160万に上ることが、米会計検査院(GAO)が12月8日発表した報告書で明らかになった。
Webサイトを登録する組織や個人が、自分の身元を隠したり連絡されることを防ぐ目的で、ドメイン名登録業者に偽の情報を提出した可能性があるとGAOは指摘。偽あるいは不十分な情報で登録された390万件は、GAOが米国議会から調査要請を受けた4490万件のうち8.6%を占めている。
連絡先情報はWhoisというサービスを通じてオンラインでアクセスできる。Whoisサービスのデータは、知的財産権の不正利用やオンライン詐欺の捜査に使われたり、スパムの出所特定、インターネット運営業者による技術ネットワーク問題解消の一助になるとGAOは述べている。
GAOによれば、900件を無作為に抽出して調べたところ、45件で報告書に問題があり、この45件をICANNに提出した。これら45件のドメイン名保有者のうち、11件では30日以内に問題がなさそうな新しい連絡先を提出。既に抹消保留状態となっていた1件は、GAOの報告書提出を受けて抹消された。残る33件は、30日以内に修正が行われなかったという。(2005.12.10/IT Media)
Yahoo!、ソーシャルブックマークサイト「del.icio.us」を買収
Webのお気に入り情報を共有できるソーシャルブックマークサイトのdel.icio.usをYahoo!が買収。先に買収した写真共有サービスのFlickrと密接に連携させる。
米Yahoo!はソーシャルブックマークサイトのdel.icio.usを買収した。両社が12月9日、公式ブログで発表した。
del.icio.usではユーザーがWebのお気に入り情報を登録しておいて外出先からアクセスしたり、ほかのユーザーと共有することができる。創業者のジョシュア・シャクター氏が2003年に友人との間でお気に入り情報を共有するためにサイトを立ち上げ、2005年に会社を設立。Amazon.comやマーク・アンドリーセン氏などが出資している。
シャクター氏はブログ で「del.icioがYahoo!ファミリーに加わりました」と発表。今後はYahoo!の検索チームとともに、「コミュニティーのパワーに大きな重点を置いて、ユーザーがインターネット上で発見、記憶、共有する方法の向上に努める」意向だと述べている。
Yahoo!は先に写真共有サービスのFlickrを買収しており、Yahoo!検索担当のジェレミー・ザウォドニー氏はブログ の中で、del.icio.usとFlickrは密接に連携することになると説明している。(2005.12.10/IT Media)
ICタグに「アジア規格」・日中韓などインフラ完成
日中韓などアジアの8カ国・地域をつなぐICタグ(荷札)の共通インフラが完成し、来年1月から提供が始まることになった。日本で登録した情報が相手国で読み取れるなど国境をまたいだ物流・物品管理が容易になる仕組みだ。日立製作所など日本主導のシステムで、競合関係にある欧米中心のICタグ規格より安価で導入しやすいのが特徴。国際標準の獲得に布石を打つ。
システムを構築したのは日立などが加盟する日本のICタグの普及促進団体ユビキタスIDセンター(東京・品川、坂村健代表)。日本と中国、韓国、台湾、シンガポール、タイ、ベトナム、オーストラリアの7カ国・地域と連携する。(2005.12.10/日本経済新聞)
初日の出や初詣の情報収集はお早めに・ゼンリンデータコム
地図情報配信のゼンリン子会社、ゼンリンデータコム(東京・千代田、林秀美社長)は9日、地図検索サイト「its-mo Guide」(いつもガイド)などで、初日の出・初詣情報の提供を始めた。御来光の撮影場所を探すのにも使えそうだ。
紹介するのは、都道府県別に整理された全国の初日の出200カ所と初詣400カ所。地図上に場所を表示したり、携帯向けに地図URLを送信したり、天気を確認したりできる。
名称や場所、例年の人出、駐車場の有無なども掲載した。初日の出スポットは日の出時刻、初詣スポットはご利益情報を確認できる。年末年始限定の配信で来年1月7日まで。(2005.12.9/日本経済新聞)
六本木ヒルズにデジカメ色の氷ツリー・キヤノン販売
キヤノン販売は23日と24日の2日間、10月に発売した小型デジタルカメラ「キヤノン IXY DIGITAL L3」のキャンペーンで、東京・港の六本木ヒルズに「氷のクリスマスツリー」を展示する。クリスマスシーズンの新しいイルミネーションスポットとして注目を集めそうだ。
高さは土台も含めると約3メートル。氷の塊を積み重ねて制作する。ツリー内部には4色のLEDがあり、レッド、ゴールド、バイオレット、ブルー、ホワイトの5色に変化する。「L3」の本体色は、レッド、ゴールド、バイオレット、ブラックの4色だが、ブラックの代わりにブルーを採用し、ホワイトを加えた。
点灯時間は午後5時から午前0時まで。六本木ヒルズのメーンエントランスである「66プラザ」に展示する。六本木ヒルズでは「けやき坂」や「毛利庭園」も、恒例のクリスマスイルミネーションで彩られている。(2005.12.9/日本経済新聞)
電子書籍配信のEBJ、週刊現代の記事を配信へ
電子書籍配信のイーブックイニシアティブジャパン(略称EBJ、東京・千代田)は9日、講談社の週刊誌「週刊現代」の電子書籍版「デジタル週刊現代」の配信を15日から始めると発表した。最新号の主要記事から読みたいものだけをダウンロードできる。1号当たり10本程度の記事を配信する。利用料は記事1本に付き42―63円。(2005.12.9/日本経済新聞)
EZwebのブラウザで意図しないWebサイトにReferrerが送信される不具合
KDDIは、「EZweb」のブラウザにて意図しないWebページにReferrerが送信される不具合があると発表した。
Referrerは、リンクを選択して開いたWebサイトに対して、前のWebサイトのURLを付加情報として提供するというもの。また、EメールのURLやお気に入りからWebサイトを開いた場合、本来はReferrerを付加しない。
しかし、EメールのURLやお気に入りからWebサイトを開き、「ページ更新」を行った場合、前に開いていたWebサイトのURLを送信してしまうという不具合が発生するという。
この現象が発生するのは、auとツーカーで合計49機種。同社では、希望するユーザは、au販売店においてソフトウェアの書き換えを行うとしている。所要時間は30分~1時間。