Nielsen、DVRの視聴率調査を開始
Nielsenは12月26日の週から、米国でデジタルビデオレコーダー(DVR)の視聴率調査を開始する。
テレビ視聴率調査会社のNielsen Media Researchは12月21日、米国でデジタルビデオレコーダー(DVR)の視聴率調査を開始すると発表した。
DVRの視聴率は12月26日の週から計測を開始、1月第1週から顧客向けに数字を提供する。調査内容は番組が放送された時間に観た視聴者、放送当日に観た視聴者、1週間以内に再生して観た視聴者の3種類。
DVRの視聴者推計導入によって、視聴者がいつ、どのようにテレビを見るかについてこれまでで最も詳しい情報が提供されるとNielsenは説明している。(2005.12.25/IT Media)
ドコモ、第2世代携帯を再投入・第3世代基地局に遅れ
NTTドコモはいったん凍結した第2世代携帯電話機の新製品投入を再開し、来年発売する。地方を中心に第3世代携帯での通話がとぎれやすい地域が残っており、顧客が他社に移るのを防ぐため、安定した通信ができる第2世代携帯の機種を一時的に増やす。動画のやり取りなどができる第3世代携帯への移行を進め、収入増を狙っているが、移行計画の見直しを迫られる可能性もある。
第2世代携帯「mova(ムーバ)」の新製品は松下電器産業系のパナソニックモバイルコミュニケーションズとNECなどが開発・生産を担当し、2機種程度を発売するもよう。発売済みの機種を基に開発を進めるため、新たな開発投資は少なくて済むという。価格は現行の第3世代携帯「FOMA(フォーマ)」の低価格機種よりも割安な1万円台になるとみられる。(2005.12.25/日本経済新聞
欧州最速スパコンが稼働・仏原子力庁、ブル製を導入
フランス原子力庁(CEA)は欧州最速のスーパーコンピューターを導入した。仏情報大手ブルが開発し、1秒間に約50兆回の計算を実行できる。日本製としては最速のNECのスパコン「地球シミュレータ(約36兆回)」を抜く。世界で4―5位に位置する新鋭機で、核兵器の性能試験などに使う。
CEAの新スパコン「TERA―10」はパリ近郊にある軍事応用部門の計算機センターに設置した。核実験をせずに、核兵器をミサイルに搭載した際に設計通りの性能を示すかなどをシミュレーションで確かめる。同様の手法は米エネルギー省も取り入れている。
スパコンの性能では米IBM製が世界をリードし、欧州メーカーの製品は上位に入っていない。CEAのセンターは高度計算技術の研究・応用で国際競争力を高める目的で、仏政府が設けた官民ハイテク拠点の中核施設でもある(2005.12.24/日本経済新聞)
ビクターエンタテインメント、ITMS向け楽曲提供開始
音楽大手のビクターエンタテインメント(東京・港)は米アップルコンピュータの携帯音楽プレーヤー「iPod」向けの有料音楽配信サービス「iチューンズ・ミュージックストア(ITMS)」に音源供給を始めた。ITMSがサービスを開始した8月時点では見送ったが、年末年始の需要拡大をにらみ楽曲提供に踏み切る。当初は約200曲でスタート、来春までに楽曲数を5000曲に拡大する。
第1弾として供給したのは「くるり」や「Kiroro」、「paris match」などのアーティストのアルバム18タイトルと、それらに含まれる209曲。当初は「サザンオールスターズ」の楽曲は含まれない。価格はアルバムが1200―2000円、単曲の場合は1曲150円か200円。日本ビクターと開発した高音質配信技術を採用し、CD並みの高音質で再生できるという。(2005.12.24/日本経済新聞)
米ベイン・キャピタル、TIのセンサー事業買収検討・米紙
米投資ファンドのベイン・キャピタルが、米半導体大手テキサス・インスツルメンツ(TI)のセンサー・コントロール事業部の買収を検討していることがわかった。米ウォールストリート・ジャーナル紙が23日報じた。すでに交渉は進められているという。
買収額は25億ドル前後とみられている。ベイン・キャピタルはハイテク関連企業の買収を主に手掛ける。一方、TIは、非中核のセンサー・コントロール事業を売却し、中核部門の半導体事業を強化するもようだ。(2005.12.24/日本経済新聞)
米テキサス州、別の複製防止ソフトでもソニーBMG提訴へ
米テキサス州の司法当局は21日、米音楽大手ソニーBMGが販売した複製防止機能付き音楽CDがコンピューターウイルスの侵入を招くなどとして同社を提訴している問題で、問題のソフトウエア「XCP」とは別のソフト「メディアマックス」にも同じ欠陥が見つかったと発表した。メディアマックス搭載のCDを販売した責任についても裁判で追及する構えだ。
