ゲイツ会長、広告収入をユーザーに還元する意向表明
Microsoftのゲイツ会長はインドのテレビ局の公開討論会で、広告収入の一部をユーザーと分け合う意向を表明。「Googleは広告収入を1人占めしている」と批判した。(IDG)
Microsoftは検索エンジンから得た広告収入の一部をユーザーと分け合う意向だ。ビル・ゲイツ会長がインドのテレビ局の公開討論会で語った。
Googleのような検索エンジンが広告収入を得ているのは、ユーザーがそれを使ってくれるからだとゲイツ氏は指摘。「Googleのビジネスモデルは無料ソフトに基づくものではない。同社のビジネスモデルは広告に基づいており、そこから大きな利益を得ている」
しかし同社はこうした広告収入を、収益に貢献したエンドユーザーには分配していないとゲイツ氏は言い、「Googleはこの収入を全部1人占めしている」と言い添えた。
(GoogleはAdSenseプログラムを通じ、Googleが販売している広告を掲載したWebサイトパブリッシャーに広告収入を分配している。)
収益をユーザーと分け合うため、Microsoftは無料ソフトあるいは現金をユーザーに提供するかもしれないとゲイツ氏。それ以上詳しいことは語らなかった。(2005.12.9/IT Media)
livedoorが尾道をテーマとした地域情報サイトをオープン
「livedoor 尾道 」は、天気・地図といった、各種livedoorサービスの尾道情報へ、すぐにたどり着ける玄関口として、また、SNSや掲示板といったコミュニケーションツールを通じて尾道にまつわる情報交換が行なうことができる尾道在住の方・尾道を訪問される人に 便利に利用できるウェブサイトだ。
さらにlivedoor 尾道では地元の協力で、ニュース、ブログなどを活用した地域発信の情報提供も行なっていくという。当初は尾道の情報が中心だが、今後エリアを拡大し広島県全体をカバーしたポータルサイトへと発展させる予定とか。(2005.12.9/DoorBoys)
ネットでノミ行為容疑で会社役員を国際手配・警視庁
海外のサーバーを経由したインターネットのホームページを介して、競馬のノミ行為をしたとして、警視庁保安課は9日までに、胴元側で海外居住の会社役員、八ツ田和夫容疑者(52)を競馬法違反(ノミ行為)の疑いで国際手配した。また、東京都町田市の会社員の男(60)ら申し込み客4人を同法違反の疑いで書類送検した。
海外サーバーを利用したインターネット上でのノミ行為の摘発は全国初。
八ツ田容疑者はホームページに、「会員は3万人」「会員にはたくさんの馬主がいる」などと宣伝し、申し込み客を募集。同課は同容疑者が1998年から、少なくとも数億円に上るノミ行為をしていたとみている。
調べによると、八ツ田容疑者は2003年7月から今年1月までの間、日本中央競馬会主催のレースで客10人から約2万5000口、計約250万円の掛け金を集め、ノミ行為をした疑い。(2005.12.9/日本経済新聞)
NAND型フラッシュ大口価格、下げ一服
メモリーカードの基幹部品であるNAND型フラッシュメモリーの大口価格の下げが一服した。携帯型音楽プレーヤーや携帯電話機向けなど需要が旺盛で需給が逼迫(ひっぱく)しているのが背景だ。年明けも品薄感が強く残るとの見方が広まっている。
10―12月期の大口価格は、4ギガ(ギガは10億)ビット品(二値品)が1個3000―3300円前後。2ギガビット品(同)は1600―1800円前後。一部の大口顧客には大容量品について若干の値下げがあったもようだが、総じて7―9月期と同値圏で決着した。
NAND型フラッシュは従来、品薄でも需要拡大を優先することを狙って半導体各社が大口価格を下げる傾向があった。2ギガビット品では今年に入ってからも品薄ながら四半期ごとに7%程度下がっていた。(2005.12.9/日本経済新聞)
日本HP、64ビットCPU搭載のブレードサーバ発売
新製品「インテグリティBL60p」はHP―UX(HP製UNIX基本ソフト)対応のブレード。CPUは最大2個まで搭載が可能。またPCサーバ「プロライアント」のブレード製品とハードの基本設計を統一しており、ウィンドウズやリナックスを搭載したプロライアントシリーズのブレードと同一筐体(きょうたい)で混載できるのも特徴。サーバ統合などの用途で売り込む方針。
また日本HPは、インテル製64ビット拡張CPU「ジーオン」のデュアルコア(演算処理を実行するCPUコアを2つ持つ)製品を搭載した、プロライアントシリーズのブレードも発売した。(2005.12.9/日刊工業新聞)
GmailにRSSクリッピングの新機能
Gmail画面上部にRSSフィードを表示する機能や、PDFなどの添付ファイルをダウンロードしなくてもHTMLで表示できる機能が新しく登場。
米Googleは、WebメールサービスGmailで、RSSクリッピングや添付ファイルのHTML表示といった新機能を発表した。ただし日本語版ではまだ利用できないようだ。
英語版Gmailの新着情報によれば、クリッピング機能はRSSとAtomに対応。Gmailの設定ページで自分が読みたいブログやニュースのフィードを登録しておくと、記事タイトルと情報源、発行された時間がGmailトップページで画面上部に表示される。
添付ファイルをHTMLで表示できるのは、Microsoft Office、OpenOffice、PDFの各ファイル。メッセージ画面を開くと添付ファイルアイコンの横に「View as HTML」のリンクが表示されており、これをクリックすると新しいウィンドウが立ち上がり、添付ファイルをダウンロードしなくても内容がHTMLで表示される。
このほか、電子メール本文に含まれる住所と商品発送などのトラッキング番号を自動検出してメッセージの隣に表示し、ワンクリックでアクセス方法や商品の出荷状況がチェックできる機能も紹介している。(2005.12.9/IT Media)
ランドポート、廃棄ディスクに穴を開け情報漏えいの危険性を軽減する機器
パソコン周辺機器等のランドポート(東京・千代田、傳馬綾社長)は8日、CD―RやDVD―Rなどのディスクに穴を開けて読み取り不可能にする機器を来年1月18日に発売すると発表した。廃棄したディスクが第三者に読み取られて、情報が漏洩(ろうえい)する危険性を軽減する。
発売する機器「CDパンチ」は、読み取り装置がディスクを認識するためのデータが含まれている位置に穴を空ける。読み取り装置はディスクを認識できなくなるため、廃棄後に第三者に取得されてもデータを読み取られにくい。本体は幅10センチメートル、奥行き18.5センチ、高さ7センチと小型で、オフィスの机の引き出しにしまうこともできる。(200512.9/日経産業新聞)
Inmarsat、衛星ブロードバンドサービスの立ち上げ発表
新サービスは通信衛星2基を使い、最大で492Kbpsのブロードバンド接続を提供。世界の地域の85%、人口の98%をカバーする。
英Inmarsatは12月7日、衛星を使って世界中を網羅するモバイルブロードバンドサービス「Broadband Global Area Network」(BGAN)の立ち上げを発表した。
BGANはInmarsatの通信衛星2基を使い、「地球上のどこにいても、ブロードバンドモバイルオフィスを数分で設置して生産性を維持できる」(マイケル・バトラー最高執行責任者)サービス。通信インフラが不安定だったり存在しない地域で、信頼できるセキュアなブロードバンド接続が必要なモバイルユーザー向けに提供する。
アクセスには軽量の衛星端末を利用する。端末は最も小さいものでノートPCの半分程度。有線または、Bluetoothや802.11bの無線LAN経由で接続する。データ速度は最大492Kbpsで、256kbpsまでの帯域保証をするオプションも設定可能。VPN経由で会社のネットワークや電子メールなどのオフィスアプリケーションを利用したり、インターネットを閲覧しながら同時に電話をかけることも可能。
まず欧州、アフリカ、中東、アジア地域でサービスの提供を開始し、2006年4~6月期には北米と南米にも拡大する計画。Inmarsatの衛星2基で世界の地域の85%、人口の98%をカバーするとしている。(2005.12.8/IT Media)
米ラジオ業界、HDデジタルラジオ推進協会を設立
米国の主要ラジオネットワークが、HDラジオ推進を目的とした協会を設立した。受信機の低価格化や認知度アップなどのキャンペーンを2006年から展開する。
米国の主要ラジオネットワーク6社は12月6日、高品位(HD)デジタルラジオを推進するための協会、HD Digital Radio Allianceを設立した。初代CEOにはラジオ業界30年のベテラン、ピーター・フェラーラ氏が就任する。
同協会ではHD2などのHDデジタルラジオ方式を推進し、自動車への採用、受信機の低価格での提供、受信機メーカーや小売業者などとのHDデジタルラジオの共同マーケティングといった活動を行う。
会員企業による2億ドル以上が同協会の広告費としてプールされ、2006年に協会各社が所有するラジオ局で、HDデジタルラジオとHD2マルチキャストチャンネルのプロモーションが行われる予定。1週間当たり、2億人以上がこのプロモーションを耳にすることになるという。
設立メンバーは、Bonneville International、Citadel Broadcasting、Clear Channel Radio、Cumulus、Emmis Communications、Entercom、Greater Media、Infinity Broadcastingの6社だが、ほかの米国ラジオ会社も参加可能だとしている。HD2対応番組のラインアップは2006年早々に明らかになり、全米でのマーケティングキャンペーン計画も発表される予定。
HDラジオはノイズのない、安定した音声放送が可能で、既存のラジオ周波数で高品質AMおよびFM放送ストリーム、そして無線データの送出も可能だという。同協会によれば、全米で600以上のラジオ局がHDデジタル品質での放送を行っており、アルパイン、JVC、松下電器、三洋電機、ヤマハといった日本企業を含む15社が受信機を製造しているという。(2005.12.8/IT Media)
背後にネオナチ賛同者?――Soberワームに「1月5日一斉攻撃」指令
iDefenseがSoberワーム亜種のコードを解読したところ、1月5日に攻撃を仕掛けるコマンドが組み込まれていることが分かった。攻撃でインターネットに深刻な支障が出る恐れがあるという。
最近出現したSoberワームの亜種に、1月5日に攻撃を仕掛けるコマンドが組み込まれていることが分かったとして、VeriSign傘下のセキュリティ企業iDefenseが12月7日、情報を公開した。
Soberは電子メールで拡散し、ドイツ語と英語を使い分けるワーム。2003年10月以来、30種類近い亜種が出現している。
iDefenseでは11月16日ごろに出現した亜種をリバースエンジニアリングして暗号化されたコードを解読し、次の段階の攻撃が予定されていることを発見した。この亜種 は11月22日に、FBIなどからのメールを装った別の亜種の送信を開始。来年1月5日には何らかのコードをダウンロードしてくる設計になっているという。
iDefenseの調べでは、この亜種は既に何百万台ものシステムに感染しており、1月5日の攻撃で電子メールサーバがあふれ返ってインターネットトラフィックに深刻な支障が出る恐れがあると警告している。
1月5日は独ナチスの創立87周年に当たるほか、6日にはドイツで大規模な政治集会が予定されているという。このためiDefenseでは、不正コードと政治的動機を組み合わせた「ハックティビズム」の脅威が裏付けられたと分析している。(2005.12.8/IT Media)