同当局によると、複製防止ソフトのXCPやメディアマックスを搭載したCDをパソコンに差し込むと、自動的に同ソフトがインストールされる。これがソフトウエア利用者の事前の同意を義務づけた同州のスパイウエア対策法などに違反しているとして、同当局は先月、ソニーBMGに対し民事訴訟を起こした。ソニーBMGは、修正ソフトを配布するなどの対策をすでに取っていると話している。(2005.12.24/日本経済新聞)
米タイムワーナー、AOL分離も・08年にも上場検討
米メディア最大手のタイムワーナーがインターネット事業部門のアメリカ・オンライン(AOL)を2008年にも上場させることを検討していることが23日に明らかになった。米企業では上場子会社の経営権を握り続ける例は少なく、AOLの分離につながる動き。現在のタイムワーナーは雑誌・映画などの旧タイムワーナーとAOLが2001年に合併して発足した。AOL上場は合併解消を意味することにもなる。
AOLは20日、グーグルから5%の出資を受け入れると発表した。両社の合意では、グーグル側からもAOL株の95%を保有するタイムワーナーに08年7月以降、AOLの上場を要求できる。この条項はタイムワーナーが米証券取引委員会(SEC)に提出した報告書で明らかになった。(2005.12.24/日本経済新聞)
国内最古のバラ園を後世に・ファンが公園へ移植計画
営業しているバラ園としては国内で最も古く、ファンに愛されている東京都目黒区の「駒場バラ園」が敷地の大半を手放し、年内に大幅に縮小されることになった。老夫婦が手塩にかけて育てた数多くのバラを後世に残そうと、各地の愛好家が「新・駒場バラ園を作る会」を結成、目黒区内の公園へのバラの移植計画を進めている。
駒場バラ園は1911(明治44)年に創業し、現在は2代目の入沢正義さん(94)、嘉代さん(89)夫妻が経営。東大駒場キャンパス近くの閑静な住宅街にあり、四季咲きの大輪「ラ・フランス」や、薄い花びらが幾重にも巻く「粉粧楼」などが咲き、「昔は華族や軍人が6頭建ての馬車で買いに来たものです」と夫妻は懐かしむ。
バラ園縮小の話は全国に広がり、新・駒場バラ園を作る会が開設したインターネットのサイトには約2700人の署名が集まった。同会を運営する会社員の穴沢美代子さん(36)は「仕事と子育てに追われる中、週末に立ち寄るバラ園で心を癒やされた。入沢さんご夫妻が歩いて行ける公園に、生きた文化財として多くのバラを残したい」と話している。
バラの移植先としては、2年後に拡張予定の駒場野公園に花壇用のスペースが設けられる見通しだがやや手狭。同会は目黒区に対し、駒場公園の「旧前田公爵邸洋館」前の芝生スペースの利用も働き掛けている(2005.12.24/日本経済新聞)
NY州司法当局、音楽各社を調査・ネット配信で価格拘束か
米ニューヨーク州司法当局は、米音楽業界がインターネットを通じた楽曲配信で販売価格を不当に拘束しているとの疑いで大手音楽会社の調査に乗り出した。各社にとってオンライン配信はCD販売の落ち込みを補う新たな収益源に育ち始めたばかり。疑惑が事実となれば業界の打撃となりそうだ。
調査開始はワーナー・ミュージック・グループが23日、米証券取引委員会(SEC)に提出した報告書で明らかになった。それによるとワーナーは20日、司法当局から「デジタル音楽のダウンロードの価格設定」に関して召喚状を受け取った。
報告書はこの調査が反トラスト法(米独占禁止法)などを踏まえた「音楽業界全体に対する調査」とも説明しており、他の音楽大手も同様の召喚状を受け取る可能性がある。ワーナーは「調査には全面的に協力している」と述べている。(2005.12.24/日本経済新聞)
米リアル、月25曲まで無料の音楽配信
音楽・映像再生ソフトの米リアルネットワークスは月25曲まで無料で音楽を聴けるインターネット配信を始めた。現在は有料サービスの会員獲得策の位置づけだが、利用者が増えればネット広告収入による本格的な運営を検討する。
音楽配信はアップルコンピュータなどの有料サービスをけん引役に拡大が続いており、ネット広告を活用した新たな収益モデルに発展する可能性がある。
新サービスは同社の専用サイトに接続し電子メールアドレスなどを登録して利用する。大手レコード会社などの140万曲から好みの楽曲を検索して聴ける。
パソコンなどへの保存はできず、同じ曲を2回聴けば2曲分と数えられる。これまでも無料で30秒程度試聴できる例はあったが、リアルの場合は楽曲を最後まで再生できる(2005.12.24/日本経済新聞)